2018Gパトの夏 白馬2週目2日目 天狗に猿??
白馬2ターン目の2日目。
毎日あちらこちらと精力的にパトロールしているせいで
そろそろ方々行きつくしてきました。
この日はガスガスの天気だったのだけど、
ちょっと足を延ばして天狗山荘方面へ。
杓子岳を通過し、白馬鑓の急所を上り詰めて、
反対側へなだらかに下る。
鑓温泉の分岐もあたりまできても、
分厚いガスはいっこうに晴れず。
こんな天気なので、ちょいちょい雷鳥が顔を出します。
そして天狗山荘へ。
この夏は改装工事中で山荘の宿泊不可、
テン場と売店のみの営業でしたが、
たくさんの人が周辺で休憩をしていました。
時間はちょうどお昼でパン弁当をいただきます。
このまま天狗ノ頭まで足を延ばそうかと
クマさんと相談したのだが、
ずっとこのガスガスは晴れそうにもないし、
無理せず戻ることにしました。
鑓温泉の分岐辺りに来ると、
ガサゴソと周囲が騒がしいので、
さっきの雷鳥が仲間でも連れてきたかなとみてみると、
なんと猿の群れ。
ええ?こんな標高2500m以上の稜線まで登ってくるの?
彼らは高山植物の芽を食べたり、
時には雷鳥のヒナを襲ったりするので、
高山の環境を脅かす存在ではあるので、
あまりいい状況ではありませんが、
とはいえ彼らも野生動物として守られているので、
簡単に駆除できるものでもない。
まあ今ここで出くわしても、そもそも手など出せませんが。
実に平然と、当たり前のようにくつろいでいる様は
色んな意味で山の困った現実でした。
さっき見た雷鳥さんたちに危害が及ばなければいいけど。
カレカレの斜面を登り返し、白馬鑓まで戻ってきました。
今回の山行でこの頂に来るものこれでラスト、
あいにくガスガスで、ちょっとしぶき始めていましたが
お決まりの記念撮影。
また来ます。
白馬鑓の急所を下って、杓子岳との間のコルに下りる。
ここは格好の休憩ポイントなのだが、
岩場の裏に多数のゴミや排せつ物があり、
それらを掃除。
自分の出したごみは持ち帰りましょう。
少し早めに小屋へ帰還。
ガスガスで体が冷えたのもあり、
レストランでもつ煮。
なんだかんだとレストランのメニューもほぼほぼ制覇です。
こういう環境で一番のエンターテインメントはやっぱり飯ですな。
もちろん、そのあと晩ごはんもしっかりいただきました。
食後はやっぱりギターを。
ちょいちょいと気になって、
集まってくれるスタッフさんも増えてきて、
あれ弾ける?とかリクエストをいただくように。
手持ちの曲がどんどんなくなるので、
電波の調子のいいうちにリクエストの曲を検索かけておいて、
翌日に披露して、という感じで、
毎日楽しくさせてもらいました。
つづく・・・