記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

試運転開始 夜清滝TT

このところ毎日病院でガーゼ交換。
その度に傷口から膿を出すために引っ掻かれ、つねられ、絞り出される。
ガーゼ交換だけなので執刀してもらった病院から地元の病院へ行くようになったのだが
そこの先生が傷口があまりに巨大でびっくりするくらいだからよっぽどだろう。
自分では見えないからよくわからないのだけれど。
で、もうそろそろお風呂に入りたかったのだが(痛いから痒いにスイッチしてきてる)、
今日もまだ膿が少し出て引き続き経過観察。
明日あさってにはそろそろ回復するだろうということで、試運転に出掛ける。
ぱしゃ君も誘って21:00に出動。今日は暖かいのでちょっくら清滝へ。
汗かけないのでボチボチのはずが、やっぱり一度出てしまうといつものごとくガチペース。
で、中野ランプに到着。
体の方も試運転ではあるが(走ってないから足だけフレッシュ)、問題はマシン。
コスカボで重い上にシフトが馬鹿になっているので強制アウター縛り。
まあ練習やし強度高い方がええか。
つくづく懲りまへんで。



で、いざスタート。序盤はぱしゃ君とランデブーのつもりでスローペース。
スロープで早くも重い重い。
で、1つ目の信号あけで、ヒルクラどころか実走すら久々なぱしゃ君がアルパカ宣言。
ということで、自分は伊吹山も控えてるしちょっとやってみるかとペースアップして一人旅。
さすがにディープでアウター縛りだと駆け上がるというよりゴリゴリゴリと押し上げる感じ。
しかも何か知らないが今日は吹き下ろしの風…
2つ目の信号までは緩いのである程度ペースキープできるのだが、
まあホテル前がしんどいのなんの。
上らない進まない。コスカボさんが「だっこ、だっこ〜」とせがんでくる。
とにかく踏み倒しながら、上半身もうまく使ってしのぐ。
ホテル通過が6:30。
クリーンセンターまで上がってきたところですでに疲労困憊。
でも斜度が緩んだので、もう一段階踏み倒しじりじりとペース上げる。
ラストはもう疲れきってスパートせずにゴール。
12:53
疲れたけどまあそれなりに普通のタイムで上れたなあ。
2週間のブランク、アウター縛り、向かい風、冬の夜間という悪条件のなかではこんなもんか。
あとはホイール重量増やブルベ仕様でマシン重量が年々増してきてるのがなあ。
もう12,13kg近い。
カーボンマシンに軽量ホイールだったらもう少しタイム伸びるんだろうかねえ。
で、いつもならすぐにぱしゃ君を迎えに行くのだが、
今日はどうにも疲れきってゴール地点で一服。
すると予想以上に早くぱしゃ君がカーブを立ちあがってくる。
こんな日に限ってタイムを計測しそびれてしまったのだが、
間違いなくぱしゃ君の壁である15分は切ってたと思う。
さすが毎日ローラー回してる成果だな。



そこからそのまま下って帰るのも面白くないし、ぱしゃ君が距離走りたいというので
じゃあこないだの木津の屋台餃子でも行こうかと奈良側へ下る。
途中ぴっぴと悪意あるクラクション鳴らすどアホウがいてキレる。
いついかなる時も走りづらいR163をひたすら高強度で走って到着したのが23:00。
で、屋台の車がない!到着が遅すぎて撤収してしまったようです、残念。(22:30終了らしい…)
仕方がないのでコメダ珈琲でも行くかとリスタート。
R163から川久保へ進み、そのまま高の原の住宅街へ…といきなり刺し込みが!!!
ずっと体を冷やしてきたので急に腹痛。
どうにも我慢できないのだが、住宅街にコンビニなどなく、必死の形相で探すと
交番があったので駆けこむ。
こんな夜中にあやしいチャリ男が何騒いどんねん!とガン睨みの警官4人に囲まれ、
それでも背に腹は代えられないのでなんとかお願いしてトイレを借りる。
ふいー危機一髪。
でトイレに出て事情を話すと大変やったね気をつけて帰りやあと温かく送り出してくれる。
奈良県警のみなさんおさわがせしました〜。
さてスッキリしたところで先を急ぎます。いつもの裏ならやま大通りを通って、
23:45にコメダに到着したのだが、すでにラストオーダーも終わっててアウト…
仕方がないので近くのコンビニで軽く休憩。
そこから阪奈道路までこれまたアウター縛りでガシガシ上り、清滝峠からは慎重に下る。
ぱしゃ君、実走をしていないのでマジで公道ライドの感覚が鈍っているようで、
交通量とと下り区間でちょっと慎重になっていた。やっぱ実走せなね。
で帰宅が1:30。
なんだかんだアップダウンのあるルートを高強度で、しかもご褒美のグルメもなしのガチ夜練でした。


走行距離: 82.41km
TOTAL: 1632.28km