記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

山納め2016 子連れハイク 黒岩詣で

年内最後の山行は恒例の黒岩詣で。
長女も行きたいというので、
今年は2人で山納めです。
13時に出動して、芦屋川出発が14時。
今回はちょっとチャレンジということで
城山尾根からアプローチして、
岩梯子〜新七衛門嵒と荒地山の岩場を行くことにします。


↓城山尾根へ


時間的にもほとんどハイカーの姿はなく、
冬枯れの山をのんびり歩く。
娘は夏の蝶ヶ岳以来のお山にノリノリで、
ガンガン先行していきます。
この日は本当お天気も良く、
空気が澄んでいるのか
いつもより眼下に見える町並みがくっきりしている。
それに風もほとんどなく、寒さを感じませんでした。


↓軽い足取り


↓誰かのメッセージが


↓最高のお天気


↓ぬこ


↓鷹尾山


↓見晴らし最高


1時間ほどで荒地山のたもとまに到着。
いよいよ難所にトライします。
まずはほぼ直登となる岩梯子。
大人のサイズなら届く足場も、
まだ小学生の娘にはかなりの段差。
万一滑落したら大けがにつながてしまうので、
後ろについてしっかり支えて、指示しながら登る。
娘もおおお〜と言いながら力を振り絞って
両手両足を使って見事に登り切りました。


↓岩梯子にチャレンジ


↓ファイト一発!


第一の関門は無事にクリアしましたが、
難所はまだまだ続きます。
ゴロゴロと大きな岩場を引き続き進みます。
ここにある恐竜の骨のような大岩が
娘は気に入ったようで何度も写真を撮っておりました。
自分もここからの眺めは大好き。


↓大好きな撮影ポイント


そしてすぐ最大の難所、新七衛門嵒へ。
ここは、天然の岩のトンネルになっています。
くぐるのも大変ですが、
実はここはくぐった先がちょっと不安定なので
そこが大変。
まずは体の小さな娘が先行でくぐり、
安全地帯までで待たせている間に、
うんしょうんしょと抜けます。
そうして無事に難所クリア!
娘も結構緊張して集中して岩にかじりついていましたが
汗をぬぐいながら、
面白かったぁ〜と充実感を感じていました。


↓新七衛門嵒


↓第2の難関へ、いざ!


↓無事にクリア!


そこからクライミングの練習場の巻き道を伝っていきますが、
途中のテラスで小休止。
ここでサーモスのお湯で
ミニチキンラーメンを作っておやつタイム♪
途中で野良猫におにぎりを奪われ、
ダッシュで逃げられてしまいました。
不覚!


↓テラスにて


↓仲良しコンビ


↓お昼ご飯はチキラー


15分ほど休憩ののち、移動開始。
もう少しだけ岩場を詰めて荒地山山頂へ。
そこから少し下って黒岩に着いたのが16:15頃。
ちょうど夕日が西の空を真っ赤に染め始めていて
見事な夕暮れを堪能できました。
本当に風もなくおだかやで、空気が澄んで、
向かいの生駒山系や、葛城〜金剛の山並み、
果ては友ヶ島と淡路島までばっちりくっきりでした。


↓黒岩


↓本日も絶景なり


紀伊水道もくっくり


↓夕焼け


↓立派な山ガール


↓今年もお世話になりました


本当は日の入りまでここで見届けたかったけど、
それでは帰りが大変になるのでここらで帰路につきます。
荒地山までいったん登り返し、
そこから魚屋道に出て風吹岩まで。
このくらいになると、
下界の街並みにぽつぽつと灯りが点ります。


↓風吹岩


そこからは安全なルートとしていつもの保久良さん方面へ。
ライトオンしてのんびり下山。
途中の階段からは神戸の夜景がすぐ下に広がって見事でした。


↓見事な夜景


↓保久良神社


そうして18時に無事に保久良さんに下山。
すっかり真っ暗になりました。
岡本駅から電車に乗り帰宅は19:30。
ラストも素晴らしいお天気と眺望に恵まれて、
小さな相棒と一緒に、
今年の山行を締めくくることができました。
来年もまたどしどし登ろう!