Rui呑み

東京遠征の晩御飯はまさかまさかこの方と。

今日泊まりで東京に行きますと、LINEをお送りしたら、

すぐに返事が来て、今日は東京にいるし、

夜なら開いてるよ～ということだったので、

お言葉に甘えて。

レッスン終了後、指定された東京の西部の某駅まで乗り継いでいくと、

なんと改札の片隅でおひとり佇んでおられて、

我々をお出迎えいただきました。

今日はマネージャーさんやスタッフさんの姿もなく、

まさに完全プライベート。

お店に行く道中は、さすがに人気者のお方だけあって、

気付かれた一般の方々に声をかけられ、

写真を撮ったり、お話をされたり。

これが四六時中となると やっぱり大変だなあと思いますが、

面倒がるそぶりもなく、気さくに応じられる。

通りを少し歩いて、味のある店構えのお店へと入ります。

長女が魚好きと聞いて、

魚のうまいお店をとわざわざ選んでいただきました。 

お店のおかみさんからは、

「これはこれは。こんな可愛らしいお連れさんなんて珍しい。

呑まれないお連れさんもいらっしゃるんですね」と言われ、

類さん、照れくさそうに微笑みながら、

「ガールフレンドなんですよ」と。

早速乾杯して、色々と料理を楽しみながら、

沢山の事をお話ししました。

この日の用事だったアンサンブルズ東京のことや、

娘の学校のこと、先日の個展のお話、仕事のことや旅の話、

例の番組の裏話などなど、全然話題が尽きない。

特に盛り上がったのは、田植え・稲刈りのお話だったり、

山のお話だったり、自然とのかかわりについて。

長女がそういうことに触れて、楽しみながら学んでいることを、

まるで本当の孫の成長を見守るかのようなまなざしで、

とても喜んでくれていて、

何度も「いやあ楽しみだ。早く大きくなって一緒にお酒飲みたい」としきりに。

仲良くさせていただいて、かれこれ6.7年ほどになりますが、

いつも気にかけていただいて、本当にありがたい。

娘はいつものように柔らかく笑いながら、

ずっと金目鯛のアラ煮やら鮎の塩焼きを堪能。

あまりに丁寧に、隅々まで魚を食べつくすさまに、

類さんも思わず「こんだけ食べてくれたら、お魚も間違いなく喜んでるよ！」

と言いながら、どんどんお酒のピッチが上がります。

自分もめったにない機会なので、合の手で呑むのですが、

やはりお相手がお相手なので、もうてんてこ舞い＠＠

京都のドロップキックぶりに本気で酔っぱらってしまいました。

いやあ、これだけの酒量を毎日呑まれて、

しかもいくつも締め切りや仕事を抱えながら、

日本全国所狭しと飛び回り、

その上で絵や創作活動をやるっていうのは、

もう超人としか言いようがありません。

翌日も朝からラジオの生放送があって、

そのあとその足で北陸へ向かわれるとおっしゃっておりましたが

底知れぬ体力です。

美味しいお酒に美味しいお料理、

そして色々盛りだくさんのお話で時間はあっという間に過ぎてしまい、

お開きに。お店の方、素敵なお料理ごちそうさまでした!!

と、おもむろに「ここは僕が!!」と、

ご馳走までしていただいてしまいました。

ああ、畏れ多い＠＠＠

超多忙な中、お時間を作っていただけるだけでも本当にありがたいのに、

逆に「arkibito君と長女ちゃんとゆっくりお話しできるチャンスだから本当によかった」

と言っていただいて、感無量でした。

しかも、慣れない土地で困るといけないからと、

わざわざ駅まで見送りまでしていただいて。

またこのお礼は別の機会にぜひさせていただきます!!

最後はがっちりと握手を交わしてお別れしました。

ということで、色々なありがたみに心底酔いしれる夜でした。