記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

KANSAS CITY BAND ライブツアー ザ・行商2017〜夏至の頃 at マダムピサ

はい〜〜〜〜。
待ちに待ったカンザス・シティ・バンドの大阪凱旋2DAYS。
まず1日目は心斎橋のマダム・ピサにて。
前回、あまりの音楽の自由さに度肝を抜かれた
長女も行きたいということで、二人で行ってまいりました。
もちろん、工作部隊も出動して前夜にせっせこ仕込み。


↓マダムピサ


19:30には会場に入ると、
カウンターでリーダーの下田さんが
本番前にユルユル一杯やってはります。
ご挨拶をすると、覚えてくれていて、いろいろお話。
今宵はできたてホヤホヤの新曲も聴かせてくれるそう。
そのあと、他のメンバーも集まって20時にスタート。


カンザス・シティ・バンド!!!


のっけから、ノリノリナンバーの『低気圧ガール』からスタートして
一気に盛り上がります。
やっぱ最高すぎる@@@
新曲一曲目は、あの御三家(橋幸夫舟木一夫西郷輝彦)と並び、
四天王とも称された三田明さんの記念CDにカップリング曲として
下田さんが作詞した『気のいい男』。
これがまた何とも心地よいスウィング。
せんせ〜〜〜い!!!
そして、もう一曲は、あの忌まわしい動物Gを歌った『ゴキブリ・トラップ』。
カサカサ、カサカサ言うてます。


プロなので当然と言えば当然かもしれませんが、
みなさん相当なスキルをお持ちで、
その確かなテクニックに裏打ちされた遊び心満載の楽曲を、
色々なリズムやビートで彩って、
とにかくワクワクさせてくれますね。
まるで本場カンザスのストリートか、
ニューオリンズのJAZZ酒場に迷い込んだような、
血沸き肉躍るサウンドの虜です。


下田さんの圧倒的な存在感と、味わい深いしゃがれた歌声。
そして高らかに鳴り響くトランペットの雄叫びに
シビレない者はいないと思います。
そして、顔で弾くと称される渡部さんのベースは、
他のメンバーから煽られるほどヒートアップ!!
どんなアドリブやアレンジにも即座に応じて、
空間を一気にはずませてくれる上山さんの鍵盤は、
このバンドのサウンドの自由の象徴。
大澤さんのドラムスは、飛んだり跳ねたり、
引き締めたり、七変化。
特に曲終わりに、何度も下田さんにけしかける
あのお決まりの掛け合いが大好き。
そして、ギター、バンジョー、スティールギターと
様々な楽器に持ち替えて、ロケンロールを地で行く
井上さんのギターテクはとにかくカッチョええ〜〜〜。


↓下田リーダー


↓井上さんのスティールギター炸裂!


↓顔で弾く渡部さん


終盤に名曲『新しい町』では、
大合唱となって、超感動。あれは来る。
数ある楽曲の中でもとりわけ好きな
『革命の序曲』のビートに酔いしれました。
もちろん娘の大好きな『カアカアブギ』もカアの大合唱。
もう本当に世界一楽しいバンドじゃないでしょうか。
あっという間の2時間ちょい。大満足でございました!!


↓最高の夜だぜい♪


終演後は、メンバーの皆さんとご挨拶。
ギターの井上大地さん、ピアノの上山実さん、
ベースの渡部卓実さん、ドラムスの大澤公則さん、
みなさん覚えていてくれて、娘も交えていろいろお話できました。
ほんと娘はどこでも愛されます。得な人です。
お土産に7インチ盤を購入して、
みなさんにサインもいただき娘も大満足。
最後はみんなそろって記念撮影♪
いやあ、バンドのキャッチコピー通り、
口笛はブルース、足取りはスウィングな夜でございました。


↓記念撮影


↓7インチレコード


↓サインいただきました


↓『気のいい男』


↓『低気圧ガール』