記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

ギターを買いに美濃ライド

朝7:20の岐阜羽島
なかなかのお天気だが、
放射冷却でキビキビと刺すような冷たさ。
駅前からまっすぐ伸びる大通りには途中まで側道があり疾走。
羽島wingの所で右折をし、水郷ハナミズキ街道へ。
そこから名鉄竹鼻線をまたいで、尾濃大橋で木曽川を渡る。
北東のはるか先に、雪をかぶった御嶽山が威風堂々とそびえる。
いい天気だ。


岐阜羽島駅


長良川CR


渡りきって、すぐに土手に向かい、長良川の堤防沿いを北上。
少年野球の子らを乗せた車がびゅんびゅん。
名鉄木曽川堤駅のあたりから、河川敷に降りて、CRに入る。
東海道本線、R22とくぐっていくと、
前方に一宮のツインアーチ138がどーん。
この辺りは高い建物がないのでなかなか目立っております。


↓一宮タワー


そこからは他のローディーさんをパスしながらひたすらCRを東進。
このCRは道幅も広くとってあっていいのだが
道は左側通行で区分されているのではなく、
歩行者用/自転車用でセンターラインが分けられていて、
しかも時々サイドが交代するのでよくわからん。
しかも児童公園の間をジグザグ抜けたり、
テニスコートの裏側をきわどく抜けたり、
いきなり階段が出てきたり、道がなくなったり、一筋縄ではいかない。
小綱橋から前方に早いローディーさんがいて、ペースアップし、
四日市交差点までランデブー。
交差点で左折し、進んでいくと、ライン大橋の所から
国宝の犬山城が見えます。


犬山城


犬山城のところから猿田彦神社まで短い急登を駆け上がり、反対側へ。
そのまま名鉄犬山駅前まで出る。
そこから幅広で走りやすい県道186号に入り、
名鉄広見線とランデブーするようにひたすら進みます。
喉かな里山の風景を愛でながら、にわかに登り基調。
四季の丘を過ぎて、道はR41のバイパスと並行して、
小高い峠を越えていきます。
両見山などの山々が紅葉している間を抜け、
ずしゃーっと下ると可児市に入ります。
県道349号で土田交番の交差点まで。
可児市大王製紙などの工場があって
大型トラックがバンバン通り、路肩の轍も結構ひどい。
大通りに出てひのき坂で右折し、
小高い丘を登りきると目的地のヤイリギターさんに到着。
岐阜羽島から約45km、2時間の道のり。


↓ヤイリギター


当初は工場見学と試奏で1.5時間程度を予定していたのに、
気づけば昼ご飯も食べずに、4.5時間も滞在してしまいました。
それだけ楽しかったし、充実していたのですが、
おかげでこの後他も寄ろうとしていたところは取りやめて、
おとなしく帰路に就くことにしました。
14時となってリスタートします。
まずはひのき坂から大通りに出てそのままドンツキまで直進。
県道84号に出て、そのまま中濃大橋で木曽川を渡って美濃加茂市に入ります。
橋からは御嶽山がくっきり。


御嶽山


橋を渡ってすぐに、木曽川の堤防へ向かい、CRをひた走ります。
日本ラインと称されるように、
川の浅瀬がさざ波のように光ってキレイ。
川は両眼を山と山に挟まれて細まっていきます。
坂祝駅の先で、ついにCRはなくなって、R21に入ります。
正面の山は正月に縦走した各務原アルプスの東の端っこにあたる城山。
あれからもう1年経とうとしているのだなあ。


木曽川沿いを走る。目の前は各務原アルプス


鵜沼までは、両岸が最小限まで狭まるため、
R21しか道がなく、交通の要所なため、交通量が多く、
キワを大型トレーラーがかすめていくので、怖い怖い。
なので、ここはフルパワーダッシュで最速で駆け抜ける。
桜木町で裏道に入り、そのまま鵜沼駅のロータリーへ。
犬山橋からは県道95号に入り、再び木曽川の流れを左に見ながら走る。
ライン大橋を過ぎると、少し高台まで登り。
そこからしばし川の流れとはサヨナラをして住宅街を抜ける。
そのまま木曽川の土手へ進んでいくのだが、
とにかくトラックが多いのと、轍がひどいのに辟易して
各務原大橋で土手を降りて裏道へ。
旧街道に当たる県道95号に入り、のんびりと西進する。
岐阜各務原ICをくぐり、その先でR21バイパスもくぐって、県道77号へ。
交通量は多いが路肩が結構広くとってあるので走りやすい道。
この辺りでさすがに朝から何も食べておらずガス欠。
R156と交差する上印食交差点の角にある
マクドにピットインして15:30まで休憩。


リスタート後、ひたすら県道77号で西進。
道は県道1号と名前を変え、宇佐でR21と吸収合併。
ここからどのルートを進もうかと思ったが、
この先は大きな川おいくつもまたがねばならず、
橋の架かっているポイントが限られるため、
迂回ルートを選ばずに、そのままR21の幅広の歩道をチョイス。
五六川、屑川、揖斐川といくつも川が登場するたびに
大袈裟なほどアップダウンで乗り越える。
小野でいったんR21を外れ、東海道本線の脇を進んで、
16:30大垣着。
随分日が傾いてきました。


大垣駅


この日は20時には帰宅しなければならなかったのだが、
あとどのくらい走れそうか。
できれば米原までは行きたいけど、
登りありきであと40kmあるので、途中タイムアップが濃厚。
まあ、全盛の頃のように何が何でも自走ということでもなくなったし、
そうやって縛りをつけると、
せっかく少しずつ再開した自転車からまた遠のいてしまうといけないので
満足したところまでいくことにする。
大垣駅前を通る大通りを西進。杭瀬川を渡り、
大垣西ICのサークルの先からは再びR21。
ちょうど帰り支度の頃で道は大渋滞。
路肩を縫うようにして前進するが危なっかしいので、諦めて歩道へ。
ノロノロ運転で垂井駅を過ぎるころには徐々に登り基調となり、
混雑はバイパスとの分岐まで続く。
ライト点灯させて山間へと入っていく。
18:15に関ヶ原に到着。時間的にはそろそろリミット。
で、休憩もかねて駅へ行くと、
ちょうどいいタイミングで電車がありそうだったし、
集中力が切れてしまったので、ここでライド終了。
余裕たっぷりで輪行セットして、18:51の電車に乗り込む。
帰宅はジャスト20時でした。


関ヶ原駅


ということで、ぼちぼち自転車も安定して再開しています。
根を詰めると面倒になるので、
こうやって何かと抱き合わせでも走って徐々に慣らしていこうかなと。
気づけば走行距離も伸びているので、低いハードルだけど、
ラストだけちょっと気合を入れて年間1000km到達でもしてみようかな。


走行距離:115.3km
TOTAL:687.45km