記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

滋賀練 with パンクの神様

連休最終日の月曜日。
10:00着大津集合で、とある方との待ち合わせ。
といってもぱしゃ君じゃあもちろんありません。
24日の鈴鹿でトロッフェのパートナーを組む、
三重県ローディーSさんと、初対面なのです。


会社の同僚が、飲み会か何かの時に、会社で自転車バカ(私)がいると話をしたらしく
それで興味を持って、やりとりが始まったという奇妙な縁です。
三重在住ということで鈴鹿はホームグラウンド。
元々向こうさんがトロッフェに登録していたのだが、相方さんの都合が悪くなり、
こちらも、ぱしゃ君とトロッフェ出るつもりで、
8時間ではなく4時間ソロに登録して昼をあけていたのに
ぱしゃ君が「勝てないなら出ない」という、志が高すぎるのか馬鹿なのかの理由でなしになり
そんなこんなの成り行きで、じゃあ一緒に出ませんかとなった。
でもメールのやり取り以外面識がなく、お互いの実力やコンビネーションもないので
せめて本番前に一度手合わせということで、中間地点の琵琶湖畔でローテ練習となったのです。


輪行でいこうか考えたが、2時間半あれば大津につけるだろうと自走することにする。
7:00にでるつもりが、7:30に出発。
淀川CRはペースが出ないので、練習も兼ねての第2京阪沿いをひたすら行くコース。
花博通では朝一で45km走行。
そこから第2京阪に入る。R163までは平坦だが、そこからはなかなかのアップダウン。
朝からトレーニングにはちょうど良い。
でも、自転車は一体どこを走ったらええねん!
本線だけはまっすぐなのに、自転車は走行禁止で、あっちやこっちやと迂回させられまくりでうっとおしい。
おまけに共同溝の工事のせいで、う回路自体がどこにあるのかわからん!
ケツカッチンなのでペース上げたいのに、ストップアンドゴーが続く。
寝屋川、交野、松井山手と3つほどヒルトップをこなし、木津川を渡る。
時間的にはギリギリ間に合うか間に合わないかのタイミング。
気が抜けないのでロングスプリント状態継続。
久我山JCTを過ぎ、宇治川を渡ったら、右折。
若干迷いながら中書島の狭い街路を抜け、県道7号で六地蔵方面へ。
ここまで35kmペースをキープしつづけてきたが、少し疲れてきた。
裏道を使って山科に到着したのが20分前。おお、ギリギリだ。
そこから裏小関峠へ。
上りの途中でペダルのベルトを固定しているねじが外れた!
この急いでるときに!
とりあえず着いてから直すことにして、峠を上り切り、即効くだって大津好到着がジャスト10:00!
間に合った!
この間、出かけ前に食べたあんぱん1個で補給なしで、かなり疲れた〜。


で、それらしいローディーさんがいないか探してみたが、いない。
と、電話が鳴る。Sさんだ。聞くと途中高速の渋滞にあって、あと30分以上かかりますとのこと。
あらら。この空き時間を有効に使おう。
まずは補給補給。目の前のロッテリアで、がっつりハンバーガーを食べる。
腹が減っていたので即効食べ終わって暇なので、小関峠TT1本いっとく。
アウターでガシガシのぼり、ラストはダンシング。
4:54


上りきって電話チェックしたら着信アリ
すぐに取って返して大津港にて、Sさんと初対面。
身長は自分以上ありスプリンターとしてはなかなかの体格。
キャリアは自分より2年ほど長く、
しかも実はHaikaraさんの好敵手、森本さんのところのチーム所属!
むむむ…これは予想以上に実力があるのでは…
Sさんは前日にトライアスロンの大会に出たため、愛機が使えないため
ジテ通用のGIANTのクロスに角付き。
16:00には大津に戻らないといけないので、とりあえず大津〜長浜往復を選択。
近江大橋までは人も多いのでしゃべりながらポタペース。
対岸に渡り、少しずつペースをあげる。
ところが!帰帆北橋を越えてちょっとしたところで、Sさんの自転車かものすごい爆発音。
ぶしゅう〜、と聞いたことのない豪快な音でパンク。
どうも、タイヤ自体がかなり古く、一部がバーストしてしまった様子。
なんとか手持ちのテープとテレホンカードで内側から穴を閉じて修復。
なんとか走り出せるようなので、気を取り直してリスタート。
が、鳥丸記念公園を過ぎて再びパンク。
これはどうもやばそう。再びチューブ交換して問題なさそうだが、
残念ながら手持ちのチューブがこれ以上ないので、進むのは断念し、
ひとまず大津へ戻り、自転車屋を探すことに。
と、こんどはこちらのマシンから嫌な異音。
このところリアハブに相当なガタがきてて、締め上げても締めあげても取り付けが緩む。
手持ちで少し締めて異音が少しだけ解消するが、走りが少しブレる。
これは本番までに木馬にお邪魔しなきゃだな。
で、イオンモール草津にてチューブとタイヤを購入。
とりあえず次パンクした時に履き替えるということで。
ここまでで随分時間を使ってしまい、練習らしい練習もできずじまい。
これではいかんなということで、短時間で強度をあげようとなって、
中越TTに目的地変更。


トロッフェの練習を全くできていないので、スタート地点までのわずか5kmだが
高速巡航で行く。Sさんはさすがスプリンターだけあって速い速い。
時速40km巡航もへっちゃら。こちらも後ろにつかせてもらっている間はなんとかついていけるが
先頭交代して曳くと駄目だ。瞬間的に40km台で走れても、
ノンストップで1時間半も回し続けるのは無理!
せいぜい35kmくらいだろうか。ただでさえ平坦が苦手なのに、相手との実力差が大きすぎやしないか。
もちろん全力は尽くすが、これはちょっと甘く見てたぞ〜。


そしてようやく山中越(滋賀側)TTのスタート地点。
相手が山は苦手でと言っていたので、ここはちょっとええとこ見せとかないかへん。
じゃあ行きますのでといって、のっけから飛ばす。
いやもうそらホンマ、後先考えずガンガン飛ばす。
それでもビッチリ5mm後ろをピタッとマークされ焦る。
全然上りいけますやんか!話ちがいますやん!
宝寿院を過ぎ、いよいよ勾配が上がりだす。
ゼブラゾーンに入り、完全にこと切れてしまい、先頭交代するが少し遅れてします。
むむむ…展望台を過ぎ、15mほど後方から追い上げる。
ラストの直線でダンシングで何とか追い付こうと思ったが結局負けてしまった。無念。
やはり日頃すごいチームで練習しているだけあって完敗でした。
13:45



上で少し休んでから下る。もう下りは十分寒い季節になりました。
下りきったところで、Sさん本日3度目のパンク!
1日3度はなかなかのもんだ。フレッシュタイヤに履き替え。
さすがに3回目だと作業も早い。
そして大津港に到着し、喫茶で休憩して、お別れ。
結局満足なローテ練習はできなかったのだが、
それでも本番前に一度顔合わせできてよかった。
でも、これは相当がんばらねばヤバイ。
相当ヤバイ。
しかもこちらは午前中に4時間ソロをこなした後。
やるっきゃない。



そして帰路。こちらは自走です。
まずは小関越
5:14
ヘバってます。
そこから観月橋までいき、日暮れ前に久我山の大平原地帯を抜ける。
そこから第2京阪のアップダウン開始するが、
本番への危機感があるので疲れきっているが出せるギリギリでペースキープ。
全ての上りをアウターで全開で進み、いっぱいいっぱいで帰宅。
これはいかん。本番までにしごき倒さな。


走行距離:170.0km
TOTAL:6030.49km