記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

トリオ de 舞洲 kurubi教官集中講座

金曜日。
前日までの過酷な取材のおかげで朝から相当な筋肉痛。
これだけ疲労したのは六甲全縦以来かというほど。
2日家を空けていたし、コンディション最悪だし、
家でおとなしくしておこうと思っていたのだが、
ぱしゃ君から今日は舞洲でkurubiさんと走る予定と聞き、
一緒に走る機会を逃すまじと出動する。
出張の間に山のようにたまった仕事をどうにかやっつけ、
20:30に出動。
取材で相当歩き倒したせいで、いつもと違う箇所の筋肉痛のためか
全然脚が回らない。
2人とも待たせているので急ぎたいのだが、
全身モーレツな倦怠感で、気力もなく、20kmペースでダラダラ。
こんなんで練習に参加して邪魔にならないだろうか。
R43を過ぎてから、ちょっとアップせねばと強度を上げるが
追い風の割に35km程度しか出ない。
で21時ごろに舞洲上陸。
ローソンにいる2人を一回見送って1周だけ周回する。
下り区間が結構厳しい向かい風。
で、ようやく3人集合です。
ぱしゃ君はすでに暑さにやられてダレダレ。
kurubiさんはシルエットから見るからにいい感じに仕上がってます。



さて、とりあえず5周高速巡航練習をやっておきます。
今日の主たる目的は舞洲クリテにむけてぱしゃ君を強化することです。
せっかくなのでkurubi教官にしごいてもらいます。
最初はぱしゃ君のペースで入って行き、交互に先頭を交代しつつ2周。
筋肉痛と疲労で結構しんどいが、人と走ることの効果か、意地か、
なんとかペースについていく。
3周目の上りでkurubiさんがペースを上げて追い込みをかけていくが、
ぱしゃ君は早々に失速。自分は何とかkurubiさんの背中を追っていきます。
kurubiさんは高ケイデンスでくるくるとまわしながら40km前後のペースで上がっていく。
乱れのないきれいなフォームです。
自分はそのペースについていくために、
ギアを2枚重くしてシッティングでゴリゴリ踏んでいきます。
なんか全く走り方のスタイルが違ってしまいました。
去年までは、自分もクライマーを目指してクルクルまわしていたはずなのに、
コスカボを購入し、超ロングに勤しむようになって、すっかり変わってしまいました。
ロングだと、わずかな上りに対応するより、
圧倒的に長い平坦の巡航速度を上げる方が有利だから、どうしてもそういう走り方になってしまう。
4周目に入り、自力に勝るkurubiさんの背中が少しずつ遠のきます。
得意の下り区間が向かい風のため、なかなか差が縮まりません。
コーナリングの立ち上がりの加速で少しずつ差を詰めますが、もういっぱいいっぱいでした。
まあでも、あの日のコンディションにしてはよくやったほうだと思います。
ぱしゃ君が完全に行方不明になったので、練習を打ち切ってローソンへ。
しばらく待っていると、ぱしゃ君、真後ろからディスクホイール履いたローディーに煽られてました。
しばらくローソンで休憩をはさみます。



さて休憩後、再び周回します。
入りはぱしゃ君のペースで進む。
途中上りの区間で、kurubiさんに先行してもらい、
それを追っかけるというシチュエーションで上り全力。
追っかけられるよりも追っかける方が楽なので、その状態で100%以上の力を出させるためです。
短い上りだし、ここはkurubiさんとの勝ち負けはないので、気にせず全力を出してほしかったのだが、
上り口少し過ぎたところでもう勝負を諦めてクルージングしてしまっている…
うむ〜。
そのあとも周回を重ね、ぱしゃ君流に一番重いギアでゴリゴリ上る練習を2,3周。
ここも後ろからぱしゃ君にプレッシャーをかけて全力を出させようとするのだが、
並んで追い抜いた瞬間に、もう手を緩めてしまうのがどうもいけない。
ぱしゃ君は体力的なスタミナというより、
ラストまで全力を出すだけの気迫というか、根性が足りませんなあ。
スキルの問題ではなく、根性を鍛えるには過酷な条件でとにかく走るしかない。
この日も暑さで過酷ではあったが、それはみな一緒の条件だし。
このままでは舞洲クリテはかなり黄色信号点滅。
本番までにマインドの強化が必須です。根性見せろ〜。


そうこうしているうちに22:30になり、kurubiさんが時間となりお別れします。
なかなか実のある練習になりました。お疲れ様でした〜。
またやりましょう!
そこからぱしゃ君とはダラダラと帰り、途中でガリガリ君チョコリッチ食べて帰る。


そうそう、9月の大台ケ原HCにエントリーしました。
まあタイムうんぬんは勝負にならないので、控えめに完走狙います。


走行距離: 52.71km
TOTAL: 6182.72km