記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

カレーなる日々 「ふくろう」「アイリッシュカレー」「インディアンカレー」

寒い。そして忙しい。
よって中からエネルギーを蓄えるべし。
いでよ黄レンジャ〜。


まず1軒目は職場の近くにある「ふくろう」さん。
お昼に行ったのだが、店主のお母さんが一人で切り盛りしているので
なかなか出てこず、休み時間ギリギリ(汗)
でも、味はなかなか味わい深くてよかった。
見た目は普通の家庭的なカレーに見えたのだが、
最初に甘みがブワーッと広がり、刺すようなスパイシーさが後追いするという
OSAKANスタイルの味。
自家製コロッケとゆで卵という超庶民的トッピングが絶妙にマッチしていておいしかった。


↓ふくろうコロッケカレー


2軒目は、久しぶりの登場。中津のアイリッシュカレー。
ギネスビールで煮込んだポークが乗ったカレーはなかなかコクがあり、
フライオニオンが食感のアクセント。


アイリッシュポークカレー


でも、やっぱりここに流れ着きます、インディアン。
いつもの大玉をセットインして、黙々とカウンターで食べる。
食べ終わりに恒例の水入れる入れない抗争も、
スマートに制してさらっと席を離れる。これができれば都会っ子?


↓大玉


ラストは自宅で。
もらい物で、今度の3月で運行終了するトワイライトエキスプレスの
食堂車で出されているカレーを頂きます。
あれも、列車としては赤字どころかむしろドル箱ものなのだが、
新幹線の整備に伴う、在来線区間の分社化で、
運賃体系とか諸々の調整が困難という理由での廃止とか。
もともと走っている路線なのだから、
なんとでもやりようがあるだろうに、もったいない。
もう乗る機会もないだろうから、せめてカレーでもいただきましょう。
玉ねぎとトマトの旨みがぐっと凝縮され、
さすがにええとこのホテルの風格を漂わせる一品。
カレーというかハッシュドビーフというか、
なかなか濃厚で美味しゅういただきました。


↓トワイライトエキスプレスの食堂車カレー