記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

マカオ旅行記 夜景編

現地3日目の夜。次の日は朝からチェックアウト、出国です。
1日目、2日目と夜に一人で散策に行くつもりが、
昼間の観光ががっつりで疲れ過ぎて寝てしまっていたので、
最終日くらいは夜のマカオに繰り出そうと、22:30くらいから出動。
ここまで晴れ男ぶりを発揮して、大雨の予報をくつがえしてきたのだが、
ここにきての集中豪雨がはじまる。
まあ1人歩きなので無問題。
むしろ、ネオン街などは、晴れている時より、少しぐらい雨の方がキレイに撮れる。
雨粒と、路面の水溜りにネオンの光が反射して、艶っぽくなるから。
歩き出しはいつもの大馬路。ここはセナド広場まで回廊のように続いているから
雨に当たらずにバシバシ撮影。


↓セナド広場と新口岸をつなぐメインストリート、新馬


セナド広場に到着すると余計に雨脚が強くなるが、さらに新口岸を目指す。
刻一刻と状況は悲惨で、バケツをひっくり返したようなスコール。
カメラをバッグにしまい、しばし雨宿り。
しばらくして雨脚が弱まったので夜ポタ再開するが、
強弱を繰り返しながらひたすら雨。途中でかい雷鳴にビビる。
リスボア前のバスターミナルを越えるのに、地下通路に入ってみたら、
造りが悪いのか軽く冠水してるし。ザバザバと渡りきって、
マカオ・タイパ・ブリッジから、新口岸のホテル群を撮る。
雨風が強すぎてすぐに退散して、ウォン・ホテルのところから別カットを撮る。


マカオタワーとマカオ・タイパ・ブリッジ


不夜城マカオ


マカオのシンボルといえばグランド・リスボ


ウォン・マカオからサンズ方面へ友諠大馬路をひたすら歩く。
ここはマカオ・グランプリの市街地コースとしても有名な道。
この辺は、プレジデント、エンペラー、スターワールド、グランドラパとホテル街。
少し雨が止んできた。しばらく歩いてサンズに到着。馬鹿でかい。
軽くサンズのカジノに入り、少しだけ「大小」というのをやってみる。
周りの熱気というかガチな空気に気おされてすぐに出る。


↓初のアメリカ資本が参入し、マカオの歴史を変えたSands


そこからフィッシャマンズワーフの方面、海側の幹線道路を歩く。
また雨が強くなり、びしょ濡れになりながら孫逸仙大馬路を歩く。
ここはもうマカオ半島の最東端。
雨は強いし、途中から何しにきたのかよくわからん。
観音像をパチリ。そこから、全く人気のない海岸の道を歩きながら、時折撮影。


↓ウォン・ホテル前の噴水パフォーマンス


MGMグランドマカオ


そこからリスボアまで戻り、雨が一段と強くなったのもあって、
ホテルの中を散策しながらリスボア⇒グランドリスボアと抜けるつもりが、
これまた大迷宮で、全く方角がわからない!
いつの間にかフロアを上ったり降りたりしてるし、カジノに迷い込んだり、
グランドリスボアにようやくたどり着いて、外へ出ようとしたらまたリスボアに逆戻りしたり。
そうこうしているうちに、すでに閉店したショッピングフロアにたどり着いたのだが
こんな大雨なのにやたら着飾ったお姉ちゃん達がウヨウヨといて、
同じ所を行ったり来たりしている。回りには意味ありげな男たちがそれを眺めている。
後で知ったのだが、回遊魚さんといって、その筋のオネエサマたちが
ファッションショーのごとく集って、お商売をしているようでした。
本当に、ドラクエでいきなりレベルの高いモンスターの出現ポイントに迷い込んだような感覚で
ビビりまくって、とりあえず建物から大雨の街へ飛び出たら、リスボアホテルの東でした。
東から入って西へ出たかったのに・・・
思いがけず時間を食って、怖い思いをしながら、ホテルに帰ってきたのがAM2:30。
ホテル下のサークルKで、「鮮度が向上!」と日本語で書かれた出前一丁カップ麺を買って夜食。
ドライのカップ麺なんだから鮮度もクソもないだろうに。でも美味しく頂きました。
というのが夜ポタでした。


タイパ島まではさすがに歩いてはいけないので、その日の夕方に撮っておいた夜景を。
入国した時にまず目に飛び込んできたヴェネチアンの夜景には度肝を抜かされたね。
その向かいのcity of dreamsのイルミネーションは、クラウンホテルとROCK HOTELと統一され、
なんかマトリックスのような感じ。


ヴェネチア


↓City of Dreams


↓オマケ:かつて遊郭だった面影が残る福隆新街(これは到着当日の撮影)