記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

万博へ

3.11、あの東日本震災から1年。
早かったような短かったような。
あらゆる価値観ががらっと変わってしまった激動の1年でした。
一日も早い復旧を願いつつ、自分なりに地味だけどできる範囲で末永く支援していきたいと思う。
こんな日くらいは、己の自己満足でしかない趣味におぼれるのではなくて、
家族水入らず楽しく過ごしたい。
震災の影響もあるけど、個人的に去年から超ロングへ遠征に出かけるようになり、
ライド中に今まで以上に家族のことを思い出して、
存在の大きさを実感することが多くなった。
自転車を始めた頃は、せっかくの休みなのに出動できないと、
もどかしさや苛立ちを感じることもあったが、今はそういう感情はない。
今思えば何焦ってんねんという感じ。
ええ天気やな、山の方はどないかなあ、とか感慨に浸ることはあっても、
だからといって惜しいという気持ちにはならなくなった。
むしろ好き放題家を空けて遊びまわっているのを許してくれている奥さんや娘に感謝。
その分、一緒にいる間はその埋め合わせをを精一杯してるつもりだけどね。
何にせよ家族あっての自分。その気持ちが揺るがなくなった。


さて今日は、復興支援イベントとしてのりもの祭があるようなので万博公園へ行く。
広大な敷地なのに不案内で全然わかんない。
しかも溢れ変えるほどの人で、アトラクションや展示も長蛇の列で並ぶ気にならん。
結局、イベントとは関係ない、常時万博でやっている森のトレインやボート、
トランポリンで遊ぶ。
それでも大きな公園で3人そろってのおでかけで娘は大ハッスルで超ゴキゲン。
我が子ながらコイツ完全にイッてもうとるなあというくらい、
絶叫をあげたり、感情が豊か過ぎて大変なんだけど。
回りの人からは何事といった呆れたようなまなざしだが、迷惑はかけてないし、
本人はいたってゴキゲンなのでいいでしょう。
最後の方はちょっと雨が降ってきたが、びしょ濡れになる前に退散できてよかった。


座礁しかけること3回の鬼ドライブぶりを発揮