記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

追悼の神戸夜練

金曜日。震災から1週間が経ちました。
体調が悪いというのもあったが、自分なりの追悼の明確な意思としてノーライドを貫きました。
それは自分の家族との時間を十分に取るという意味もあります。
1週間経ち、前を向くと言う意味で、そろそろ正常な日常生活を再始動しなければならない。
ちょうどぱしゃ君から、3週間ぶりのライドを打診されていたので、2週間ぶりに走ることにする。
地震後初の目的地は神戸。何の役にも立たないことは百も承知だが、
神戸から東北へ思いを届けたい、そこが再出発の地としては最適だと思ったから。
ルートはちょうど最後に走った神戸ポタのルート。あの時はNZへ向けてのライドだった…


20:45にいつものところで合流。脚の具合や発熱の影響もあるので慎重に。
症状は薬のおかげでほぼないのだが、その薬の副作用で頭が割れるように痛い。
比較的副作用がないと言われているものなのだが、相性がすこぶる悪いらしい…
一方ぱしゃ君も3週間ノーライドで体が重いらしく本調子ではない。
とりあえずいつもの淀川沿いでR43まで。
そこからしばらくは道なり。いつもの夜練に比べて早い時間帯だったので少し交通量が多いので慎重に。
武庫川までは辛抱してR43を突っ切る。
そこから、南武橋を越えて、県道341号を西へ西へ。
芦屋川にぶち当たって、R43へ再合流。サンシャインワーフで脇道に入り、
そこから六甲アイランドへ上陸。


東埠頭のところのファミマで一旦休憩。そこで岡山エンデューロのエントリーフィーを支払い。
4/17の舞洲クリテの練習で、コンビニ前から一回東埠頭TTをすることに。
1周は下見。途中で、1人GIANT乗りの方がおられたのでご挨拶。
2周目から1本勝負。
スタート地点からぐ〜んと加速するぱしゃ君。42,3kmで追うが一度ついた差はなかなか詰まらない。
東向きに転じて長いストレート。
ぱしゃ君は相変わらず重いギアでペースを維持しているが伸びがないようだ。
ここから、足の具合を確かめながらギアをあげて少しずつ差を詰めてゆく。
ストレートが終わり、ぐるっとカーブ区間で追い抜く。
しばらくぱしゃ君が真後ろについていたが、ラスト西向きストレートの途中でぱしゃ君はあきらめた様子。
ぱしゃ君を置いてダンシングを混ぜながらラストスパートしてゴール。
ある程度重いギアを回しても左足に痛みが出なかったのが何よりの収穫。
一旦休憩で、こないだ見つけておいた波打ち際のカフェ、feelへ。
ここは店員さんがきさくでよいです。


再スタート後、六甲アイランドを後にし、ひたすら西へ。
HAT神戸を貫き、税関前を通過して、メリケンパークへ。
ここで2人で、東北の方角へ黙とうする。
それから東遊園地へ移動してここでも黙とう。


↓神戸から東北へ


そこから帰りはR2を突っ切る。
途中でガス欠のため尼崎に入ってから真夜中の餃子の王将に手を出す。
天津飯に餃子2人前。
喰ってるときは至福そのものだが、リスタート後胃からのリバースは強烈すぎる。
で、2:00に無事帰宅。
2週開いて体がフワフワしたが、足の違和感も痛みもなくて少し安心した。


↓深夜の餃子の王将はこたえる



走行距離:92.36km
TOTAL:1526.74km