記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

和束・笠置コース

土曜日。エンデューロの興奮も覚めやらぬ中、この週末も走りたい衝動が沸いてきます。
午前中はコハさんとのんびり&お買い物♪
先週風邪に悩まされていたのが嘘のように、ルンルンでハイテンション。
お出かけの最中にzzzzzz〜。


奥さんが仕事から帰ってきたのでバトンタッチして14:30に出発です。
このところ急速に日が暮れるのが早い。
帰りを考えるとそう遠くまでは行けなさそう。
でも日曜日は来客があるので走るなら今日しかない。
どこに行こう?
なんとなく事故以降、千里を抜けるのが嫌で、実は一度も北摂に行っていない。
そちらに行ってもよいが、勝尾寺にしろ箕面DWにしろ、
アウターの調子が悪いのでTTしてもおもしろくないので、違う方面に行きたい。
ということで、これから寒くなってからでは行けなくなる和束方面へ。


いつものR163。さすがに14時台は直射日光が暑い!今日は長袖アスタナジャージなので
体温がグングン上がって茹でダコ状態。ウェアのチョイス失敗した?
そして清滝です。復帰1発目は慎重に走りすぎて自己ベストから1分も遅かったが果たして・・・
アウターで25Tとかだと空転してしまうので、
合流地点手前のスロープからは思い切ってインナーで後ろをいつもより2枚重く。
2つ目の信号からはもう照り焼き状態〜。完全にウェアが暑い!
どんどん体力を奪われながらも、ここまではいい感じ。
でも後半でいつもかけているスパートをする力が残っておらず、ペースキープでゴール。
13:13
自己ベストには及ばないが、現状こんなもんだろう。もっと涼しくなれば狙いに行こう。


そのまま休憩なしで奈良方面へ下る。そっからひたすらR163。
珍しく交通量が少なく走りやすい。
木津川を渡って右折、少し行った所のローソンで休憩。
あんまり暑いのでスーパーカップを頬張る。
しばしの休憩後、笠置を目指します。
16:30ごろに目的の横川林道の入り口に到着。
標高差399m 全長4710m 平均斜度8.5%とちょいとハード目のコース。
全くの未知数ながらスタート。
しばらく川の右岸を走り抜けます。斜度はそんなにでもないのでグングン進む。
ということは後半ぐぐっと厳しい坂が待ってるってこと・・・
徐々に林道らしくなってくる。アスファルトではなくてコンクリ道で苔むしているので時々滑る。
一向にしんどい坂は出てこない。川沿いにぐんぐん進む。
奥へ行くほど冷たい空気になってくる。もう秋ですねえ。
やっぱり長袖ジャージで正解!(どっちやねん)
川をくぐって左岸に行ってもまだ緩斜面、何度か川を行ったり来たりして残り2km地点。
どどーんといきなりの急坂登場。ついに来たな、心して上る。
えっちらおっちら上ると意外に早くトップまで到着して、今度は少しの下り。
下って、またも川を渡るとまたアスファルト。ぜえぜえ距離感がわからん。
またも左岸に渡って舗装がよくなる残り1km地点から、激坂開始!
一気にペースが落ちます。
舗装がよくなって走りやすいが、落石を避けながら蛇行して上る。
しんどいしんどいとなってようやく前方に集落が見えてくる。
小さなお寺さんの前でゴール。
25:15。
ラストの激坂区間がしんどかった・・・。


そこから少し進んで、和束へ出る道・三国越林道に出る。
畑にいたおっちゃんに間違いないか確認すると、
「和束まで、まだ大分あるよお〜。」
承知してます。
ここは逆からはTTコースになっている11km。
こちら側からだったら基本下り基調だろうと高をくくってたら
なんの、アップダウンが結構あるじゃないか!
車がほとんどなく道幅が広いので練習にはよい道だ。
途中から尾根に出たようで、東斜面は開けて、山々の連なりが見える。
遠くは青山高原、眼下には小さくR163が見える。爽快。
途中、切山TT、木屋峠TTの分岐を抜けて和束のローソンに着いたのが18:00。
もうかなり日が落ちてきました。少し休憩しながら帰り道を検討。
楽に帰るならR163に戻ればいいが、交通量がいや。
本当はもう一本TTしておきたいので犬打峠TT経由で帰りたいが
そうすると宇治田原〜R317〜京田辺と遠回りになって、帰りが遅くなる。
すると、真っ暗になるだろうけど、思い切って
大正池TTコースを逆に進んで、真ん中を井手町まで突っ切るか。
そこから県道65号経由で高山でR163に合流すればいいか。
走ったことないコースで、かなり暗いがたぶん問題ないだろう。


和束の交差点からほんの少し県道62号を進み、すぐにわき道へ。
そこから少し進むと井手町方面への案内。
以前大正池から下ってきた時はかなりの激坂と感じたが、どうだろうか。
茶畑と民家の中をグングン上る。予想していたよりしんどくない。
何度もヘアピンを上り一気に高度が上がる。
もうかなり暗く、斜度がどのくらいかよくわからない。
トップまでたどり着く頃には真っ暗に。
ここから6km井手町まで民家ナシ。うっそうとした木々で余計暗い。
速く走り抜けたいが、こんなとこでメカトラしたくない。
落石が多いのに、全く前方確認できないくらい暗いから
ライトを下向きにして、慎重に下っていく。
ガードレールにつけられた反射板の光の反射をたよりに前方確認。
本当に真っ暗だ。
とにかく慎重に下る。たぶん20分くらいかかってやっと玉水に出る。


無事山間部は抜けれたけど、帰りはまだまだある。
玉水大橋で木津川を越えて、そのまま県道65号を直進。
意外と交通量がある。
京奈和道の下をくぐり、水取の交差点で生駒方面へ右折。
道なりに進むと、急に直角のカーブになり、そこから車幅減少。
そしてちょっとしたヒルクライム区間になる。
打田の丘越えを無事こなし、そこからは下り。
県道7号から高山大橋の交差点でR163に無事合流。
裏清滝もなんのことはなく、ちゃっちゃと上り、ようやく大阪。
本当は20:00までに回転木馬へ寄るつもりだったが、間に合わず。
一応あいさつだけ寄る。
帰宅は21:00前。やはり日が暮れるのが急速に早くなっている。
午後から出発だと100km走行がなかなか難しくなってきた・・・


※今回は少しサドルを上げて走ってみた。フレームが自分にはわずかに窮屈なので
ハンドルからの距離を少し広げるため。
通常の高さの時より、スムーズに力は入るようになった。
平坦ではゆとりのある姿勢ができ、上りでも変に腕が余らずにいい感じ。
ただ角度がついてしまった分、首を上げ続けるのがしんどく、
後半首の疲労がハンパなかった。
本当はサドルの高さを変えるのではなくステム長を伸ばすのがいいんだけど・・・


走行距離:115.99km
TOTAL:4476.8km