記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

音羽山・醍醐山

今週末は久々に土曜出勤。
どうにかこうにかケリがついて一安心。


日曜日。
奥さんのお友達が遊びにやってくるというので昼から出動。
半日コースで行ける近場のお山は限られるが、
この日は行ったことのない山域に行ってみようと、
京都・滋賀の県境にある音羽山から醍醐山まで抜けるルートへ。
JRで山科まで行き、そこで京阪線に乗り換えて大谷という無人駅下車。
15:00ジャストに山行開始。


↓京阪大谷駅


まずは、逢坂関のところにかかる歩道橋でR1をまたぎます。
するといきなりだらだらと続く階段からスタート。
えっほえっほと登っていきますが、眺望はなし。
お一人トレイルランナーさんが下りてきてご挨拶をしましたが
それ以外は会う人はなく、ひっそりと静かな山歩き。
ある程度登りきるといったん平坦になりますが、再び長い階段区間
途中にテープが貼ってあって、500とか600とか数字が書いてありますが
きっと段数だと思われます。


↓逢坂関でR1をまたぐ


↓いきなり階段…


↓稜線に出ると穏やか


↓と思いきや階段再び


道の大半は鬱蒼とした森の中なのですが、
ときおり眺望が開ける場所があり、
そこからは比叡山と大津の港が見えます。
そして別の所からは湖東方面の眺めも。
はるか遠くに見えるのは伊吹でしょうか。


比叡山と琵琶湖がチラ


↓遠く伊吹


階段区間を無事終えると、ただっ広い稜線の道。
道にはいくつもの轍がありMTBが乗り込んできているのでしょう。
40分ほどかけて、ようやく音羽山に到着しました。


音羽山(593.2m)


山頂には鉄塔が立っており、西側の眺望が開けていて、
すぐ眼下には山科の街並みがあり、
東山を越えたところの京都盆地もよく見渡せます。
そして反対側の山並みの一番高いのが愛宕山
一方、北側に転ずれば、ここまで歩いてきた山並みの先に比叡山があり、
その奥には比良山系の山がほんのり雪化粧して並んでいます。
そして関西の水がめ、琵琶湖の青々しさ。


↓山科と京都市


↓登ってきた方向を振り返って


ここからトレイルはまだまだ続きます。
その先分岐があり、石山寺方面へ抜けるルートと、
牛尾観音経由で、醍醐方面へ抜けるルート。
すでに時間は16時頃で、帰りのアクセスも考えて
醍醐山方面へ向かいます。
この京都・大津県境の山は、
古くから都へ抜ける交通の要所でもあり、
色々なバリエーションで山道が発達しているので
他にも面白そうな道はありそうだ。


牛尾観音方面へ入ると、道は細まり、
山塊の西側の斜面にへばりつくようになる。
グルーッと観音のある谷を回り込むような形で下っていくと、
牛尾観音さんがあります。
こんなところに古刹の観音様がいらっしゃるとは知りませんでした。


↓牛尾観音


境内を出て、激坂を下っていくと
桜の馬場と呼ばれる少し開けた河原に出ます。
この脇を流れる小川に小さな橋が架かっていて、
そこに小さく高塚山はこちらと案内が出ているのでそちらへ進みます。


↓桜の馬場から脇道へ


そこから先は小さな沢を遡上するのですが、
あまり人が出入りしないのか倒木が道をふさいでいたり、
なかなか荒れています。
それでもトレイルはしっかりとしていて、ずんずん進みます。
途中、苔滑恍の滝というなんとも風情のあるネーミングの小滝があります。


↓なかなか荒れた沢歩き


↓苔滑恍の滝


さらに奥へ進むと、森は深くなり、
沢も所々崩落していたり、倒木も増えてきます。
一旦道をくぐります。
沢はさらに広々としていきます。
途中、行者ヶ森への分岐を見やり、奥へと進みます。
すると、前方で物音がするので、
珍しく人が来たのかなと思ったら、
慌てて斜面へと逃げ去る鹿でした。


↓深い森


↓道をくぐる


↓苔むす石


↓苔むす倒木


↓鹿さん


そのうち沢はどんどん形骸化していき、
人工的にえぐられた溝を進むようになります。
そこを登りきると、メインのトレイルから高塚山へ続く分岐。
少しだけ寄り道をして、高塚山のピークを踏みますが、
眺望もなく、標が立っていなければピークともわからないところでした。


↓ミゾミゾ


↓高塚山(485m)


分岐まで戻り、醍醐山を目指します。
しばらく進んでいくと、いきなり舗装道路に出ます。
ゴルフ場への道のようです。
しばらくこの舗装道路を下ります。
途中、眺望がよいところがあり、
夕焼けに染まる都を見下ろします。


↓夕焼け


舗装道路を進んでいくと、横峰峠に到着。
このまま舗装道路を進んで、岩間寺や笠取方面へ進むこともできますが
この時間からそちらへ行くと帰りの足がないので断念。
醍醐山へ続く階段を上ります。


↓横峰峠


しばらく急登を登り、そこからしばらく森の中を進むと、
醍醐寺の境内に入りました。
当然こんな時間ですから誰もおらずひっそり閑。
時刻は17:30となり、日暮れが迫っているのですぐに下山を開始。


五大力


↓醍醐山(454m)


上醍醐


↓あゝ日暮れ


ここから麓までは結構な距離と急な下りが続きました。
これは登るのは結構骨が折れそうです。
辺りは真っ暗になるし、
どこからか野犬の吠えるのが響いていてビクビク。
30分ほどかけて無事に麓に到着。
そこからさらに歩いて、地下鉄醍醐駅でフィニッシュ。


↓無事下山


15:00大谷駅⇒15:05東海自然歩道歩道橋⇒15:40音羽山15:50⇒
16:15牛尾観音(牛尾山法厳寺)⇒16:20桜の馬場⇒
16:52高塚山16:55⇒17:13横峰峠⇒17:25醍醐山17:35⇒
18:00醍醐寺⇒18:15醍醐駅


↓山行スケジュール