記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

ご当地めんライフ

その昔、綾瀬はるか主演の20分ショートムービー
たべるきしない」を映画館に行って観たな。
まだ食欲不振続いてますが、レーションだと思って食べる。


1軒目は、天六商店街にある汁なし坦坦麺のお店「麻拉麺 揚揚」。
かなり前にオープンして気にはなってたけど、ようやく初訪問。
精気の失せた中国人アルバイトがダラダラ仕事してました。
大量のネギとミンチを麺にからめてなかなかうまい。
山椒とシビレ感と、唐辛子の辛みは調整可能です。
〆に白ご飯投入してすっかり完食。


↓麻拉麺 揚揚


2軒目はお初天神にある三代目みさわ。1代目は福島区の名店ですね。
つけ麺専門店なのでラーメンはありません。
麺は自家製ではなく、有名な京都の麺屋棣鄂製。
ということで分量アップは追加料金が発生します。
食べる前にお勧めの食べ方をレクチャーしてくれます。(強制はされませんヨ)
まずは、そのまま食す。ん、合格点。でもいわゆるフツーのつけ麺という印象。
それから玉ねぎをつけ汁に投入し食す。ん、食べたことある。
それから麺の方にスダチを絞って食す。
自分は柑橘系の味付けが大好きなのでようやく乗ってきました。
最後に、つけ汁に黒七味を投入して、食す。
ん、黒七味ナイス。
スープ自体は特筆すべき点はなし。
麺を仕入れているということは、
店として勝負できるのはスープだけなのだからもっとできてもいいと思うのだが。
あとは、スダチと黒七味のトッピングの勝利。


↓つけ麺 三代目みさわ


↓味玉つけ麺


お次はぱしゃ君に連れて行ってもらった、新大阪の外れにひっそりと佇む「やまふじ」さん。
ぱしゃ君いわく、ご飯に合うラーメン。
実際、ご飯はセルフ食べ放題とサラリーマンにはありがたい設定。
ラーメンは、和風だしの効いた優しいお味。
こういう系の麺って、細麺とかストレート麺がフツーだと思うのだが、
こはちぢれ卵麺とちょっと変わってます。でも意外とスープと合うなと思いました。


↓やまふじ


最後は、毎週土曜恒例の「情熱うどん 讃州」さん。
期間限定メニューに「ひやかけ」が登場してたので早速。
いりこの芳醇な出汁の効いた汁に、少しハード目のひねり麺。
んん!久々に本気出しはりましたか?かなり、うまいです。
うどんを生で頂いているような贅沢な一品です。
欲を言えば、出汁の香りが鼻を抜けるほど強くないので、
もう少しいりこを効かせてほしいところだが、
しかしこの最大限にシンプルなこのうどんこそ、本来のうどんだろうと思います。
天ぷらもなかなかよろしいですな。とうもろこしの天ぷらがついていて、
是枝監督の『歩いても歩いても』を思い出して、おいしそうだったが、
ほとんど娘に取られました…


↓冷やかけ