記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

パラダイス類♪

先週は発熱ですっかりダウンしてしまいましたが、
土曜日はどうしても外せないイベントがあり、気合で?復活。
午前中は音楽教室に行き、そこから大急ぎでお昼を食べて、
娘と2人で京都までおでかけ。
イベントまでちょいと時間があったので、八坂さんまでお参り。
桜の時期なので京都は人・人・人。
河原町駅から八坂さんまで人の流れにもまれて40分もかかった…。
やっぱり春と秋は京都市内に来ちゃだめだな。


↓娘と京都でえと


↓八坂さん


で、15:30となり、本日の目的地、木屋町にある元・立誠小学校へ。
こちらで行われている高瀬川桜まつりのイベントで、
今最も会いたいあのお方、酒場詩人・吉田類さんが来るんですねえ。
ということで親子で大ファンなので馳せ参じましたヨ。
このイベントはお酒やつまみを各々好きにいただきながら、
類さんのトークを楽しむというざっくばらんなイベント。
ユルユル、お酒、ええですね〜。


↓パラダイス☆マルシェ


↓元・立誠小学校


ということで、まずはガソリンの補給をしなければなりませぬ。
まずは、駆けつけ一杯ということで、
岩手は喜久盛酒造さんの「タクシードライバー 純米原酒」。
続いておビールとアテを購入。
アテは類さん大好き豚のカシラ。ウマイよね〜。
あ!もちろん今日は娘さんもおるので、
ちゃんとお菓子やジュースの準備も抜かりなく。
お父ちゃんは甘いよ〜。


↓まずはお湿りに、岩手のタクシードライバー


16時前になり、いよいよ開場。
会場は古い講堂で、ラッキーなことに前から3列目の席をゲットできました。
お隣には若い女性のペアさんで、娘のことを気に入ってくれて相手をしてくれました。
アリガトネ〜。
で、娘が早く早くと催促してきます。
実は、今日は秘密兵器をこしらえてきておりまして、
何か類さんにびっくりしてもらえることないかなあと2人で相談をしていて、
類さんのお面を作ってきたのでした。
2月に保育園で鬼のお面を作ってきていたので、娘に作り方を習って、一緒に制作。
ちょっと雑な作りですがそこはご愛嬌ということで。
なんか『マルコビッチの穴』を彷彿とさせて、キモかわです。(類さんゴメン!)
で、お面作って再確認したのですが、やっぱり類さん、顔長いです!(再びゴメン!)
娘はこのお面がめっちゃ気に入って、家からつけていくと張り切っていたのですが
さすがにそれは不審すぎるのでご勘弁ということで、
会場にてようやく装着しすっかり上機嫌です。


↓ミニ類さんスタンバイ


で、しばらく司会者の方の話と、前日のラジオ放送が流れて、
そのうち例の番組のオープニング『Egyptian Fantasy』が流れて、
どどどど〜っと勢いよく後方の扉から駆け足で類さん登場で湧き上がります。
やっぱりというか当然、全身黒にハンチングで決めておられます。
そうして、軽快にトークスタート!


↓ナマ類さん


下戸疑惑とか、ゲイ疑惑とか、一番ウマイ酒などNGなしでバンバン質問にも答えていきます。
びっくりしたのは1回の収録(2軒分)で2升も呑まれるそうで、さすがプロ!
あと、類さんと同姓同名のお子さんが来場されていてそれもびっくり。絶対将来酒飲みやで。
あとは先日火事に見舞われた十三のションベン横丁のこととか。
途中何度か、酔いが過ぎる人たちがステージに乱入してくるのも絶妙にかわす!
さすが酔っ払いの扱いは慣れてますね〜。
といいつつ、トークはもちろん、”お水”を呑みながらなので、ご本人もいい感じ。
こちらもちょいちょい後方ブースへ抜けて、お酒にビールに追加しつつ。
何呑んだっけ?確か、奈良の「風の森」、伏見の「桃の滴」と「キンシ正宗」etc。
あと、もちろん『Bad, Bad Whiskey』の生歌もご披露!


↓お決まりのオールブラックにハンチングのいでたち


で、トークが始まって30分くらいたって、
いきなりこちらを見て「おお、びっくりした!」と類さん。
娘は特にアピールするでもなくフツーにお面を被ったままだったのだが、
客席に自分と同じ顔を発見して、ツッコミを入れていただきました。
娘は話題にあげられているのを恥ずかしがっておりましたが、
お顔を見せてと言われてお面を取って、
かわいいねえと言われるっと照れ笑いをしておりました。
そのあとも、他のお客さんからも写真をお願いされたりして、
めちゃくちゃテンションが高く、ひょっとして酔ってんちゃうかというくらい。
わが子ながら時々そのおかしなテンションについていけない時がありまする。


↓もちろん呑みながらネ♪


2時間のトークイベントはあっという間。
ただ、黒いオッチャンの話を聞きながらツラツラと酒飲んでただけなのに
なんでこんな楽しかったんでしょう。
でも訳なく楽しいそういうお酒が一番おいしいよね♪
トークの後はサイン会。CDと本を家から持参していたので列に並びます。
で、順番が来て、類さんが娘を見つけて「おお!待ってたよ〜」とウェルカメモード。
類さんから自分の携帯でも撮ってもいい?と聞かれたので、
どうぞどうぞと仲良く写真を撮っていただきました。
娘も類さんに言いたいことがあるらしく、
ちゃんと「お酒飲みすぎたらアカンよ。酔っぱらったらダメよ。」と言っておりました。
類さん思わず苦笑い。(笑)
ホントTVでお見かけする通り、とっても気さくなオッチャンでしたよ。


↓ハイチーズ(親指長ッ!)


で、サインの方もバッチリいただきました。
お面の裏にも娘の名でいただいたのだが、
娘の名前と漢字を教えると、「おおっ!とても綺麗な名前。素晴らしい名付け!」と言われ
自分としてはそれが一番うれしかった。
類さん、お酒好き同志ということで好きというのもありますが、
番組のラストに紹介される酒場俳句が結構うまいなあと感心するものが多くて、
ただ呑んで酔っぱらってるだけじゃなく、
詩人としても言葉遣いが小粋で好きなのです。
なので、そういう人に褒めていただけるとうれしいですな。


↓サイン


ということで、無事イベント終了♪
あとは帰りがけに、奥さんへのお土産に「茶の菓」を買って帰宅。
類さんに元気をいただいて、いつの間にか風邪も吹き飛びました。