記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

さよならスタンダードブックストア心斎橋

4/7(日)をもって、

スタンダードブックストア心斎橋が閉店した。

 

ただ単に本の小売りをするというだけの

書店スタイルを打ち破り、

本にまつわる色々な分野をミックスさせたり、

カフェを併設して長く滞在してもらう仕組みを作ることで

色々な人が集い、コミュニケーションを交わす場を生み出したり、

作家やイラストレーターやクリエイターなど、

作り手側の発信の場としても大いに活用され、

ユーザーとの交流の場として、実に多くのイベントが催された。

それらの積み重なりはいつしか、

大阪のカルチャーシーンを確実に支えてきた貴重な場であった。

 

自分もここで、家族と一緒に週末ごとにはお邪魔して

いろいろな本や人に出会うことができた。

ただ単に本を買いに行くという以上の、

なにかを経験するという場所だったから、

本当に残念でならないが、

今回の閉店は、

あそこの建物自体からのテナント全部立ち退きによるもので、

決して経営的な問題ではないので、

再び大阪市内のどこかでそう遠くない時期に復活予定。

またスタンダードブックストアの新章に多いに期待しています。

中川さん、スタッフの皆さん、おおきにでした!

また会いませう!

 

 

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