記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

OSAKA CITY淀川左岸クリーン作戦(淀川水系一斉美化アクション)

日曜日。
長女と午前中に地元のイベントへ行ってきました。
淀川管内河川レンジャーが主催する一斉美化アクションがあり、
2〜3月の間に桂川宇治川・木津川・淀川の各流域で
清掃活動が行われます。
その中から、一番身近な中津〜海老江までを範囲とした
「OSAKACITY淀川左岸クリーン作戦」に参加してきました。


↓十三大橋集合


10時の集合時間に十三大橋へ到着すると、
淀川レンジャーの皆さんと、
100名を超えるボランティアの参加者がずらり。
個人参加もあれば、地元のコンビニや企業からの参加もあるようでした。
早速、開会宣言をして、簡単な準備体操。


↓開会宣言


大人数なので2班に分かれて清掃活動に入ります。
我々は少し難易度の高いA班。
R176と阪急線をくぐって、中津葦原へ向かいます。
かなり頭上低くて頭ぶつけました@@


↓阪急をくぐります


↓中津葦原


清掃場所は堤防から河川へ降りたところに広がる葦原。
階段を下りますが、ほとんど平らな場所はなくて、
葦と堤防の急斜面との際のギリギリを伝うような感じで広がって、
清掃活動開始。
長女もやる気満々で、火ばさみを使ってどんどこゴミを拾っていきます。


↓堤防を下ります


↓掃除開始


それこそ、ありとあらゆるゴミがあり、
ペットボトルや空き缶、ボールペンや電球、乾電池といった小物から、
服、靴、鞄、タイヤ、発泡スチロール、何か機械のパーツ等々。
この場所で捨てられたものも当然あると思いますが、
台風で増水した際に、上流から流れてきて、
たどり着いたものもあるようです。
淀川も一時に比べて随分キレイになったとは聞きますが、
これが現実。
なかなか目の当たりにするとショッキングかも。
生い茂る葦に絡まり、下敷きになって、地面一面がゴミ。
あっという間に手持ちのゴミ袋はパンパンになり、
重たいそれを上から引き揚げてもらい、またゴミ拾いを繰り返します。


↓大量のゴミの山


↓一生懸命


↓あらゆるゴミが出てきました


1時間ほど集中的に近辺を清掃し、
大量のゴミの山が回収できましたが、
絶望的なゴミの量に対しては正直焼け石に水な感じです。
しかし、話を伝え聞くのと、
実際にあまりにひどい現場を目の当たりにするのとでは
全く現実の受け取り方が違います。
長女には世の中にはこういう負の面もあるということを
実際に体験して感じてもらいたかったし、
なかなか個人でこういう活動をするのは危険で難しいので
とてもいい機会でした。


↓第1部終了


集まった100袋以上のゴミを、
集合地点まで移動させるのも一苦労で、
みんなで手分けしながら運びました。
そこでいったん中開き。
娘も一仕事してエエ顔になっております。


そこから第2部は、海老江まで
約2-3kmほど河川敷を歩いてゴミ拾い。
こちらはグラインドや広場が整備されているので、
さっきの茂みほどあからさまに汚いわけではないけど、
よくよく見ると、お菓子のパッケージだったり、
細かいガラス片やプラスチック片が散乱していたり、
とにかく地面で、反射するもの、
明らかに人工的な色のものを見つけては拾っていきました。
なんだかんだ、ゴールする頃には袋もいっぱいになってしまいました。


海老江で解散


ということで、娘、よく頑張りました!
また機会があればぜひ参加しよう。


↓頑張った!