記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

京都・亀岡ポタ 後編

灼熱地獄を走り続けて、瀕死の状況でようやくたどり着いたのが
JR並河駅前にある「Burger Boy Cafe」。
亀岡牛を贅沢に使用した亀岡バーガーを食す!


お店はこじんまりとしていて、'50なしゃれた雰囲気。
ちょうどお昼時ということもあってかお客さんが多い。
一番の奥の席に陣取り、とりあえず水分補給〜。
そしてよく効いた空調〜。涼しすぎる〜。


メニューはノーマルと、チーズバーガーのみという潔さ。
あとはサイズによって値段が違う。
そらあここまで来たら、一番でかいサイズいっとくでしょ。
パテ2枚240gのチーズバーガーを注文。
注文を受けてから焼き上げるので、しばし待つ。
待っている間にドリンクを選ぶ。
冷蔵庫にならぶ日頃見慣れない缶ジュース。
ぱしゃ君は、王道のDr.PEPPER。こちらは怪しいグレープソーダ
グレープソーダはかなりアグレッシブな色で明らかに体に悪い感じ。
そうこうしているうちにやってきました亀岡バーガー!
で、でか!
さすが240gは伊達じゃない。どど〜んと存在感のある肉が2枚、
そこに刻んだピクルスやトマト、レタス、そしてとろっとろのチーズ。
お店の人に食べ方を聞くと、パンではさんでから少し押して、
下からがっっと握りながら食べないと、中身がデロ〜ンとなってしまうらしい。
それでは、いざ!うま〜い。
ジューシーな肉汁が滴り落ちます。
好みでケチャップやマスタードをかけられるが、それがなくてもいいくらい美味しい。
ぱしゃ君も、大満足の様子で、びっくりするくらい早く完食。
曰く、本場アメリカで食べるバーガーよりも、こないだ銀座で食べた3800円バーガーより
はるかに美味かったそうだ。
このサイズで1300円もするので、決してお手軽という訳ではないけど
その値段だけ食べる価値ありです。


↓写真じゃわかりにくいけど、かなりBIG


食べ終わっても、もうドアを開けて外に出る気力なし!
で、ダラダラしながらメニューを眺めていると、怪しげなドリンクを発見!
その名も「ROOT BEER」。
ぱしゃ君は何かで名前だけは知っていて、興味津々。
どんな味かとお店の人に聞いてみると、一言「サロンパスです」。
ええ?サロンパス?超ヤヴァそうですな。
これはネタとして言っとくべきでしょと、玉砕覚悟でオーダー。
で、2人で乾杯して飲む・・・・・・・・うげええ〜サロンパスやん!
これは今まで飲んだドリンクの中で最強、最狂かもしれない。
夕方に神崎川の横の工場から漂ってくるケミカルな匂いが、お口いっぱいに広がってるよ〜。
結局飲み干すことができずに残す。この後のライドに大いに悪影響を及ぼしそうだ。


↓オカルトの味


ダラダラしてたら続々とお客がやってくるので、これはもう意を決して家路に着く。
そう、ここまで来た以上、帰らないといけないのだ!
ドア1枚挟んで、天国から地獄へ逆戻り。
店に入る前よりも日はさらに高く、凶暴になっとる。
帰りのルートは、難易度別に数パターンあるが、どうすっべとぱしゃ君に聞くと、
案の定、一番イージーなのでというリクエスト。
自分としては、湯の花温泉〜R477ときて、堀越峠西側でシゴいたろと思っていたのだが、
まあ今日のところは許してしんぜよう。
一番イージーとしたら、もうこれは県道407しかない。
草いきれのする田園地帯をゆっくりペースで南下。山岳に入る前に早くも水分補給。
で、ダラダラと上りが始まる。
休憩明けなのでこちらは回復して勢いがあるので20kmオーバーで進むのだが
どうも暑さにやられたのか、ぱしゃ君が遅れてしまうので、ペースダウン。
忍忍と上りきって、県道46号に合流。
そこから下っているのだが、もう下りで飛ばすためにペダリングする元気もない様子。
完全に暑さにやられてバテとるやないか君。
涼を求めて県道43に入り、清阪峠。
緑が生い茂って涼しい〜。路面さえよかったら言うことないのになあ。
そこから忍頂寺経由で県道110ダウンヒル
泉原で、あえてこその天狗岩を強く押したが、苦虫をつぶした顔で猛反対されたので
ここでもヒルクラはなし。今日全然上ってないよ〜。
そのままユニバーサル園芸まで爽快ダウンヒル
彩都〜粟生間谷と、ぱしゃ君のふるさとを経由。
西田橋からまたも誘ってみるがアホかと一蹴され、おとなしく119号。
千里丘で無性に上りでスパートして、無事に新大阪に帰着。


やー暑いと、ヒルクラTTしても絶対タイム更新できそうにないし、
同じトコグルグル回っても頭おかしくなるし、
何か”ごほうび”を目的にロングランが一番モチベーション維持としてはいいんだろうな。
この暑さの中、我慢して走るだけでも十分スタミナアップできると思う。
死ぬけど。