記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

mid夢洲

昨日、21:00にいつものところでぱしゃと合流。
夢洲練へ向かう。
淀川沿いは路面がガタガタで、所々が反対方向の一通なので、
大通りをつないで鷺洲〜海老江常吉というルートで行こうと思ったのだが、
金蘭会のとこで曲がるべき所を、新あみだ池筋をそのまま南下してしまった。
中央卸売市場の横を過ぎ、西九条から北港通で此花大橋を目指す。
本当はこの道は工事が多くて路面悪いし、大型がバンバン通る、
しかも路線バスも頻繁にあるのであまり走りたくなかったのだが・・・
此花大橋では、ぱしゃもがんばって上りついてくるが、途中で失速。
そのまま下って、舞洲をスルーしてもう1ピーク。
ぱしゃが勢いで行ってみるとスパート。
どえらい重いギアでグングン上ってゆく。追いかけるのがやっと。
こちらもアウターで攻める。
しかしすごい進歩だと、思ったら案の定中腹で完全失速。
そりゃそうだ。
こんな200,300mほどののぼりならいいけど、
そんな無茶なペースで峠とか攻めたら体壊しますぞ。


今晩も夢洲に上陸!
そのまま直進してまずはオーバルをごあいさつの1周。
一旦、スタート地点で休憩。
3周スプリント勝負しようぜというので、
1周目軽く回しながら2周目からヨーイドン。
いきなりものすごい加速でぱしゃが前に出て、ちぎられそうになる。
平坦は速いなあ。最大出力が違う。
体重差がすごいので、向こうは重いギアを回せるんだろう。
ゴールスプリントとかは負けるかもね。
でもこのペースで行ったら2周目で完全に失速やなと思いながら、
あまりに離されてもいかんので、相手のカマかけに乗って、
こちらもアウターに入れて重いのを回す。
北端のカーブが少し下ってて、そこで5mほど差をつけられたのだが、
そこから信号過ぎるあたりまでの若干の上りで追いつく。
まだスタートしたとこなのに重いよ。
ここで抜いて先頭に出る。追いすがるぱしゃ。
ライン取りの差なのか、南端のカーブ区間で大きく差が開く。
メインストレートに入ると強烈な向かい風。
回しても30kmくらいしかでない。
ここは無理せず体力温存で、インナークルクルに切り替える。
そのうちぱしゃ徐々に近づいてくる気配。
カーブに差し掛かる手前で、ものすごい加速でぱしゃがスパート。
慌てて、アウターに入れて追いかける。
上り区間で追いつくかと思ったが、差は縮まるものの、なかなかどうして速い。
マジでこのペースでいくんかい?ぱしゃのスプリント能力すげえと
驚きと焦りを感じながら、信号を通過。
と、さっきの上りでがんばりすぎたのかぱしゃが急に失速するので、
ぱあっと横をかすめてトップを奪取。
しばらく後ろにつかれていたが、カーブ区間の手前から徐々に差がつき、
メインストレートに入ると姿が見えなくなる。
再び向かい風でラスト3周目。もう抜かれまいと必死で回す。
カーブに入り、後方を確認するがまだ見えない。
勝利を確信するも、こっからは限界まであげる練習とスパート継続。
ラストのカーブ区間に入ってから下ハンダンシングでストレートに戻る。
加速したスピードを保ったままストレート、最後のあがきでゴール。
で、ぱしゃはというと2周でストップして、
ゴール地点でお茶飲んでやんの。
こらあっ!


ぱしゃは平坦での瞬発スピードは確かに速いが、それも1kmと持たない。
しかもロケットスタートのごとく、のっけから全力使い果たしてしまうから、
序盤で失速して、あとはもうダラダラになってしまう。
上りでもロングでも、大事なのはペース配分。
瞬間最大出力よりも、持続して一定のアベレージを出す方が大切。
今日は1周始まった直後から、いきなりゴールスプリントのようで、
こちらもイチイチその挑発に乗って、まんまとペースを狂わされたので
大変疲れたが、なかなかいい練習だった。


そこから大橋を再び渡って舞洲へ。
アリーナのところの自販機で小休憩後、常吉海老江経由で23:30に帰宅。
2時間30分で大満足の夜練でした。


走行距離:55.20km
TOTAL:1771.56km