記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

2019登り納め 六甲裏庭(芦屋地獄谷~ロックガーデン~風吹岩~保久良神社)

 

2019年の山納めは、

30日に雨が降ってしまって予定が二転三転。

いろいろと計画を立てていたのだが全て飛んで、

結局いつものお山になりました。

とはいえ、いつもの場所へは

また数時間後に初日の出のために向かうので、

被らないようにしたいなあという事で、

久しぶりに芦屋地獄谷からロックガーデンをウロウロすることに。

 

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ということで、いつもの警報ロープをくぐって冒険スタート。

しばらくは沢登となりますが、前日の雨で若干水が多め。

特に難所という難所もなくサクサク進みます。

昼を過ぎればすれ違う人もおらず、静かな山歩き。

 

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いくつかの滝を直登したり、巻いたりしながら、

小便滝(誰がこんな下品な名前を付けたのか)までやってきました。

正面には堰があり、普通はここを右に折れて

A懸のふもとまで行くのが常とうなのだけど、

その途中に踏み跡を発見したので、そちらへと迷い込むことに。

 

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堰の横をグングン上がっていくような形で上り詰め、

ザレ場が出てきたと思ったら、A懸の一番先端部分に出ました。

ここから先へ進むには、

大きな岩塊となっているそれを越えないといけないようです。

あれこれとトレースはあって、

あっちへ行ったり、こっちへ行ったり、

わざと迷子になりながら、ここへ繋がっているのかと

見知らぬトレースを発見して遊びました。

最終的には右手に大きく下っていく道をザザザーっと行くと、

いつもの道に出ることができ、そこからA懸に登り直し。

 

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前日とは打って変わって、見事な青空の下に、

大阪湾をなぞるようにして広がる阪神間の街並み。

ただ、少し風が強くて寒い。

そこから、上部に見えている、

変わった突起物のような万物相に向けて進みます。

 

 

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A懸を一度降りて、脇のクラックから、

もう1つ向こうの岩塊に取り付き、

ザレザレのルートをいくつも越えて、

いったん主稜線の斜面に入ります。

そこから緑を抜けると万物相です。

自然が作り出す造形美は不思議ですねえ。

 

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見晴らしの良い場所で、座りやすい位置を見つけて、

少し遅めのお昼ごはん。

やっぱこういうシチュエーションで食べる

カップヌードル最強!!

 

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それからすぐに主稜線コースに合流して風吹岩に到着。

意外と長い時間、地獄谷付近でウロウロと遊んで、

気づけば日も傾きかけているし、

晦日は色々とやることもあるので、

ここで帰路につき、保久良さんへと下山。

2019年も無事に事故なく怪我なく

山歩きが楽しめたことを感謝してお参りして山納めとしました。

 

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