記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

BRM807  泉佐野〜青山峠〜泉佐野300km その1 (スタート〜雄ノ山峠〜第1CP〜女寄峠〜第2CP)

前日の晩にメンテ&荷造りをと思ってたが、このところの激務で爆睡してしまう。
そこで、コハには本当に申し訳ないのだが、土曜保育にお願いする。
コハは大ハッスルだったようだけど、休みに一緒にいてやれず反省・・・
保育園から戻ってきて、家の近くの広場でメンテ。すでにめちゃ暑い。
どうもリアの変速で、3、4速に入れると異音がするので洗浄&注油。
それから、前灯を1つ追加したり、義務付けられているベルの装着など、ブルベ仕様にする。
ブルベといえば、各人アイデアを絞って、ルートマップやコマ図をハンドル部分につけるのだが
ほぼ頭に叩き込んだので、今回は地図はたまに見るだけなのでポッケ。
そんなこんなで暑い中2時間くらい格闘して、汗びっちょり、ぐったり。
家に戻って、今度は服とか食料とかつめる。
あっという間にお昼。娘を迎えにいって、奥さんが仕事から帰宅。
仮眠しようと思ってたが、結局出発前に20分しか寝れなかった。


15:50にいよいよ出動。自走も考えたが暑すぎる。スタート前にバテてもしゃーないので電車。
天下茶屋で南海に乗り換え、りんくうタウンまで。
コインロッカーに着替えやら荷物をデポしてスタート地点に到着。
おるわおるわ、このクソ暑い中夜通し300km走ろうというおバカな人たち。
なんかうれしくなるね。
参加証と引き換えにブルベカードをもらい、スタート時間まで待機。
ウロウロしてたら、なんと、のぼ隊長発見!おお。
明日の木馬大運動会&BBQは?と聞くと、それまでにはゴールして参加しますとのこと。
ナルホド!元気ですなあ。



いよいよ装備チェックがはじまる。20番目くらいにチェックを受けていざスタート!
と、いきなり信号に引っかかる。
リスタート後、ナリーニを着た人が先頭で、2番手で走行。30kmくらいのゆったりペース。
陸橋を2つ越え快調快調と思ったら、ショッピングモールのとこで信号につかまる。
ナリーニさんは先に行ってしまったので、ここからは5人くらいの集団を曳きます。
踏み切り越えてしばらくして、前方5人くらいに追いつき、集団は10名ほどになる。
岡中西から和泉鳥取までのちょっとした丘越えで集団のペースが落ち、
速い人が先に行ってしまうので、便乗して前の人を追い抜きスパート!
と、またもや信号にひっかかり、集団の先頭に出ただけ。うむ〜タイミング悪し。
和泉鳥取から雄ノ山峠までは、ゆるゆるながら上り区間
まあ言ってもR110レベルなので、20kmオーバーで淡々と進む。
後ろの集団はもう全く見えなくなってしまった。1人だけ100mほど後ろで走っている人がいる。
さっき、和泉鳥取で話しかけたら、どうもこのコース初めての様子。
この先通過チェックの大垣内までが超ローカル道で迷いやすいので、
ちょっとペースを下げて、上がってくるのを待って、一緒に行きませんかと声をかける。
それがチネリ乗りのestrada2008さんで、この後ゴールまでランデブーと相成ります。
大阪側から雄ノ山峠への上りはさくっと済まし、和歌山側の激坂を下ります。
そっからJRをまたいで左のわき道へ。
ここは路面が悪く、見通しも悪いのでまだ随分と明るいうちに通過できてよかった。
川辺橋を渡り、ここから怪しい小道ゾーン。
ライオンズマンション横をかすめ、JR越えて、集落の細っそい道を進む。
無事に通過チェックの大垣内のローソン到着。(時間忘れた)



自分のプランとしては、まだ日の明るいうちにできるだけ距離を稼いどきたいので
レシートチェック用に簡単なお菓子とドリンクを買って流し込み、即スタートする。
前方に山岳ジャージのスペシャさん&LEMOND乗りの2人組みが見えたので、38kmくらいだして追いつく。
いい感じで足が回っていたのに、船戸で県道10号に入る交差点で思いっきり足止め。
ここ、いつもかなりの交通量なのになぜ信号をつけないかね。
なかなか右折のタイミングがなく、待ってたら、右折レーンに20人くらいローディーが待機!
危ないヨ!
なんとか8分位してタイミングを見つけ、一斉に右折。そこからダウンヒル
下ってる最中にトラックのおっさんが心無いクラクション鳴らしよる。何様じゃい。
そこから2度ほど曲がって、無事海南方面へのロストを免れる。
あとは紀ノ川沿いに行くのみ。
荒川中の信号で前の2人と千切れてしまい、そこから集団を曳いて2人を追う。
レースじゃないんだけど、逃げの2人を追う追走集団の様相。
竹房の上りで、ナリーニさんが交代しますと言って先頭へ。ハイペースで上りをこなす。
下りで再び先頭に出て、37〜40km曳き。
ぱしゃ君がいないのに、序盤からなぜにこんな展開?と思いつつ。
先行していた2人のライトが見え始めペースアップ。曳きっ放しで疲れる〜。
竜門橋のところで先頭の僕と後ろにいたestrada2008さんは直進したのだが、
後続の10人ほどの集団は左折して新道へ行ってしまい、集団から一時離脱。
でも、結局先で一緒になるんだけどね。
で、集団の最後尾で復帰。しばらく曳きまくりだったのでちょうどいい交代だった。
集団は、先行していた2人を信号で吸収し、12人ほど。中にはあの三船選手まで!
すでに日は落ち、ちかちかと色とりどりのライトが光るのを見つつ、上りをこなす。
この集団傍から見たらゼッタイ怪しい!
ペースは一向に落ちることなく、九度山、橋本と過ぎていく。
R370から県道55号になる信号のところで、タイミング悪く赤で2人取り残される。
もう十分予定よりマージン稼いだし、道もわかるからと思いながら、
なぜか自然と集団を追うためペースアップ。
ここでestrada2008さんに前を曳いてもらい、ひたすら追走。
冨貴への道との分岐の手前で、集団から送れた2人組みをキャッチ。
そのまま抜いて、ペース維持。でも集団の背中も見えない。
やっぱり集団は偉大だなあとあきらめかけていたら、
丹原の交差点で信号待ちをしているところに無事追いつく。
PCまでわずか500m手前での復帰でした。
20:39、第1CPの五条病院前のサークルK到着。
70km近く走ってまだ2時間半しか経ってない!



PC1でも、まだまだ元気だし、集団が大きめで混み合っているのでさっと休憩を済ましリスタート。
五條の交差点は歩行者用のトンネルを歩きます。
そこから住川まではゆる〜い上り。途中の信号で先行していた1人を吸収します。
このインタマ乗りの方も同士となって、ゴールまで同行することになります。
帰路にPCとなる住川ローソンの所を右折し、テクノパークまでの10%程度の1km上りをこなす。
そこから恐怖の真っ暗闇ダウンヒル
正直2灯用意したけど全然歯が立たない!
estrada2008さんの超強力ハイビームのおかげで本当に助かりました!
奉膳〜葛と通過、飛鳥までは行きは迂回路を使わず。なんせゼッタイに暗いはずだから。
壺阪山でR169に入り、飛鳥。飛鳥からアップダウンをこなして
亀石〜雷〜木材団地と進む。
忍阪のえぐい上りの前に、ジャブの上り。
ここは野犬注意ゾーンだからとしゃべってたら、どこかで犬がワンワン!ヤメテ〜。
一旦休足の下りを終えると、いよいよ最大の山場、忍阪の上り。
序盤は何のことはないが、後半につれ斜度が上がり、最大13%くらいかな?
とにかく残り2kmはちょっとの足休めもなく10%以上の斜度なのでツライのだ。
しかもかなり序盤から、コース全体を見渡せるので精神的に萎える。
でも行くしかない。上りきったらすぐ下ってPCなので3人各自のペースでということで。
序盤は6%とか7%とかなので20kmペースで前を曳く。
そしてラスト2kmに突入。登坂車線が始まりぐぐっと上り。延々のストレート。
ヒーヒー言いながら12〜14kmで進む。
そのうち、後方からのライトがなくなり1人旅。
信号まではとにかく耐えて耐えて厳しかった。そこで少しペースを落として
後ろを見ると2人いるので、よかったと思ったら、1人は後から追い上げてきた方でした。
しばらく待って、峠までもう一上り。
ここからはestrada2008さんと2人旅。途中左足が軽く攣るが問題なし。
PC直前の左折にある、見えないcateyeに十分注意。
22:33、第2CPの榛原ローソン到着。
ちょっと遅れてインタマさんも到着。



ここで1/3が終了。
予想以上にハイペースな前半戦を終え、ここからようやく本格的なブルベが始まる。
その前に少し長めの休憩と晩ご飯にありつく。


その2へつづく…