記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

ニット作家・能勢マユミ『毛糸のがまぐち』刊行記念 がまぐちワークショップ

日曜日。
午前中は、娘が自分から受けたいと言ってきた漢検の送迎で京橋まで。
今度は9級で、小学2年生までで習得する漢字のテスト。
勉強うんぬんよりも、自発的に何かやってみたいと
自ら志願したことが続いていることが嬉しい。
大した親ではないけれど、
娘たちがそうやってやってみたいこと、挑戦したいことを、
ちゃんとフォローしてあげれる環境を守っていかねば、だな。


帰宅後お昼を食べたら、またすぐに出発。
この日は、いつものブックストアさんで、
嫁子の楽しみにしていたワークショップ。
今回は、ニット作家の能勢マユミさんが、本を出される記念で、
ニット編みでがまぐちをこしらえるというものでした。
自分は男なのであまり裁縫とか編み物とかは全然よくわかりませんが、
これも手作りクラフトの原点だと思います。
余談ですが、自分は不器用なので、
糸を張りに入れたり、結んだりが大の苦手。
わあああああっ!!ってなる。
なので、ロープワークもまったく自信がないので、垂直の旅は相当難しい。


15:00から2時間ほどのワークショップ。
能勢さんも丁寧に参加者の様子を見てレクチャーされていましたが、
さすがに娘の年齢では、編み方を覚えるには早すぎたようで、
娘は途中からギブアップ気味で、それでもあきらめず、
先生に多く手伝ってもらいましたが、
できるところは自分で頑張っていました。
奥さんでも編み方が難しいらしく悪戦苦闘。
先生はさすがに、魔法使いのように驚く速さで作業されます。


↓能勢マユミさんのがまぐちワークショップ


その間、自分は下の娘の子守なのですが、全然寝てくれず(涙)
ここに来ると面白そうなものがたくさんあるので、
それを目がけてあっちへ脱走、こっちへ疾走して、
振り回されっぱなしでした。
大泣きされることはないのですが、でも機嫌が良くても、
何かご機嫌で大声でハッスルしているので、騒音的には同じで、
参りますなあ。
あいつ、声デカイねん。


途中、ワークショップの様子を伺いに、
ブックストアのオーナーの中川さんが来られたので
ご挨拶をしてちょっとお話し。
頻繁にこちらにはお邪魔して、お見かけすることも多々ありますが、
いつもイベントの視界や段取りでバタバタされているので、
なかなか話しかけるタイミングがなく、
今回初めてしっかりお話しできました。
本当に面白く、懐深い方です。
立場は全然違いますが、同じ業界の者同士、
何かおもろいことできたらいいなあと。
また近々別の機会にお会いするので、その時はまた。


で、2時間過ぎてようやくがまぐちが完成したようです。
娘のにはリボンまでついていてなかなか可愛らしい。
奥さんのも色遣いがええですね。
よく頑張りました!


↓左が娘作、右が奥さん作


ワークショップ後は、せっかくなのでお店を物色。
結局、あれやこれや本屋や雑貨をたんまり購入してしまいました。
本との出会いは一期一会なので、
次また見つけられるかどうかわからないので、
気に入ったものはできるだけその場で買うことにしているのだが、
それでどんどん読み待ち本が溜ってきてしまう…
読まな!!!