記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

逆打ち 六甲全山縦走 第3区間(菊水山〜鵯越〜高取山〜須磨アルプス〜旗振山〜鉢伏山〜須磨浦公園)

いよいよクライマックスに向けて歩き出します。
疲労とハンガーでヘトヘトになってたどり着いた菊水山からは、
これから進んでいくことになる道のりがしっかりと見渡せます。
まるで現実を突きつけられているかのようです。
まずはここから地獄のような階段で菊水山を下り、
丸山の住宅街の迷宮を抜けて、高取山へ。
そうして再び妙法寺に下りて、いよいよ須磨アルプス。
ここを日没までにクリアするのが目下の目標。
その先3度高倉台の住宅に下りて、ラストおらが茶屋〜鉢伏山の連なりへと進みます。
まさに大波小波、上ったり下りたりを繰り返すラスト約20kmの道のり。
いざ参る!


↓前方に連なる須磨アルプス、その向こうに淡路島。あとこんだけ!


↓あそこに見える須磨アルプスを日没までにクリアせねば!


まずは、菊水山から鵯越までの激下りです。
須磨側から縦走する場合、一番試練を味わう、長い長い階段です。
ここをドカンドカンと大急ぎで下っていきます。
左手にゴルフ場を望みながら、一気に高度を下げていきます。
やはり上りより下りの方が圧倒的に早いですね。ただ足にはダメージが来ますが。
下りきって、怪しい菜園を過ぎると、神戸電鉄有馬線をまたぐところに出ます。
ちょうど真下を電車が走り抜けていきました。
電車はやっぱり速いなあ〜。


神戸電鉄有馬線


そこからしばらく下ると石井ダムの直下に出ます。
前回は無謀にも、ダムの上まで寄り道をしてエライ目に遭いました。
今はとにかく日没までに須磨アルプスが最優先なので、スルーします。
今度は神戸電鉄の下をくぐって、ダムから続く川沿いの道を進みます。
浄水施設の前からアスファルトの道に出ます。
ここでご夫婦のハイカーさんにあいさつをしてパス。
この辺りには菊水山〜高取山の距離を示す標識がいくつかあるのだが、
残り8kmとあるものから、残り2kmとあるものまであって、全く信用できない。
浄水所の脇から反対側に抜けると、舗装の下りがしばらく続く。
この頃になると前のめりの姿勢が足の指先に結構なダメージが来ます。
今回は前回の反省を踏まえて、
指にテーピングをあらかじめしてあるので少しはマシでした。


↓石井ダム


途中で標識に従って、山道に入り、少しだけ上り返したら、
小さな公園を抜けて、鵯越駅に出てきました。16:20。
さて、ここからは複雑に入り組んだ丸山の住宅街を抜けていかねばなりません。
時間的にも体力的にも無駄足をする余裕はないので、
間違えないように地図を確認する。
お孫さんとおばあちゃんの2人が仲良く歩いているところを挨拶をして
パスし住宅街に入っていきます。
大通りの下をくぐるため、小高いピークに出ると、いきなり突風!
風の具合が変わったのか、それとも海風の影響を受けやすいエリアに出たのか、
ここからは強い風が左手からしきりに吹いてくるようになります。
まあ特に問題はないだろうけど、馬の背だけがちょっと心配。


鵯越


大通のアンダーパスをくぐると、激坂を下ります。
舗装の激坂が一番こたえるので足を痛めないように丁寧に下ります。
源平町を過ぎて谷筋へと下り、鵯大橋を渡ります。
この辺りは、大会に合わせて須磨方面からはルートがわかるように標識が立っているのだが
反対向きにはそれがないため、標識を逆算してルートをたどっていきます。
このあたりは地形に合わせて複雑な町の造りなので、
とにかく地図と標識を確認することが大事。
バス道をずんずん進み、幼稚園の脇を進んで、エネオスのある信号まで来ました。
振り返ると、遠くに菊水山が見えます。


↓鵯大橋


↓標識を逆読みして丸山の住宅街を抜ける


そこからクネクネと蛇行を繰り返す下り坂を進み、
鷹取橋東詰の交差点に到達したのが16:50。
そろそろ日没が気になる時間になってきました。
少し大きな道なのでコンビニか何かあると期待していたのだがなく、
自販機でビックルをがぶ飲みしただけ。
菊水山ではハンガーを抑えるために、残りの補給品をすべて食べてしまっていたし、
その分も長々と歩いてきたのでエネルギーが尽きてきている…
しかしコースを離脱してコンビニを探す猶予がないので、
とりあえず高取山を片づけて、妙法寺まで我慢することにします。


↓鷹取橋東詰


交差点を横断し、高東町へと進んでいきます。
ここは山肌に住宅が並んでいるのだがえらい激坂で、上るのも一苦労。
こんなところで住んでいる人は毎日鍛えられるだろうなあ。
住宅街の脇に高取山への上り口を発見。
そこで下ってくるハイカーさんやらトレランの方とすれ違い挨拶。
そうだよなあ。もう下山する時間だよなあ。
でもまずは高取山を登らねば。


↓高取山丸山登山口


舗装道から外れて山道に入ると、すぐに大きな砂防ダムがお出迎えします。
おととし通った時にはまだできていなかったように思います。
なかなか大きなサイズで迫力がありますね。
その脇の階段を上って上部へと進みます。
えっちらおっちらと登りながら、山の北側から南側へ回り込むような形で進みます。
そのうち、公園のようなところに出て、安井茶屋で高取山の登山道に合流します。
ハンガーが徐々にひどいので、何か売っていないかと淡い期待をしていたのだが
時間が遅くて閉まっておりました。じゃんねん。もうしばしの辛抱。


砂防ダム


↓上から


↓安井茶屋


茶屋を過ぎて、石段を登っていくのだが、
高度を上げるにつ入れて風が一段と強くなってきた。
で、そのときちょっとしたアクシデント発生。
なんと、目の前に毛虫がぶら下がっていたので避けようとしたら
毛虫がいきなりの突風にあおられて、あろうことかひょいっと口の中へ!
勢いよく入ったのか、角度が悪かったのか、気管にまで到達して、
思わず嗚咽。どうにか吐き出すことができたが、
げふぉげふぉと咳き込むし、気分が悪くなり、息も上がってしまったので
近くのベンチで少し休憩を入れる。
何度も水で口をゆすぎ落ち着きを取り戻します。
ああびっくりした〜。
さすがに腹が減っているとはいえ、毛虫はゴメンだす。
ちょうど休憩を入れたベンチからは、
神戸の街並みと、遠く住吉・芦屋方面まで続く六甲の山並みがはっきり見渡せました。
ああ、あんな遠くの、さらに遠くからテクテク歩いてきたのだなあ。


↓高取山から東側の眺め


ようやく落ち着きを取り戻して、リスタートします。
残りの石段をずんずん進み、境内には入らずに脇道を進んでいく。
道が右に曲がり、階段をトトトトっと上がると高取神社に出ます。
思いがけず時間をロスしたので、山頂はパスして先を急ぎます。
時刻は17:20ごろ。


↓高取山


脇道を平行移動して荒熊神社のわきを過ぎると、いよいよ下り道。
前回須磨側から攻めた時は、この高取山の西斜面が思った以上に長い上りで、
思わぬ伏兵に難儀したことを覚えている。
できるだけペースを稼ぎたいし、何より腹が減っているので
さっさと町へ下りたいのだが、やはりそう簡単にはいかない。
なかなか急ピッチで高度を下げる険しい下りなのだが、
行けども行けども下りは続く。長い長い下りと格闘しながら、進んでいくと、
一部西側が開けたところがあり、その先に、
次の戦いの場である須磨アルプスが顔をのぞかせている。
西の空はいよいよ黄色身を帯び始め、こちらも少し焦り気味。
徐々に、街の音やらが近くなってきて、分岐に到達。
はて?こんな分岐があったかいのぉとしばしどちらに進もうか迷っていると、
上からトレイルランナーが颯爽と下っていきました。
自分はそちらの方へは下りずに右折。
少し下ると見覚えのある公園に出たので正解でした。
そこから怪しい菜園の脇をかすめ、住宅街の細い路地を抜けると、大き目の道に出る。
この道はさっき高取山に登る前に横断した道。
山に登らずにこの道を進めばよっぽど楽なんだけど、それじゃあ意味ないんだなあ。
そうしてずんずん先へ進んで妙法寺小学校前で県道22号にぶつかります。
ここは交通量の多い生活道。
左右を見渡すと、少し下ったところにローソンの看板発見!
夕暮れ間近で、馬の背突撃目前というところだが、
ハンガーも深刻になりつつあるし、ここはいったん体勢を立て直します。
時刻は18時少し前。


↓日没との戦い!


妙法寺小学校前


ローソンに駆け込むと、お一人ハイカーさんがいてご挨拶。
ポカリとコーラ、それからおにぎり2つとからあげ君を買ってひたすら食べる。
空の胃袋がみるみる満たされていくのがわかります。
あまり時間の猶予がないので、味わうというよりも水分でとにかく流し込むという感じ。
ベッタリ腰を落ち着かせると後がしんどいので、中腰でむしゃむしゃ食べる。
そうして、きっかり10分。18:10にリスタートします。
縦走路にカムバックし、住宅街を抜けると、阪神高速&市営地下鉄の3本の大動脈が
山と山との間にむき出しになっているところがあり、そこをアンダーパスでくぐります。
階段にはたくさんの猫がタムロしておりました。


阪神高速神戸市営地下鉄をくぐる


そこを抜けると横尾の住宅街に出ます。
バス通りを左に進み、緩い弧を描きながら上ります。
メロディーハイムのところで左折し、公園の方へ進む。
もうこの時点でずいぶんと日の光が弱々しくなってきました。
公園から家路を急ぐ家族連れや子供たちが出てくるのに抗って、
自分は今から難所の馬の背に向けて、山道へと分け入っていきます。
ここからは、大きくジグザグに通された九十九折れで、
斜度は緩やかなの急ぎ足で進んでいきます。
そこを過ぎると階段場が現れ、振り返ると、
先ほど歩いてきた高取山がどーんと向かいに構えておりました。


↓東山ののぼりから振り返る


そこからしばらく山道を詰め東山の山頂に到達。
いよいよ、目前に馬の背が近づいてきました。
でも風がとてもキツイ!
そこから結構険しい下りをこなして、ようやく須磨アルプスの核心部に到達。
時刻は18:40。
ようやく馬の背にたどり着きました〜。
もう、眼下の街には夜の帳がおり、すっかり薄暗くなりましたが、
なんとか日没で真っ暗の状態は回避することができました〜。


↓須磨アルプス来た〜!間に合った〜


簡単に写真を撮ったら、ますます暗くなる前に馬の背に挑みます。
不安的中で、折からの強風が海側から横殴りの状態で、
時折思い出したように突風が吹くため、バランスを崩しそうになる。
いかんいかん。
足元も暗くなっているし、ここは歩幅を縮めて丁寧に丁寧にやせ尾根を歩き、
中心部にたどり着く。
そこから大きな岩の塊の脇を滑り降りていくのだが、
ここは岩の陰で風がさえぎられているので、問題なく。
下ったところに標識が立っていて、そこから平行に階段までトレースするか、
それとももう一段下ってからアプローチするか迷う。
去年娘と一緒に来た時には、平行に行ったのだが、
思った以上に足場が狭く脆かったので、今回はもう一段下に下りることにします。
一旦下った方が安全でいいのだが、
そこから階段のところまでガレガレの斜面に取りつかねばならず、
落ちる心配はもう一方のルートに比べたら全然ないのだが、こちらも骨が折れる。
特に階段のある最後のところの段差が大きく、足元が滑る中、
乗り越える感じで登る必要がある。
そんなこんなで馬の背終了♪
暗さと強風で、いつもよりも少し難易度高めでございました。


↓馬の背


↓かなりの横風。突風なので慎重に


↓無事クリア!


馬の背の核心部を抜けて、取り付けられた階段を上がり、
しばらくガレた道を突き上げていきます。
そうこうしているうちに横尾山山頂に到達しました。
時刻は18:50。
馬の背クリアからわずか10分。
夜はみるみると進んであっという間に暗闇が支配していきます。
山の夜は本当に早いなあ。


↓一気に夜


↓横尾山頂


そこから尾根づらいに進んでいくのだが、風がますます凶暴さを増し、
黒々とした木々が大きく右へ左へと巨体を震わせていて、
ちょっと怖いくらいです。
自分も被っているハットや上着のばたつきを抑えるのに必死な感じ。
もう少しだけ上り返して、
栂尾山の展望台に到達したのが19時を少し過ぎたところ。
一応展望台の櫓に上って写真を一枚撮ろうとするのだが、
暗いのでシャッタースピードを遅らせるのだが、
強風に踏ん張るのも一苦労で一発で決まらず。
ここからは残りの山塊が高倉台を挟んで対峙していています。
そうしてそのずーっと奥にひときわ煌びやかな一筋のライン。
あれが明石海峡大橋です。あれはライトアップに照らされているのではなくて、
車のヘッドライトが数珠つなぎになっているもの。
GWの大渋滞はかなわんなあ。
それはそうと、台風かと思うような風に吹き飛ばされそうな勢いなので、
すぐに櫓を降りて、森の中へ入っていきます。


↓栂尾山展望台より。右端に明石海峡大橋の大渋滞の灯。


ここまではかろうじて肉眼で進んでいたのだが、夜の闇はどんどん深くなっていくので
ここからヘッデン点灯していきます。
まあまあ足場の悪いところもあるので、慎重に抜けていきながら高度を下げていきます。
そうしてそうして、高倉台名物の400階段に出ます。
逆コースだとここが一番最初の難所かもしれません。
下りも下りで、階段と階段の継ぎ目に雨どい用の溝が広く切ってあるので、
転ばないように慎重に進む。
ここも左側、海からの横風がきつく、遮蔽物がないので手すりを利用しつつ下ります。


高倉台への400階段


そうして県道65号の真上まで無事に階段を下りきり、
あぜ道をつたって、陸橋を渡ります。
高倉台のセンター街に入ると少し風の威力も弱まります。
ここからラストもういっちょ山へと入っていくのだが、
そこはもう完全ナイトハイクでノンストップ。
なので、下界にいる今のうちに最後の休息を入れておきます。
なにより難所の馬の背はすでにクリアしているし、
再び山に入るといっても、もう難所らしい難所はないので、
焦らず体勢を立て直しましょう。
どの道ここまで来たら、もうゴールするっきゃない。
スーパーの前にあるちょっとした広場のベンチで、
残っていた補給品と缶コーヒーで最後の補給を済ませます。
時折突風が吹き荒れて、ゴミやら空き缶やらが目の前を転がっていく。
さすがに止まっている間は体が冷えてしまうので、
レインウェアを羽織る。
19:40となり、いよいよオーラスに向けてリスタートします。
残り5km!


人気のない住宅街を抜けて、外周道路の上に架けられた陸橋を渡れば
高倉山への階段がスタート。
途中までは外灯があったのだが、中腹でなくなり、一気に暗闇が増します。
休養十分でテンポよく進んでいきます。
そうして上がりきったら、おらが茶屋に到達。
ここもなかなかの眺望ですが、とにかく風がきつい!
当然茶屋は閉まっているのでスルーして先を急ぎます。


↓おらが茶屋


茶屋のあたりは公園なので、外灯がちらほらあって明るかったのだが、
その先、高倉山に進んでいくと、再びうっそうとした森の中へ吸い込まれていきます。
前回の東縦走路のナイトハイクに比べれば、
周囲にまだ街の気配を感じるし、距離も無茶なものではないのでそれほど怖くない…
と思いきや、やっぱり暗闇は怖いですよ…
でも、それと同時にワクワク楽しいんですけどね。まだ余裕。
もちろんこれが北アルプス紀伊山地のど真ん中だったら話は別ですが(汗)
で、ずんずんフラットな道を進んでいくと、
いきなり目の前にヘッデンをつけたおっちゃんが脇から出てきたので相当ビビる。
同じく鉢伏山に向かっているようなのだが、挨拶しても無言で不気味だった…
その先、鉄拐山のピーク下まで来てルートが複数に分岐。
山頂は踏まずに、縦走路をチョイスして先を急ぎます。
ずんずんと暗い道を進んでいくと、途中で工事用の足場をくぐるところがあり、
そこには縦走路のこととかの開設のパネルがあって、暗いけど少しだけ拝見。
そこからしばらく進んでいくと森を抜け、でっかい電波塔と小屋が見えてきました。
旗振山に到着です。時刻は20:00。
ここもすさまじく風が強いゾ〜〜〜!


↓旗振山


↓真っ暗です


旗振山を過ぎると再び森の中に突入をして暗闇をゴソゴソと歩きます。
それほどアップダウンもなく道も確かなので難なく進んでいけます。
そのうち分岐が発生するが、ここももう真っ暗なので鉢伏山の山頂はスルーして
そのまま標識に従って須磨山上遊園地への道をチョイス。
そうして、須磨浦ロープウェイ鉢伏山上駅にたどり着いたのが20:06。
いやああ、ついに来た〜。


↓須磨山上遊園(鉢伏山


さてここからは須磨浦まで一気に下っていきます。
疲れ切った体に、下りの階段のツライこと。
しかも海に面した南斜面なので、海風のものすごい風圧を浴びながら下っていきます。
この道が思ったよりも斜度が急で、しかも長く感じました。
徐々に、下を走るJRや山陽電鉄の音が近づいてきました。
そうして公園の入り口にある碑に到達。ここは六甲全山縦走の大会スタート地点です。
いやあ、着ましたねえ。
さらにそこから下り坂を下りきって、須磨浦公園駅に到着!イェイ!歩き切ったゼ!
時刻は20:32。6:45に宝塚をスタートして実に13時間47分のゴールでございました。
やっぱりというか、終盤の菊水山からの区間が一番色々バリエーションもあり、
ナイトハイクもあり、印象に残る山行でございました。


↓ゴール地点の須磨が眼下に見えた!


↓六甲全縦大会のスタート地点の碑


須磨浦公園駅。おつかれっした!


駅前で記念撮影をして、45分の電車に乗る。
須磨駅阪神行きの特急に乗り換えてそのままバタンQ。
22:00に帰宅しました。


前回と比べると、一度経験済みということもあってそれほど疲労困憊という感じでもなく、
ほどよい疲労感と達成感に満たされます。
どっち向きのコースが楽なのか、試してみようと思っての逆コースでしたが、
どちらも一長一短ですね。
でもやはり東縦走路のナイトハイクを回避できる方が気分的には随分と楽でした。
次はもっと荷物を減らしてどれくらいで行けるのかやってみようと思います。
気が向いたら(笑)