記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

大阪名所ライド

春休みに入った長女が暇を持て余している。
奥さんは下の子のお世話でほぼつきっきりだし、
赤ん坊はまだ生まれたてで外出もできないので、ちょっと公園で遊ばせるのもまだ無理。
あれこれ家で遊べるものを用意してはいるけれど、
やっぱり飽きは早い。
そんな娘の気分転換にと、お決まりのお山か自転車どっちがいいかと聞くと、
自転車で遠くへ行きたいとのリクエスト。
二人で地図帳をひっぱり出してきて、どこへ行こうかとプランニングして、
娘がココ!と指差したのが、京セラドーム。
いつも海遊館や南港へ行くときに、
地下鉄から見える巨大ドームが気になっていたので行ってみたいとのこと。
(ちなみに小さい頃はあれはバイキンマンのUFOだと呼んでいました)
行先は決定したが、結構市街地を縫っていかないといけないので、
できるだけ交通量が少なく安全なルートを頭の中でシミュレーションしていざ出発。


まずは毎度のルートで扇町公園まで足慣らしをして、
そこから繋いで、中之島公会堂へ。
ここまでは何度か自転車で来ているところなので問題なく。


中之島公会堂


そこから北浜界隈の路地を比較的交通量の少ないところを選びながら進み、
靭公園に到着。
ここは娘がもっと小さい頃によく夏場は連れに来ていた思いである公園。
ここでちょっと一息して、公園遊びに興じる。


ウツボパーク


靭公園の西側のテニスコートのあるところを伝って、西へと進む。
阿波座の巨大JCTを見上げて、
娘はびっくりしながら、自前のカメラを乱写。


阿波座の主


そこから中央大通の歩道で橋を渡り、
そのまま木津川沿いに南下して京セラドームにとうちゃこ。
案外スムーズに早く到着してしまいました。
またも巨大すぎる建造物に目を丸くしておりました。


↓京セラドーム


あまりにあっけなく到着してしまい、拍子抜け。
このまま帰るのも物足りないなあということで、
天保山を目指すことにします。
岩崎橋を渡ったら左折し、尻無川の土手沿いを南下する。
この道なら左右飛び出しがないし、交通量少ないだろうと思っていたら
後ろからトラックがバンバン脇をかすめていくので、チョイスミスでした。
R43をくぐった先で右折し、みなと通りまでは出ずに裏路地を進む。
幡屋商店街を抜けて、またも巨大に渦巻くJCTを渡ったら天保山
ちょうど夕暮れ時で、大阪市内で一番のサンセットスポットがあるのでそちらへ。
そのまま咲洲トンネル方面へ直進し、中央突堤へ。
ほとんど人がおらず、見事な夕焼けを二人占めしながら、ちょっとおやつ休憩。


天保山のサンセット


↓海


15分ほど休憩したらいざ帰宅。
夕暮れということは日没が早いわけで、
その前にできるだけ安全地帯へたどり着きたい。
ただ、よく見ると娘は手袋を忘れていて、吹きすさぶ風で冷たくなっている。
ロードバイクでも一番寒さが来るのが手足。
こりゃいかんと天保山マーケットプレイスに駆け込み、
子供用の手袋を急きょ購入して事なきを得る。
ついで、せがまれて娘のおみやも購入。
当然長女だけというわけにはいかないので2つ。
そうか〜これからは2倍かかるのか〜@@@
お父ちゃんのお小遣いが目減りしていきます。


海遊館


海遊館からの戻りは中央大通ではなく裏ルートで。
久々に前を通った加藤汽船ビルがターミナルの一部が取り壊されてた。
そのまま安治川沿いに進み、もうひとアトラクションとエレベーターで対岸へ。


↓安治川隧道


渡りきったところで日没を迎え、娘さん初のナイトライドで初点灯。
ややこしい西九条駅周辺をしのいで、北港通を渡り、
福通村の脇道を伝って、JR淀川駅周辺。
日が暮れて寒くなって疲労もそこそこあり、ミスドでいったん休憩。
15分ほど暖を取り体勢を立て直す。
ここからは勝手知ったる淀川左岸の道。
娘も知っている道に出たことで安堵して元気が出て、無事に帰宅。
なんだかんだで30kmほど走りました。
娘さんなかなかタフだわ。