記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

11年目の結婚記念日に

2月は結婚記念日がある。

当日に訪れたときはもうお店はいっぱいで、

でも記念の食事はやっぱりここでということで、

少し遅れたけれど、安心して席を確保しての食事会。

ここはご馳走がたくさんあるんだよと奥さんが娘に話していたもので、

長女が一週間ずっと楽しみや楽しみやと期待を膨らませておりました。

正直、天満でここよりいい店はそうそうない。

大通りから一本路地を入った2階にある小さなお店はすでにいっぱい。

取っておいた席についてまずは乾杯。

 

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もう、ここでは何でも好きなものを頼むだけ。

次々と美味しい食事が運ばれてくる。

和食好きの長女は終始顔をにやけさせながら無心でほおばる。

しかし、あまりに美味しいからといって、

鯛のあら煮をほとんど一人で平らげ、

しかもお代わり追加でもう一皿をペロリした時には、

びっくりを通り越して奥さんと2人呆れてしまった。

長女曰く、本人史上の一番おいしいを無事更新したそうで、それは何よりだ。

お店の大将もお母さんも、その様子を見て大層喜んでらした。

次女はというと、う巻きの中の鰻を狙い撃ちでモクモク。

こんな幼いうちから舌が肥えると先行きが心配だなあ。

 

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自分はというと、ここの海老芋のたいたんが何よりの大好物で

あのねっとりとした食感と芳醇な大地の味わいが酒を進ませる。

また〆の松前寿司が絶品。

もう至れり尽くせりで大満足でございました。

 

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特別な時にだけ訪れるお店ですが、

子ども達が喜ぶならお父ちゃん頑張らなくっちゃ。

そして結婚11年目突入(でもニコイチ状態はすでに20年越え)で

奥さんにも感謝感謝の夜でございました。