記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

海南高原TTコース

<海南高原TTコース プロフィール>
・コース名:海南高原(かいなんこうげん)
・場所:和歌山市海南市有田川町との行政境(海南高原エリア) *新規エリア登録要
・標高差:450m
・距離:7700m
・平均斜度:5.8%
・最大斜度:?
・難易度所見: B
・交通量:大型車は来ないがそこそこ車の往来あり
・路面状況:路面良好
・その他備考:
  眺望良好。序盤はこれから上る後半のコースを見上げながら、
  終盤はこれまで進んできたコースをダイナミックに一望しながらのライド。
・サンデーライダークラス参照タイム: 28.54
ルートラボ: http://yahoo.jp/8IzdrS


↓スタート地点のゼブラ


↓7.7kmゴール地点の町境


↓コース全体図


<コース所見>
海南市から有田川町方面へ抜ける県道18号海南金屋線がコース。
スタート地点は和歌山市内から15km。
R370を東へ。海南東ICを過ぎてしばらくして、
旧野上鉄道の廃線跡を整備した県道18号に入り、ルートが南進に転じるところ。
ここから南側に広がる海南高原へ大きく山麓をなぞりながら上がっていく。


スタート直後はできたばかりの新道で走りやすい。
若干上り基調だが、ほぼフラット。
500m程行くと旧道との分岐があり、
そこに道路標識があるがすでに新道は開通しているので
規格の大きい道をそのまま直進する。
川を渡った先で道は一気に細くなり、徐々に上りに入っていく。
左手の川が徐々に離れていく1.7km付近からいっきに斜度が増す。
ここから500mは2ケタ斜度でしのぎどころ。
本コースでいちばんの難所。
上部の集落に入るといったん斜度が落ちる。
途中、願成寺前を通過するところが2.6km地点で、ここでコースの約1/3。
この辺からは、さらに上部の集落の様子もうかがえるが、
そこは6km地点でコースは南進から一気に北進に転じて、大きく迂回する。


↓1.7km地点。ここから500mは斜度がきつい


↓2.6km地点。願成寺前


↓3km地点から6km地点を見上げる。あそこまでまだ長い〜


集落内のヘアピンを回って北進に転じると、
斜度の強弱がついたレイアウトになる。
集落内で狭くなっていた道も、センターラインが復活し走りやすくなる。
ジャスト4km地点で、前方の視界が開け、再び急なヘアピンが登場。
ここでまたコースは急展開して北進から南進へチェンジする。


↓4km地点のヘアピン。ここから山麓をなぞる絶景コース


↓ヘアピンを抜けたところ


ここまで上がってくると下界の眺望が一気に開けてくる。
左手に下界や今まで上がってきた集落の様子などを眺めながら、アップダウンの応酬。
と言いつつも、すでに一番厳しいセクションは済んでいるので、
ここからどれだけペースアップできるかがカギ。
グル〜っと山裾をなぞりながら上っていくが、
天気がよければ、和泉葛城山系の方まで一望でき、なかなかダイナミック。
6.5kmのヘアピンのところで集落を抜け、そこからは山に入っていく。


↓麓から左手の山をなぞってあがっていく。6.5km地点付近より


↓6.6kmのヘアピン。扱沢集落を脱する


そこからは緑生い茂る山道に入り、まだゴールまで1.2kmある。
ゴール手前500mに海南高原CCの入り口があり、そこがスパートの目安。
ゴール地点は左カーブのインにある標識。
標識自体は進行方向からはブラインドになっていて見えないが、
前方に切り通しが見えたらゴール。


↓海南高原CC前。残り500m


約8kmとロングコースで、眺望もよく、
激坂区間とハイペース区間などコースレイアウトのバリエーションの楽しさもあってお勧めです。