記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

カレーなる日々

1軒目は会社の近所にある「おーるすぱいす」さん
以前に一度紹介済み。
今回は、トッピングを牛タンにしてみました。
カレールーはオーソドックスな欧風で、よくいえば親しみやすい味。
悪く言えばあまり特徴が感じられないなあ。
トッピングの牛タンは柔らかい肌ざわりだったが、ちょっと臭みが残ってたかなあ。
西中島界隈はカレー不毛地帯なので、もうちょっと頑張ってほしい!


↓おーるすぱいすのスパイシーカレー+牛タン


2軒目は「群青」さん。
そう。前回、つけ麺に度肝抜かれたあの群青さんです。
ここのもう1つのウリがカレーヌードル。その名もコブラです。
ヌードルだけじゃなく、ライスでも食べたかったので白飯も注文。
見た目は、かのカシミールを思わせるような本格的なナリです。
善は急げで早速いただく。
見た目に反して、ルーの濃厚さは感じず、
スパイスの素材そのものの風味が矢継ぎ早に襲ってくる。
メインの風味としては、仕上げ時に放り込まれたであろうクラッシュトマトと、
大量のオレガノが仕事をして、意外とあっさりとしている。
粉チーズも含まれているので、カレーなのだがイタリアンという不思議なさわやかさ。
これだけだと、ちょっとまとまり感がないように感じてしまうのだが、
麺と同時に食すると、最初にスパイスの一群が銘々に襲ってきたものを、
最後に麺の持つ甘み?玉子麺(?)の風味が全てをまとめあげてかっさらっていくという。
まさに自家製麺にこだわる麺屋だからこその芸当。
ん〜そこまで計算済みであればとてつもない。
ちなみにライスでも食べましたが、やはりルーそのものとなると、
ちょっとルー自体の味の奥行きが足らない。
まさに、curyy and nuddleというパッケージングだからこその勝利である。


↓curyy and nuddle コブラ