記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

カレーなる日々

さてさて、昨今関西では密かなカレーブームですが、
まだまだ行けてないお店があるので頑張っていかねば。
ちなみに先日出たミーツのカレー特集ので掲載されているお店の1/3程度は制覇済み。


1軒目は、以前南森町の本店を紹介した辛口料理スズメバチ
会社の近くに店を出したので行ってみた。
メニューは変わらずカレーのみなのだが、
値段が1000円というのはちょっと強気すぎるな。
せめてサラダがついているとかならまだ納得するが、
カレーライスのみでランチでお札が1枚飛ぶのはちょっとサラリーマンにはキツイ。
本店は900円だったし、しかもルーもごはんおかわりも可能だったし。
こちらでも大盛り無料ではあるがちょっと物足りない。
相変わらずスパイシーではあるが、本店よりは大分マイルドでした。
調べて見たら、他にも日本橋や新町にも進出してて、
完全フランチャイズ化してしまったようで、劣化は否めない。


↓辛口料理ススメバチ 新大阪店


↓カレー1000円+玉子50円


お次は、カキオコライドの打ち上げにも使わせていただいたビアホイさん。
そこのカレーがめちゃウマだったので、また食べに行ってきました。
デフォルトではフランスパンをつけて食べるので、ライスを別注。
ん〜うまし。おそらく一番スパイスとして前に出ているのはレモングラスでしょうか?
それとココナッツミルクのコクと唐辛子のストレートなパンチ。
タイでもないインドでもない、
南国の爽やかさを感じさせながらも、奥行きのあるカレーです。


↓カリーガ


お次は、去年南方にさっそうと現れ、
今や大人気店へと成長したラーメン屋「人類みな麺類」の店主が、
趣味が高じて?4月から開始したカレー屋さん。
その名も「人類みな飯類」!
会社から近いということもあって早速偵察に行ってきました。
南方といっても駅からそこそこ遠く、しかもかなりわかりにくい場所にあります。
お店にも特に看板などもなく、かなりマニアック。
恐る恐る入ると店内は白を基調としたとてもきれいな造り。
ちょっと強面のスタッフが2人で切り盛りしていました。


↓人類みな飯類


メニューはなく、カレーのみ。
飲み物付きで、ビールorラッシーのチョイス。
しばらくして出てきたカレーを見てびっくり仰天。
いわゆるカレーライスを想像していたのだが、
スープカレーすら飛び越えて、おじや?茶漬け?
とにかく薄く黄色みを帯びたしゃばしゃばな出汁に御飯がとっぷり漬かっております。
具は、ネギと、人類〜名物のBIGチャーシューのみ。
見た目からこれはホンマに大丈夫?というインパクトです。
さっそく、頂きます。
さすがラーメン屋だけあって出汁がものすごくうまい!
そこにスパイスが香り食欲増強。
これはなんとも新しいカレーですな!
で、途中でスタッフから、スープが減ってきたら最後に玉子掛けてくださいと合図。
ではではと、玉子投入すると、スタッフがお皿頂きますと下げられる。
おいおい〜おいらのカレーをど〜するの〜と思ったら、
一升瓶から濃口の湯浅醤油を慎重にかけられて戻ってきました。
それをかき混ぜて食べると…おおお、ウマイウマイぞぉ!
選手交代でカレーはバックアップへと回り、玉子と醤油の濃厚なお味にノックダウン。
絶品の卵かけごはんに変身。
1度で2度おいしいとはまさにこのことですな。
おじや好き、玉子大好きの関西人の心をガッチリキャッチするこの斬新なカレーにアッパレ。
オープンしてまだ1週間ほどですが、はやくも営業形態が変わるらしく、
週一ランチのみになる予定らしく、また一層ハードルが上がりそうです。


↓カレー1000円


↓卵かけごはん〜