記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

鬼門の勝尾寺

日曜日は娘の保育園での発表会があるし、雛祭りもあってノーライドの予定だったのだが
土曜日15:00〜19:00の4時間だけお暇をいただいて出動。
こないだの雨練で少し調子を崩しているのと、相変わらずのアウター縛りの状態だが
のんきにグルメライドもできないので、さっと練習する程度で。
ひさびさに北摂の様子でも見に行こうかと勝尾寺を目指す。
なんや知らないがやけに向かい風で、ひーひー言いながら進む。
特に南千里からは風が強くて萎える。
向かい風のせいもあるが、今日は全くモチベーションが上がらない。
なんか心ここにあらずというか、走っている爽快感も緊張感もなく、
どうも今日は様子がおかしい。
帝釈寺のところのコンビニで水分補給。
ドロッドロのMTBに乗った地元のキッズたちがやってきて、
相棒観てスゲースゲーと騒ぐので、ちょっと照れくさくて即出動。
君らのその年季の入ったダート仕様のバイクもかっこええけどな!


で、すぐに西田橋到着。衣服を整えてスタートしようとしたら
彩都方面から一人ローディーさん(TREK?)が来て軽く会釈してお先にスタート。
ラッキーというかアンラッキーというか、
バックにローディーさんがいて追い付かれたくない状況になったので、
序盤から飛ばす。
最初は25,6kmといい感じだったが、さきほどからの向かい風は相変わらずで、
消耗が激しく押し戻されるような感じ。
浄水場のところで微妙に斜度が上がるところでギアは売り切れ。
ダンシングに変更するが向かい風が容赦ない。
そこから三叉路までの風は最悪でげんなり。
しんどいのもあるが、上りだと攻めている気分になれるはずが、どうも今日は気持ちが一向に高揚しない。
全く気持ちは別の方へと浮いてしまって、身が入らない。
それでもさっきのローディーさんに追い付かれるのはみっともないので、その意地だけ。
三叉路は9:30。
元々自己ベストを出しに来たわけではないのでタイムはかまわないのだが、
モチベーションが低いとこんなにしんどいものか?
一旦仕切り直しで気合を入れ直したつもりだったが、
序盤の消耗のせいかペースが乗らず、ゴール手前の急坂もダンシングをしてみるものの伸びずにゴール。
15:22
休憩せずにそのまま進み、高山まで引き続きまわしていく。
さすがに温かくなったのか残雪の姿もなく、これでまた少しは北方面を目指せそうだ。
高山公民館に16:30着。もうこんな時間は誰もいない。



時間が時間なので、そのまま下ります。6℃もあるが、さすがに下りは寒い。
分岐で箕面駅側へ曲がってそのまま下る。
DWの天理教のところで、なぜか車が側溝にタイヤを突っ込ませて立ち往生してた。
箕面駅まで下り、だだ混みの県道43号で中国道まで。
そこから神崎刀根山線に入って、緑地公園〜天竺川で帰宅。
今日はもう最初から最後まで駄目だった。
たかだか高山までの往復なのに、走ること自体がおっくうだった。
つい先月まで200,300km走ってたはずなのに…
短距離だからといって手を抜いたつもりは決してない。
でも今日は最初から最後まで、いつもの自転車に乗っている爽快感がなかった。
モチベーションを高めることができなかった。
年に数回、そういう空っぽの状態になることはあるのだが、今日は時にひどかった。
鬼門の勝尾寺というものあるのかもしれない。
過去振り返ってみると、今まで一度も満足な走りもないし、充実感を味わったこともない。
どうもこのコース好きになれないし楽しくない。
理由は何にせよ、この空虚感は一体…山か、山なのか?


いずれにせよ4月5月とレースがあるので、コンディションとモチベーションを高めていかないと。
それから急務はシフトの修理。アウター縛りでは根性はつくけどやっぱりしんどい。
モタモタと上るしかないというのもダレる原因かもしれない。
あとはどのホイールで伊吹山に出るのかの見極めもしなければ。
コスカボで行くということになれば、戦うという観点からは話にならない。
今考えているのは前イーストン・後コスカボのミックスだが、
まずは前後のバランスを見ないといけないし、効果がどの程度かにもよる。
あるいはガタつき覚悟で前後イーストンに戻すのか…
一度それぞれのパターンでどこかガチタイムアタックをして、
どれが一番速いのか検証せねば。
夏の山行の前にやらなければならないことは山ほどある。


走行距離: 62.22km
TOTAL:  1851.14km