大玉830円
かの若槻千夏女史は「麻婆豆腐は飲み物です」という名言を残したが、
我が家ではインディアンカレーを食べに行くときは
「インディ飲みにいこか」という。
映画の前に久し振り(1か月ぶり)にインディ飲みに行った。
最初に甘さがやってきて、あとからググ〜ッと辛さが追っかけてくる。
この味は他店では決して味わえない。どんなに開けても月イチで食べないと、
インディ中毒症が出てしまう。
お決まりのメニューは「大玉830円」。
ライス大に黄身玉子のっけ。
玉子をのせるのは辛さをマイルドにするためではなくて、ルーにコクをプラスするため。
(そういえばどんな料理にも玉子をトッピングするのは関西人ならではらしい)
無駄な動き一つなく出てくる大玉。最初は玉子を崩さずにいただく。
そして頃合いを見てまんべんなく玉子を延ばしてゆく。
一度で二度おいしいとはこのことだ。
(たまにルーとライスをぐっちゃぐちゃに混ぜて食べる人がいるが、あれはいただけない。)
そして、裏の主役、キャベツのピクルス!
カレーの辛さを絶妙に和らげてくれる。まさに無敵コンビ。
最後にぐぐっと飲み干す水のウマいことウマいこと。
ああ、食べたばっかなのに、もう中毒症状が…