記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

ちょいと六甲

日曜日。午後から友人がお子を連れて遊びに来るので、午前のみの出動。
7:00に出るつもりが、寝坊して9:00出動。
最近どうも起きれない…
とりあえず猶予は5時間。どこへ行こうか?
北摂の新コース視察か、あるいは久々六甲か。
とりあえず長柄橋まで上がって山の具合を見てから決める。
あがってみると、これはこれは綺麗な六甲。山上も白くないし、問題なさそう。
宝殿から上は、びしょびしょかもしれないのは覚悟の上。
天竺川〜猪名川CR〜昆陽池と進み、逆瀬川


ウィンブレ脱いで、フリース全開き状態でスタート。
序盤24〜27kmペースで進むが、2つ目の信号であえなく捕まる。
そして逆瀬川マンションのところでも1回。もう1回はタイミング合わせるためにペースダウン。
と、序盤でズルズル後退。
甲寿橋通過が16分ちょい。この時点でベストから3分近く遅いぞ。
そこから少しだけペースアップ。
盤滝で22分。
こないだまで半閉まりだったゲートが全開になってる。
ということは凍結の心配はなし。電光盤の表示も6℃。
なんか今日はすでに結構足にきてます。そしてフリースが暑い!
何人かローディーさんが下って来るので軽く挨拶。
なんとかファーストまでたどり着き、ようやく本番。
この辺から路肩に残雪がちらほら。でも走行には問題なし。
ここでシフトの際に、後輪が空転したので、後ろを振り返ってみると何かが目に入る。
後方からダンシングで追い上げてくる白いローディーさんの姿!
これは意地でも抜かれるわけにはいかぬ。
とりあえず自分の背中が相手から見えない状態にまでもってかないと。
ということで、スイッチ切り替え超バトルモード覚醒。
せいりゅう橋を越え、セカンド通過。ここから宝殿までが勝負どころ。
ストレートの上りは焦らずシッティング。九十九折橋からはダンシングを交えながら速度固定。
後ろを振り返ってみるが姿が見えない。
宝殿通過が41分。一番しんどい区間はここで終了したが、少し足に来た。
でも、ペースを落とすわけにはいかないのでふんばる。
東縦走折れのところまで来てもう姿は完全に見えなかったが、最後の踏ん張り。
トンネル抜けてから早めにスパートしてゴール。
52:20
なんとか逃げ切って面目躍如。
タイムは結局序盤のロス分だけ遅かったが、
甲寿橋からのしんどい区間はまずまずのペースだったことになるのでよしとしよう。
このところ仁川経由だったので、10km以上の本格ヒルクラは実に久々。
上れてよかった。土曜のブルベにも安心して出れる。


↓先月は真っ白だったが、見事に溶けてなくなった一軒茶屋


体は火照りまくりだが、冷えないように再び着こんだり、
あったかいお茶を飲んだりしていると、さっきのローディーさん、KLEIN乗りさんとお話。
どうも甲寿橋手前のゴルフ場のところからすでにマークされていたらしく、
必死で追いかけてきていたらしい。
いやいや追い込まさせていただいてありがとうございます。
KLEINさんはそのまま先へ行かれるということで、お別れし、早速下ります。
先月よりも全然路面状態はよく、というか全く問題ないので普通に下る。
途中上ってきている人たちに、ガンバレ!と声掛けしながら下る。
盤滝まで無事下ってきて、もうセーフティーゾーンと思ったら、
一通の分岐のところで、アホのジジイが道を横断する形で軽自動車を停車してて、
こっちもそれなりにスピード出てたので危うく衝突しかけた。
なんとか減速したが、本当に肝を冷やした。
もし代替のリアホイールじゃなくて、修理前のイーストンなら絶対アウトだった。
ちゅうか、あんなところでUターン切るバカがどこにおるねん!
モタモタとU切ってるうちに、上からも下からも来た車に散々クラクション鳴らされてた。
そうらそうだ。分別つかんくらい耄碌してるなら免許返納せい!


甲寿橋まできて、そのまま鷲林寺方面へ。そこの信号を左折して甲山へ。
新コース提案中の仁川だが、コース距離が足らないという指摘があったので
五ヶ池ピクニックロードの突きあたりまでゴール地点を延長すべく寄る。
ここはテニス場へ行く車以外はほとんど車がこないので爽快に走れる。
といってもピクニック客には要注意だが。
一旦下って、そっから写真撮りながら上り返す。


ここのコースへの指摘として、住宅街を一部通るのは近所迷惑だというコメントがあったが、
やっぱりこのコースは色々な点で魅力的でいいと思う。
同じ六甲山頂への東側からのアプローチとして、
本コース以外に鷲林寺コース、逆瀬川コースがあるが、
どちらも序盤、鷲コースでは夙川学院まで、逆瀬コースではゆずりは台までの路肩のほとんどない区間で、
自分の後ろに車の大渋滞をつくる方がよっぽど近隣住民への迷惑度は高いと思うし、
事故の確率も高いと思う。
セーフティーに六甲にアプローチできる第3のルートとしては十分に使えると思う。


それに、元々あの住宅地が造成される以前から、この五ヶ池ピクニックロードは存在していて、
自分が小学生の自分から、このピクニックセンターへの道は、
サイクリストやハイカー、アスリートの多くが利用しているところで、いわばメッカ。
実際自分も小学校時代から練習場にしてたくらい。
そういった意味で、ローディーが坂を上っていることに、不信感や不安感を抱くようなことはないと思う。
それをいうなら北摂の高山の集落の人とか毎週末にどれだけ迷惑がってるんだろうなあ。
もちろん、迷惑な連中はどこでだろうと嫌がられるだろうけど、それは個人のモラルの問題。
また、コースに修正を加えて再アップと、再申請する予定。


↓激坂区間から少し上ったところの広場から宝塚市を一望


そこから仁川まで一気に下って、新幹線沿い、甲武橋〜武庫川堤防〜武庫之荘
そして塚口とつなぐ。先週大火事があった塚口商店街は見るも無残だった。
あそこに昔あったお肉屋さんのコロッケは絶品で、子供の頃のごちそうだった思い出がある。
そこからは、藻川〜神崎川〜西中島といつものルートで帰宅。
ちょうどマシンを玄関から入れようとしたときに、友人がやってきた。
ギリセーフ!


走行距離:71.59km
TOTAL:1057.9km