記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

試運転 中山桜台×2

金曜の晩。ぱしゃ君のビアンキがオーバーホールから戻って来るというので、
その足で軽く試運転で夜練しましょうとなって出動。
木馬へ行くと、まだぱしゃ君は来ておらず、てんちょうとK本っさんとしばし談笑。
いいな、いいなNEWマシン。
で、遅れてやってきたぱしゃ君。会うのは岡山依頼なので実に一カ月ぶり。
新品並みにフレッシュになったマシンに感激してました。
さて、その足で清滝でもと思っていたが、ぱしゃ君が仕事帰りそのままで来てて
装備が不十分だったので、一回帰宅して仕切り直し。
再び清滝まで行くのも何なので、今日はひっさびさ中山桜台に向かう。
本格的な上りは実に2カ月ぶり。正直不安いっぱい。
一方ぱしゃ君も2週間ぶりにサドルにまたがるようで体力低下を心配してた。


天竺川〜田能遺跡〜大阪空港〜軍行橋〜北伊丹〜R176〜荒牧。
今日はなぜだか北西からの風がきつい。
R176ではぱしゃ君が曳くと言って先行してくれる。
回転がクリーンになってご機嫌な半面、
スタミナが落ちたのかいつもよりスピードが乗っていない様子。
今日は無理は禁物で。
一旦下のサークルKで休憩。


1本目。自分もいきなりフル100%出すのは怖いし、
1か月ぶりの再開なのでぱしゃ君のペースで上がる。
最初の信号までの斜度が少しきついセクションは、序盤ということもあって勢いがあったのだが
住宅街に入るちょっと傾斜が緩むところから早くもタレる。
やはり久々の本格的な上りはナメちゃいかん。
ストレート区間は無理せずに上るが、あまりにペースが上がらないのでけしかけて
少し上げていく。
ストレート区間終わって、一番しんどい検問所までのセクション。
区間に入ってすぐにぱしゃ君がズルズルと遅れだす。
この区間では自分も結構しんどい状況だったので、
自分のペースを崩さずに上ることにして1人旅。
だいたい12〜14kmくらいの速度を維持しつつ、汗びっしょりで検問所までたどりつく。
一旦平坦になり、そこで一息ついて、あと残りの区間は必死でもがく。
最後の角を曲がってからはもうアップアップながらスパートをしてゴール。
18:54。
すぐに下ってぱしゃ君をお迎えに上がる。
検問所手前で必死のぱしゃ君を発見し、前を曳く。
もう体力が残っていないかなり必死感が溢れてはいたが、
残りの区間で2回もペースアップし、最後は倒れこむようにゴール。
ゴール後はその場でしばらく動けない様子で、全力を使いきった様子。スバラシイ。
で、少し下って、見晴らしのいい、いつものスポットでしばし休憩。
山の上ということもあるのか、少し寒い。



下り。上りの実践が2カ月ぶりなら、下りも同様。
久々過ぎてどう下ってたかわからん。
いつもより恐怖感を感じながらも、ぱしゃ君にぴったりついてなんとか下る。
しばらく休憩後、おのおののペースで2本目。


序盤の区間はダンシングを挟みながら13kmくらいのペースで。
やはり曳き足がついて来ない感じ。
ストレート区間に入ってギアを2枚あげてシッティングでガシガシと16kmくらい。
タイム的にはそこまで悪くない感じ。
そしてそして一番傾斜のきつい区間。ダンシングで入って、
最後の信号を通過してからは我慢のシッティングライド。できるだけ速度を維持していくが
終盤タレる。
検問所をギリギリ12分台で通過し、気合を入れ直して最後の区間はもがき倒してゴール。
16:13
自己ベストタイムはもはや覚えていなかったが、ブランクの割には上れた感触でちょっと安心。


そこからすぐに下ってぱしゃ君を迎えに行くが、行けども行けどもぱしゃ君が見えないので
対向車線ばかりを気にしてたら、いきなり大きめの段差で衝撃がきて
腕で衝撃を受けとめようとハンドルをしっかりつかんだ途端に、
ハンドルがグルんと手前側に倒れる!
ステムでしこたま腹を打ちつけてしまったが、何とか転倒は阻止できた…
慎重なスピードで下ってたからよかったが、もしスピード出てたら…
きっと2年前のツールのフォイクトみたく顔からいってた…
自転車を離れている間、全くメンテもせずにホッタラカシしてたのだが、
ハンドルとステムを固定しているねじが、緩んでいたようだ。
おまけにサドルもぐらぐらで完全にアウト。
ちょうどぱしゃ君が上がってきて、その場でネジを締め直す。
出掛ける前はちゃんと点検せな駄目だな…


2本消化後は、呉服橋〜猪名川沿いで帰宅。
久々のヒルクラで思ったより体が疲れた。


走行距離:74.44km
TOTAL:2247.34km