新コース数珠つなぎ
月曜。午前に娘の授業参観がありお休みをもらう。
いつも園に送って行って別れ際に大泣きされたりするので心配するのだが
ノリノリで朝のお唄歌ったり、ちゃんと集団生活している様が見れて一安心。
それにしてもうちの娘、クラスの中でも頭一つ抜き出て背が高い。
うちは奥さんも自分も牛乳が苦手なのだが、娘は1日1本ペースでアホほど飲むからかな?
さて午前いっぱい園で過ごし、昼からお暇をもらう。
天気が微妙なのと、こんな時間から出動なので、大したライドはできないが、
ただ無駄に家でダラダラするのももったいない。
7/1のはりちゅうも迫っているし、今後雨で十分な練習ができないかもしれないので
少し強度高めのコース設定で。
せっかくなので新コースに登録された(これからされる分も)コースのうち、
数珠つなぎできそうな分をまとめてやっつけにかかる。
新コースと言ってもほとんど何度も走ったことのあるとこばっかりだが。
菓子パンを1つだけ口に放り込んで12:30に出動し、まずは十三へ。
そこから藻川〜新幹線沿いを進む。向かい風がきつい。
園田あたりですでにポツポツと降られるが、本降りでなければ問題なし。
六甲も霞んで見えないということでもないので、雨はないと判断し続行。
伊丹で尼宝線に入り北に転じる。
昔はこの道、事故多発の危険な道だったが、
道路拡張がだいぶ進んで以前より走りやすい。
宝塚ICのところだけ路肩狭小で危ないのでちゃっと切りぬける。
宝塚駅のところで自販機休憩。
直射日光がないのが救いだが湿度がハンパなく、汗ダラダラ。
しばらくして十万辻のスタート地点に到達。
ここは前に自分が新コース登録要請したのだが、
序盤1km地点にある採石場への大型の出入りが異常に激しいため、
安全性的にどうかなと思って取り下げたコースです。
でもまあ、TTコースに登録しようがしまいが、
地元ローディーにとってはあまりに使用頻度の高いコースなので
他の人がいずれ登録要請するだろうなと思っていました。
自分も小中時代、おそらく一番練習したヒルクラコースだと思います。
(むしろダウンヒルの時に砂の乗った路面が怖い)
さて久々にTTスタートします。JRくぐって直角に左に曲がると、
いきなり急坂が登場します。
まだ序盤も序盤なので元気よくダンシングで切り抜けられますが
ダンプやらがこぼしていった砂やら何やらでアスファルトが白く汚れているので
少し慎重に進みます。
すると、途中で大型が停車していて、警察がタムロして実況見分してました。
何か事故なのかな?
ぐぐっとのぼると中国道をくぐるまでは一瞬フラットになる。
高速をくぐってすぐに、採石場の出入り口。
鈍い上りをうねうねと上ると、若干の下り区間で、
すみれが丘のマンション群からの道と合流。この時点で5分くらい。
霊園の分岐から再び上り開始。
カート場の前後辺りが少し急な上り。
このカート場もよく通ったなあ。
カート場を過ぎると斜度も緩み、勝尾寺の序盤のような緩斜面で、ゴリゴリと進む。
緑の中で涼しさを感じながらも体は熱を発してモウモウとしている。
体調がずっとよろしくないというのもあるが、
そろそろ日中にヒルクラTTするのはヤバイ季節かも。
少し周辺が開けだすと、最後の追い込みで斜度がぐぐっと上がる。
渋谷のバス停からダンシングを開始して1つめのヘアピンまで耐える。
再び逆回りの大きいヘアピンカーブをこなしてトンネルでゴール。
19:47。
昔はもっと速かったけどなあ。まあ最近はタイムあまり気にしないけど。
自分でもびっくりするくらい顔がカッカした状態。
とりあえずトンネルをくぐってさ〜っと下りながらクールダウン。
一転の天国〜。
切畑の交差点のあたりで、お年を召したローディーさんとすれ違い挨拶。
暑さのせいかかなり疲労している様子でした。
そっからアップダウンを繰り返して西谷ふれあい夢プラザへ。
このルートはおととしのraphaライドのルート丸まんまです。
ここで軽く何か食べておこうと思ったのに、定休日が〜ん。
ファンタグレープとポッケに唯一入れておいたドーナツで我慢しておく。
リスタート後、県道33号をさらに北上。下佐曽利で左折し、県道68号で西進。
いたるところできんでんの車が止まって工事してて片側通行が多い。
千刈ダム湖をかすめながら、アップダウンをこなしていく。
有馬富士公園口交差点で北摂里山街道と別れ右折。
少し下ってすぐの志手原交差点で県道49号に入る。
ちょうど小学校の下校時間なのか、ランドセルを背負った子らが楽しそう。
有馬富士を左手に見ながらのどかな里山の交通量の少ない広々とした道をのんびりと走る。
そのうち道は徐々に上りにさしかかり、少しのぼって琴引峠を越える。
小野の集落に向けて下っていくが、途中の茂みに怪しい人影がいると思ったら
こんなところでネズミ捕りをしている。
信号のある県道309号との交差を過ぎてさらに北上を続ける。
道が広くなったり狭くなったりしながら進んでいくと、
永沢寺(母子)のスタート地点となる標識に到達。
少し手前に戻って自販機で小休止。
コースプロフィールは全く頭に入っていないが、とりあえずスタート。
序盤は全くの平坦。スタート地点から500mほど進み、
橋を渡ると集落の中心部に入り、バスの転回場がある。
その先ずーっと直線的にド平坦が続く。
そば屋かなにか、水車のある店舗のところで少し道は左にカーブ、
橋を渡りようやく少しずつ斜度が上がっていく。
ここまで約2分、30km前後のペースで進んできたが、
正直な話、この序盤の1.3kmほどは全く不必要ではないのか?
スタート地点はこの橋の付近からでいいのではなかろうか?
集落もはずれていくと徐々に斜度が増していく。
右手の川と並行して進んでいたが、川と離れ緑の林の中に道が続いていく。
途中で、峠の茶屋?みたいなのがあり、道が大きく右へ曲がっていく。
感覚的には10%前後くらいであまり起伏なく、えっちらおっちら進む。
暑い暑い。
そのうち2連ヘアピンにさしかかりアウトラインをとりながら足休め。
そこから再び斜度が上がり、ここからが正念場。
同じようなカーブを何度もやっつけながら、ゴールはまだかと我慢の走行。
ただ救いなのは前方上部の視界が開けて空になっているので、
あともう少しでピークというのがわかるので頑張れる。
最後必死のパッチで上りつめてゴール。
22:03(最初の平坦部分2分も込み)
コースとしては、スタート地点さえ吟味されれば悪くないコース。
10%前後の斜度が続くので中級者向けかな?(ここまで来ないといけないし)
そのまま篠山へ抜けていけるのでツーリングの途中にTTできる使い勝手。
ただ気付けたいのは交通量。
この後にある永沢寺は結構デカイ寺で繁盛しているので意外と車が多いのと、
当日は遭遇しなかったが、バス停があるということは路線バスが走っているので
あの狭小な道での行き違いは要注意か。
こういう情報は、実際走ってみなければ、
文字情報とルートラボだけではどうにも判断しようがない。
かといってわずか2週間の期間(土日2回分)に、試走に行けるとも限らないし、
そればっかりに追われるのもつまらない。
新コースに当たっては慎重な議論が必要だが、
議論するための素材をそろえるにはあまりに時間がない気がする。
そんなに急いて登録する必要がどこにあるのかは知らないが。
コース途中の写真を撮るためそのまま来た道を下ろうかとも思ったが
せっかくなんで永沢寺にも寄りたいし、同じ道もおもしろくないので
ピークを過ぎてそのまま先へ下っていく。
と、いきなり視界が開け、山をドカ〜ンと切り開いた広大な墓地群がお目見え。
おお、これはかなり儲けておられますなあ〜。
中へ入るにはお金を取られそうだったのでやめて、少し休憩後、さらに進む。
茶畑の間をどしゃーっと下り、ドンツキを左折。
篠山方面へは下りずに、そのまま県道308号で青野ダム方面へ。
ここでGIANTだったかローディーさんとすれ違い挨拶。
見通しの悪い狭小の道をダウンヒル。
上青野の集落まで下ってくるとおだやかな里山の平坦道。
少し雲行きが怪しくなってきたが、なんとかもってくれ!
しばらく進むと右手に千丈寺湖が見えてくる。何か湖面がオイルで汚れている。
しばらく幅広の道をのんびりと走ると、青野ダムに到達。
↓青野ダム湖
ダムはスルーしてそのまま広野へ出る。
R176は避けて、県道141で南下する。
いつぞやkurubiさんとランデブーした時に近い感じで風が荒れており、難儀する。
これは明日は一気に天気が変わるのだろうな。
宅原でR176に入り、横風に細心の注意を払いながらペースを上げて切り抜ける。
日下部でR176を下りて、県道15号(有馬街道)に折れる。
ここまで出がけにパン1個、途中でドーナツ1個でしのいできたが、
そろそろ体力がなくなってきた。
六甲越えの前に補給必須なので、五社のコンビニで休憩。おにぎり2個。
この時点で17時です。まあ日暮れまでには阪神側へ下れそう。
リスタート後、狭く交通量の多い有馬街道を唐櫃台まで進む。
交通の難所だけに車が多く、かなりナーバス。あまり走りたくない道。
からとの湯を過ぎて、唐櫃大橋交差点に到達。ふぃ〜疲れた〜。
で、ここからがまた大変。唐櫃ICから六甲有料道路に侵入する。
有料道路だし、道の構造上ちょっと侵入するのははばかられるが
標識はグリーンではなく、ブルーなので有料道路ではあるが自動車専用道ではない。
(阪神高速は当然グリーンなのでチャリ侵入禁止)
恐る恐る左折して、いきなりの激坂をえっちらおっちら上っていく。
自動車専用道ではないとはいえ、三田と神戸をつなぐ交通の大動脈なので、
交通量はかなりあり、しかも一見自動車道ということで
車も遠慮なくスピードを出しまくっているので相当怖い。
おまけにかなりの激坂が5km近く続くため、
ある意味TT本ルートよりも数倍難易度が高い。
激坂を上って阪神高速7号への進入口であるからと東ICをなんとか過ぎると
少し斜度が落ち着く。道の反対側にラブホが立ち並んでいる。
しばらくゆるい斜面を上ると唐櫃南ICに到達。分岐があるが本線直進、
六甲山と案内のある方へ進む。
しばらく左手にゆっくりとカーブしながら、徐々にまた激坂なり、
ヒーヒー言いながら上っていくと、六甲山トンネルの料金所に出る。
そこから先は自動車専用で、TTコースになっている裏六甲DWへは、
この激しすぎる往来の道をまたいで反対側へ行かねばならない。
車の側はまさか自転車が横断するとも思っていないはずなので、
慎重にタイミングを見極めながら、エイヤッ!と渡る。
ここまでたどり着くのに相当消耗しているのだが、
夕暮れ&天気の具合もあってグズグズしていられないので、すぐにTT開始。
感覚的に7〜8%程度のほどよい斜度でぐんぐんと進んでいく。
ここで面白いのは、残りカーブ数と残り距離数の標識の数がほぼ一緒なこと。
例えば、カーブNO29の標識の横に、ゴール地点までの距離表示2.9(km)とある。
どっちを見てもいいが、ゴールまでの距離が勘定しやすくていい。
この裏六甲DWは別名あじさいロード。
ちょうどいい時期だと思って合わせてきたのだが、
花の咲き具合は少し小ぶり。
満開時期はもう少し先かもしれないが、それでも十分満足な咲き具合。
↓あじさいは6,7分咲き?
途中、シュラインをまたぎ、同じような斜度同じようなカーブをいくつもやっつける。
起伏もほとんどなく単調なので、コースとの戦いというより例の標識をカウントしながら進む感じ。
そろそろ疲労もピークなのだが、あえて重いギアをゴリゴリ踏んでいく。
やはりどうもリアの中間のギアに入れると滑る感触。
歯がだいぶ擦り減っているのかな。
ラスト800mくらいのヘアピンを抜けると斜度が落ちるので
そこからなけなしのスパートをしてゴール。18:35。
日暮れと雲行きを考えると、一軒茶屋経由で宝塚に下るよりも
即刻下山した方がよさそうだと判断したため、ここから丁字ヶ辻へ進んで表六甲を下る。
さすがにTT上りは暑かったが、汗が冷えて寒いのでウィンブレ装着。
鉢巻展望台の下あたりで、KUOTAローディーさんが上ってきて挨拶。
そのまま慎重に六甲ケーブルまで下り、そこから県道95号の大通りではなく、
裏道を下る。
腹が減って仕方がないので、神戸方面へ寄り道し、
お目当ての店へ行くが定休日。
六甲まで戻ってきて、これまたお目当てのバーガー屋へ行くが、
ここも6月から定休日変更でガッデム…
雲行きがどんどん怪しくなってきたので、
仕方なくとりあえず帰りながら店を探すことにする。
R2に出てひたすら東進。
平日の夕方ということでジテ通組が多いので、
疲れているがぶっ飛ばしてパスを続ける。
西宮まで来て、そういえば淡路島バーガーがあったなあと思いだし寄ることに。
一度、開店当初に来たことがあるがそれ以来かな。
ご当地バーガーの先駆け的お店です。
今日はレギュラーにベーコントッピング+ビンコーラ。
そんなに待つこともなくすぐにサーブされる。
確かにおいしいがクオリティ下がった?
あるいはバーガー屋も増えて、他のクオリティが上がったのかな?
とにかくソース、それもお好みソースのような甘くこってりしたソースの味しかしない。
せっかくの淡路玉ねぎのうまみも、パテの肉の味もせずひたすらソース味。
今日の配分をミスったのかもしれないがとにかくソースが塩からく、
これではロッテリアのてりやきバーガーとほとんど変わらない。
ちょっと残念。
↓レギュラー550円+自家製スモークベーコン(100円)トッピング
リスタート後、少し雨に降られるが、束の間で止む。
R2はひたすらぶっ飛ばして20時すぎに帰宅。
今日は午後から出動で選択肢がなかったし、
梅雨時&台風直前で走れただけでもありがたいのだが、
それにしてもこういうヤッツケ仕事的なライドはあまり充実感が少ない。
もっとこう胸がわくわくするようなアドベンチャーがいいなあ。
走行距離: 152.68km
獲得標高: 1714m
TOTAL: 4492.89km