記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

灼熱地獄

もうね。こんな暑い時に、自転車乗ったら死んでまうわ。
しかも何を誤ったか、”一応”去年最高気温を出した八幡・宇治エリアに行ってしまった。
ヒルクラTT2本で、脳みそが解け、
日差しから逃げ場のない淀川CRで撃沈。



朝早くから出動しようと思っていたが、
色々と立てこんでいたので結局10:00出動。
ホイールは相変わらず音鳴りがするのでフルクラム7の履き古し。
すでに暑い。往復100km制限の中で行ける範囲で、ということで宇治へ。
城北運河〜第2京阪〜河内森。
コンビニで水分補給後、傍示峠TT。
スタート直後に、前方にママチャリに乗ったおっちゃんが、
蛇行しながら急坂を上っている。
道いっぱい必死で上がっているので、抜きあぐねて少しタイムロス。
路面のガタガタに苦戦しながら、徐々にペースをあげる。
木々に覆われていて直射日光は避けられているのに、空気が暑く、
心臓バクバク、頭が朦朧とする。
すでにお湯になったボトルの水を頭や足にかけながら上る。
展望岩のところを通過したところで対向車が来て一時ストップ。
リスタート後ロスを挽回しようとペースアップするが、
集落に入る直前にもう一台来て、ペースダウン。
集落区間は直射日光と草いきれで完全にのぼせる。
最後の最後はヘロヘロでダンシングしてゴール。
12:57
自己ベスト更新だが、前の2回はアウター縛りだったりして参考記録だったので
まあ現状こんなもんでしょうか。



ゴール地点でしばし休憩後、反対側へのんびり下る。
穂谷の方へ折れてからは快適なダウンヒルで涼。
R307に合流して、少しアップダウンを繰り返し、山手幹線。
京奈和道の側道で木津川を渡る。
もちろん、ちゃんと通行料10円はお支払い。


木津川。嫌味なほど快晴。


渡りきってから大久保バイパスをひたすら北上。
途中の電光板には気温37度の表示。微熱どころやないですよ。
県道15号で右折し、大久保駅を通過。
ここから宇治までは交通量の多い狭小のヒルトップ越え。
車の排ガスと照りつける日光、そして嫌な上りで暑さが我慢ならず
途中のコンビニにたまらずイン。
わずかばかりの日陰で、水を浴びて、アイス食べて、
ペットボトルを飲み干すが、体がもうカッカしてしまってたまらない。
まだ暑さに体が慣れていないのもあるが、
今日の暑さ、特に日差しの強さは殺人級だ。
そっから県道3号に入るつもりが、曲がりどころを1つ間違えて
山城総合運動場の方へ上ってしまう。
誰かのライブのリハなのか、轟音がする。
トップまで上りきって、白山を経由して、軌道修正。
白虹橋から天ヶ瀬ダムを眺める。
今日はダムがお目当てではないので、上までは行かずにスルーして、
そのまま志津川の集落へ進む。
集落の真ん中の分かれ道のところで、再び水分補給。
飲んでも飲んでも埒が明かない。
そこから少し進んだところにある神女神社でひと休憩。


天ヶ瀬ダム


神女神社


はてさて、ここまで来るだけで随分疲労困憊ですが、
本日のメインディッシュ、喜撰山ダムTT初上り開始します。
序盤からクネクネと厳しい上りが続く。
ダンシングを交えながら上っていく。
木々が多いので太陽からは隠れられているのだが、
草いきれがものすごく暑い。
心臓バクバクさせながら、息も絶え絶え上っていく。
しばらくすると、斜度が緩み少しペースアップ。
中盤の区間は意外と緩いのだが、
なぜか平均斜度10.8%とインプットしていたので(実際は8.4%)、
この感じだと最後にめちゃくちゃキツイ坂が来るに違いないと
勝手に思い込んでいたので、慎重になりすぎてペース上がらず。
横を流れる川が少し離れ、左手にフェンスが登場するくらいになって
もうじきかとペースをあげる。
ぐるっと右にカーブしたくらいで、距離メーターを見るともうすぐゴールのはず。
ここまでは序盤を除けばユルユルだったので、激坂来るかと身構えたものの、
いきなりダム湖が登場して肩透かしでゴール。
14:06
やはりコースが頭に入っていないとダメでしたね。
それより、暑さで死にそうですが・・・
ゴール地点から少し先まで進んでみるが、ボトルの水が売り切れ。
ここから先、山へ入っていって自販機があるかどうか不安だったし、
まだ無理は禁物(すでに無理してるが)ということで、引き返す。
宇治で何か食べていこうかと思ったが、水の飲みすぎで食欲がわかず
加えて観光客も多そうだったので面倒くさくなって来た道を戻る。



大久保までの何気にしんどいのぼりで全く力が出ず、気分が悪い。
暑さのせいももちろんあるが、
ひょっとしてこれはハンガーノックを起こしてるのではないか。
そういえば、水分はアホみたいに摂ってはいるが、
今日は出掛けにケーキを食べて以来何も口にしていなかった。
食欲は全くないが、これは何かチャージしないと、
途中で野垂れ死にしてしまう。
ということで、こういう食欲も元気もないときはカレーでしょうということで、
大久保駅の南にあるGOGOカレーへ。
金沢のご当地B級グルメでもあるこのカレーを食べれるのは関西でココだけ。
メガ盛りサイズが有名だが、そんな食べれないので一番小さい奴。
で、出されたのがステンレスのさらに盛られたカツカレー。
金沢カレーの特徴は、濃厚な黒カレーに、カツをトッピングし
そこにソースをドバドバ。そこにキャベツの千切りが添えてあり、
それをスプーンではなくフォークで頂くというもの。
まあ、それなりに美味しかったが、ソース強すぎるかな?
ソース好きなのでかまわないが、肝心のカレーの味が思い出せないワ。


金沢名物GOGOカレー投入


カレーで少し元気になって、いよいよ帰ります。
第2京阪で帰ろうか、それとも淀川CRか、迷ったが、
どちらも直射日光は免れないし、ダラダラ帰りたかったのでCRを選択。
流れ橋で木津川を対岸に渡って、木津川CRに入る。
進行方向に照りつける太陽があって、頭がのぼせる。
こんなバッドコンディションなのに元気な人が多く、ローディーもたくさん。
進行方向からアゲインストの風が結構あり25〜30kmペースでダラダラ。
バトルになって無理、消耗しないように思っていたが、
御幸橋で信号にかかって、数人のローディーが溜まっていく。
信号が青に変わって、はらかずもトップに出てしまい、前を曳く形なるが、
後ろの人が無言で、当然のように風除けにしてついて来るので、
ちょっとペースをあげて38kmペースで引き離す。
向かい風が結構辛かったが、夢洲で鍛えられているのでペースキープしていると、
そのうち誰もいなくなった。
再びボトルが空になってしまったので、
牧野で土手を降りてコンビニに駆け込む。
今日はペットボトルだけで2000円は使ってるなあ。
リスタート後、再び淀川CRに復帰。
徐々に雲が北上してきて日差しは収まってきたのだが、
その雲が起こす向かい風が新たな敵となって立ちはだかる。
淀川新橋の辺ではさらに風がきつくなり必死で漕いでも22kmくらいのときも。
サイクリストは多数いたが、みな風がきついのか、
グルペット状態で固まって避難しながら、ジリジリと進んでいる有様。
自分は17:00台には帰らないといけなかったので、
ペースを上げいくつかの集団をパスして進む。
中央環状のところから、阪神高速守口線の高架下に避難して
あとはダラダラと帰宅。


暑さやばい。
そしてとにかく直射日光やばい。帰ったら日焼けというか、
顔から腕から真っ赤っ赤に火傷気味なかんじ。
非常に疲れましたが、腰も腹も一応問題なし。



走行距離: 108.74km
TOTAL:2702.54km