USAGIでえと
記事前後しますが、月曜日も夏休みを一日取得し、
娘さんの子守。
プールは連日行っているし、海遊館もこないだ行ったところ。
せっかくなのでどこか遠出でもしようかと思って、
娘には行先は内緒で新幹線に乗って冒険に出発。
娘は、件のトラウマで、高速移動する乗り物が苦手で、
ちょっと新幹線も心配したのだが、あれこれ安全性を話をして克服した模様。
さくらで福山駅まで行き、そこで、こだまに乗り換え三原へ。
三原からは車窓から穏やかな瀬戸内海の景色を満喫しながら
忠海という小さな港町まで。
途中マダムのふるさと生口島・瀬戸田が見えました。
8時半に出発をして、ここで昼前に到着しました。
↓忠海駅
駅から10分ほど歩いたところにある忠海港に向かうと、
平日というのにすごい人。
ここも例によって中国人観光客や欧米の方までいました。
すぐにやってきた高速船に乗り込むと、ぎゅうぎゅう一杯。
さすがに口コミの威力を感じます。
10分ほどで向かいに浮かんでいる大久野島に到着。
ここは最近世界中からも注目を浴びている島で、
なんと野生のうさぎが700羽も生息しているうさぎ島なのです。
うさぎ大好きの娘にとってはきっとパラダイスに違いないと連れてきたのでした。
まずは桟橋から送迎バスに揺らられて休暇村へ。
車中も沿線のいたるところにうさぎ、うさぎ、うさぎ。
すさまじい数のうさぎがいます!
忠海港で売っていたエサ(1袋100円、6袋500円)を用意していると、
その音なのか匂いを嗅ぎつけて、いたるところからうさぎが集まってきます。
最初娘はあまりの勢いにビビり気味だったけど、徐々に慣れてきて
手のひらにエサを乗せて、よろこんであげはじめます。
野生といっても非常に慣れたもので、うさぎにも緊張感ゼロ。
軽くなでてあげたりしながら黙々とエサやりに興じる娘。
うさぎも鳴き声を発するでもなく、黙々と食べ続ける。
とにかく食欲の回路がおかしいんじゃないかというくらい
ひたすら食べまくります。
で、満足すると、繁みのほうへ走って行って、カリカリと土を掘り、
だらしなく寝そべる。
ああ、平和だねえ〜。
ちょうどお昼時ということもあって、いったん休憩で腹ごしらえ。
休暇村にある軽食コーナーでたこ天カレー。
それからソフトクリームもオマケしちゃう。
ソフトクリームにはウサギの糞をイメージした、
豆菓子がトッピングされてます。
休憩を終えたら、再びうさぎとお戯れ。
ただひたすらそれです。
一応休暇村なので、レンタサイクリングとか、プール・海水浴とか
レジャー施設もありますが、そんなことには目もくれず、
ひたすらにうさぎ。
とにかくエサをあげていると、
次から次へと別のうさぎが交代で出入りしてくるので大変です。
娘もすっかりうさぎの大家族のお母さん気取りで、
よしよしとか言いながら、ひたすらエサやりです。
大した金額でもないので、6袋用意したんだけど、
そんなのあっという間になくなっていきます。
あとは娘にプレゼントしたポラロイドカメラでひたすら撮影。
フィルムは3袋用意していたが、それもすべて空っぽになるまで。
4時間ほど島に滞在をして、その間、休憩タイム以外は完全うさぎ。
帰りは休暇村から桟橋までは歩きながら戻ったのですが、
その道中もあちこちからうさぎが飛来し、
立ち止まってはエサやり、立ち止まってはエサやり。
途中、いくつかレンガ造りの建物や塹壕がちらほらあります。
ここは戦時中、毒ガス工場があった場所でその遺構が島中に点在しているのです。
色々な歴史を経て、今この島がうさぎの島として、
小さい子供たちから大人まで人気を得たことはとても良いことだなあと思います。
さてさて、まだまだ”うさぎ熱”が覚めない娘さんですが、
今回は日帰りということで、そろそろ帰ります。
16時台のフェリーで忠海へと戻り、30分ほど待って電車に乗り込む。
三原駅に到着したのが17:35ごろ。
↓三原駅
次の新幹線まで約1時間ほど待ち時間があるので、
せっかく広島に来たので名物のお好み焼きを食べて帰りたいなあと、
改札を出て、駅前の「てっちゃん」というところで、
モダン焼きをいただきます。
ソースがメチャウマで、娘もパクパクとあっという間に完食。
どうやらオタフクではなくテングソースを使っている?
とにかくおいしいかったです。ごちそうさん!
駅に戻って残り時間でみやげを物色し、
そこから再び、こだま⇒のぞみとスイッチして
帰阪が20:20。
その間、思いリュックを自分で背負って、
泣き言も言わず自分で歩いて、娘もたくましくなりました。
とにかくうさぎとのふれあいが大満足だったようで、
お父ちゃんはなによりでした。