記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

自走しまなみライド 第3区間(今治〜西条〜新居浜〜西の山〜伊予三島〜坂出〜高松)

さてさて、無事にしまなみ海道を完走しました。
ここからは四国の北側を伝って帰ることにします。
その前に、腹ごしらえ腹ごしらえ。
ということで、今治城から2つほど南の筋へ移動し、
事前に調べていた「錦海楼」さんへ。
なかなか繁盛している中華料理屋さんのようです。


↓錦海楼にて夕食


ここに来た目的は今治グルメの1つ「焼豚玉子飯」を食らうこと!
なのですが、あまりのいい匂いに誘惑されて、
麻婆豆腐と餃子もセットで注文しちゃうよ!
で、次々に料理が運ばれてきて、テーブルはあっという間に満杯。
勢いでちょーっと頼み過ぎたか?


焼豚玉子飯に、麻婆豆腐に餃子までつけちゃう


お目当ての「焼豚玉子飯」は、
甘辛のたれと半熟目玉焼きの最強タッグがご飯に絡み、
マズイわけがない!
麻婆豆腐も辛さ抑え目ながらスパイスの風味がよくてウマシ。
餃子もふわっとした皮にジューシーな餡がいい感じ。
ただどれも結構でかいサイズで、2〜3人前くらいあり、
あれだけ腹ペコだったのに、食べ終わる頃にはもうお腹ギッチギチ。
ごちそうさん


↓完食!ゲフッ


大満足で補給を終えて、いよいよ2日目の夜ライドに挑みます。
時刻は18:15。
店を出てきたときにはすでに少しポツポツと冷たい雨が降り出す。
ん〜。ここにきての雨は辛いぞ…。
しかし走る以外に帰る手段がないので、時期にやむことを祈ってリスタート。
そのまま産業道路を南へと南下していきます。
喜田村交差点で県道38号に合流すると、交通量が一気に増してきます。
路肩はあまり十分とはいえず、シビアな展開が続く。
ずんずんと混雑する市街地を抜けていくと、
徐々に前方に低山の連なりへと道は向かっていく。
雨は徐々に強さを増してきて前方が見えづらい。
長沢交差点でR196に合流する。
そこからは少し上りが続いていく。
R196に入ると大型車の数も増え、トラフィックの状況はあまり良くない。
雨の状況がどんどん悪化してきたので、一旦雨宿りしようかと、
上りのピークにある今治湯ノ浦ICを過ぎたところにある道の駅に避難しようと思ったが
施設が道の反対側にあって、大通りをまたぐのが面倒だったのでスルー。
そのまま西条市側へと急な下りを下っていく。
雨で視界が悪いのと、路肩がガッタガタなうえに、
こちら側がアウト側になる形で道が大きく右カーブを描いているので、
大型車が軽く膨らんで路肩側に近づいてくるので相当ひやひやした。
風圧でバランスを取られぬようにただハンドルさばきに一点集中して
慎重に下りきる。
そこからは田園地帯の長い長い一本道となるが、
路肩は轍を通り過ぎてめくれたような状態で、めちゃくちゃ走りづらい。
かといってすぐ右手の車の列は停滞気味で、
所々では仕方なく一段高くなった歩道へと逃げないといけないような状態。
さっきまでのサイクリストへの手厚い環境から一気に地獄に来たようなギャップ。
雨の状況も一向にやむ気配がなく、シビアな状況が続き、
緊張状態をずっと強いられてきたので、
ここは色々な意味でもちょっとブレイクしたい!
と思っていると、ちょうど前方の反対車線にミニストップ発見!
おお!これでイートインでしばらく身を休められる!
大急ぎで飛び込み、温かいコーヒーを注文して暖をとる。
地図で、他に迂回路がないか探してみたが、
壬生川まではR196で我慢するしかなさそう。
寒さと満腹感と睡魔のおかげで、15分ほど失神。


ハタと起きて、気付いたら19:15。
大急ぎで支度をしてリスタート。
雨は先ほどよりはマシだが、まだしつこく降っている。
壬生川まで残り3,4kmほど、劣悪なR196をどうにか我慢の走行でしのぎ、
三津屋南交差点で左折し、港方面へと走らせる。
ぐぐっと交通量が減って一安心。
ドンツキを右折すると、バカ広い産業道路に出た。
左手に巨大な工場地帯の敷地を見ながら、暗い道をひた走る。
そのうち沿岸沿いの道となり、
海の方を見ると、東予港に巨大なフェリーが停泊していた。
あれはきっとオレンジフェリーだろう。
これに乗れば翌朝には大阪南港に到着する。
が、このフェリーは一番安くても5500円+自転車1600円もするし、
なによりゴールにはちょっと中途半端。
なので初めからスルー。
港との分岐の先で、県道13号と合流し、この辺からにわかに交通量が増す。
その先で、でかい橋が2つ。
新中山川大橋と新加茂川大橋であるが、
車道1車線ずつぎりぎりいっぱいで、路肩部分が全くとられておらず、
かつ歩道がなぜか反対車線にしかついていない。
車の往来が激しくて横断するのは無理なので、
特攻を覚悟して、ピークまで長めの上りをこなす。
そのせいで軽く後続が渋滞気味になってしまったが、こちらもどうしようもない。
2つ目の橋では後続がしばらく来ないことを確認してから特攻。
下りきると、片側2車線ずつの大通りとなり、
しかも路肩は1車線分ぐらいあるんじゃないかと思うくらい幅広く取られ走りやすい!
西条市街に突入したのが20:30。
結構プッシュして進んできたので喉が渇き、ローソンで一旦ドリンク休憩。


↓西条の産業道路は走りやすいゾ〜


リスタートして、引き続き県道13号をひた走ります。
幅広い路肩のおかげでノーストレスで走れる。
一本山側を走るR11は路肩も狭く、交通量も多いので、
こちらの方が断然走りやすい。
そのまま西条市街を突っ切って、
町はずれの山にぶつかるところで、道は県道13号とR11バイパスとの分岐。
これを左に折れて県道13号をチョイスする。
ここから新居浜市との境までは鈍く長い上りが続いていく。
左手は工場地帯、右手は山に挟まれ、外灯の少ない暗く長いのぼりを淡々と行く。
上りきると再び町が始まっていく。
そこそこ交通量があるが、路肩もありペースを刻む。
新居浜の中心部を通過し、国領川を渡る。
本来のプランでは四国中央との境までにR11に合流する予定だったはずなのだが
そのタイミングがわからず、ちょっと現在地も不安になってきたが、
川を渡ったということは、左は海、右は山ということで、
とりあえず進んでいる方角は間違っていないし、
県道13号も走りやすいのでできるだけトレースして最終的にR11に向かうことにする。
そのまま進んでいくと、徐々に町も外れのようで建物もまばらになってきた。
このころにはようやく雨も止んだ。
本当はJR線と並行する県道138号に入り、最終的にR11に抜けるつもりだったのだが
(JRが山越えしているところが一番低いところを通るので)
残念ながらその分岐点がどこかわからないまま、
とりあえず標識が四国中央市と示す県道13号を進むしかなかった。
そうして突然、左手に海岸が登場した。
こんな海際を走るつもりがなかったのでちょっとびっくり。
海の方を見渡すと、沖合に浮かぶ島の灯りがポツポツと浮かび、
手前に向かって穏やかに波が打ち寄せる。
なんとなく北陸ライドの時の天嶮の直前に見た海岸を思い出す。
道はしばらくして海とサヨウナラをして山間へと切れ込んでいく。
新居浜と四国中央の間を隔てる山塊の存在は前回の四国一周ライドでも確認済みで
あの時はR11を走ったのだが、それでもなかなか長く厳しいのぼりだったと記憶している。
それに比べるとこちら側の県道13号は最短で山塊をまたぐ形なので
きっとそれよりも厳しいのぼりが予想される。果たして…


しばらく小さな集落の間を進んでいくが、辺りは外灯もなくただただ真っ暗。
ただそこそこ車の往来があるので、それほど闇への不安はない。
と、道はいよいよ山に向かって一直線に向かっていく。
のっけから結構斜度がきついぞ!?
暗くて坂の具合をはっきりとは把握しづらいのだが、
あわててインナーに落として無理にペースを出さずにじっくり攻めていく。
一度大きく左へカーブするのだが、そこから先でまた一段斜度が上がる。
おいおい…ピークまであとどのくらいなのだろうか?
それすらもわからずにひたすら重いペダルを回していく。
予想外のハードぶりに汗は一気に噴き出し、オーバーヒート気味。
ヒーハー言いながらとにかく我慢我慢。
山のシルエットは前方で確かにもう残り少なくなっているので、
ピークはもうじきのはず…
と、懸命にペダルを回していくと、途中から登坂車線が出てきた。
さっきまでの区間もきつい坂なのに、ここからまたなぜ?と思ったら、
最後にもう一段斜度が上がり、シッティングではほとんどペースが出なくなる。
もうやけくそ状態になり、最後の力を振り絞って思いっきりダンシングに切り替えたその時!
左ひざに衝撃が走り、パリーンと乾いた音が聞こえたような気がした…
すぐに妙な違和感を感じるようになり、ペダルを回すたびに痛みが走りだす。
おいおい…こんなところで故障かよ…
しかし、こんなところで立ち止まっていても仕方がないので、
多少の痛みぐらいなら我慢すべしと、ペースを落として進む。
そうしてようやくピークを奪取する。
ハアハア、今日はこのぐらいにしてやんよ…
激坂は亀老山で最後だとばかり思っていたので、ちょっとこれはきつかった。


↓ゲ、ゲ、激坂…


↓よ、ようやくピーク…


ピークを過ぎると最初は鈍く下っていくのだが、
だんだん斜度が増してきてフルブレーキングで前のめりの状態。
左ひざが痛みバランスがとりづらいので、慎重にも慎重を重ねてゆっくり下っていくが
長い下りでどうしても自然とスピードが上がる。
辺りは真っ暗で前方の具合も良く見えないし、
うねうねとテクニカルなカーブが連続し、
まるで奈落へと落ちていく感覚で非常に怖い。
そうして、少し開けたなあと思うと、眼前には海が広がっていた。
一度休憩も兼ねて一旦停止。下を見るとかなり高度感を感じる。
膝の具合をチェックすると、曲げたりすると痛みがぴんぴん来る。
さすがに長時間寒い中酷使して、うかつにも一気にペースを上げたので
そこでダメージを負ってしまったのだろう。
こんな関節を痛めるような故障は自分にとっては結構珍しい。
だが、自走はまだ可能と判断。というか自力で帰るしかないぜよ。
再び走りだし、少し行くと、四国中央の街並みが一望できるスポットに到達。
海岸線をきれいになぞるようにして灯りが点在し、すばらしい夜景だった。
ここは昼間来てもきっとすごい景色だろうなあ。


↓奈落の闇へと転がり落ちていく感覚で怖い!


↓四国中央の夜景


そこからはその灯り目がけて、より直線的に急な斜面を下っていく。
スピードを殺すのに必死で、ブレーキを握る手や腕が悲鳴を上げる。
そうしてどうにか無事に最後の難所を切り抜ける。
思った以上の苦戦でした。
県道13号はそのまま東へと続いている。淡々と平坦を進む。
この辺りで時間が気になり始める。
と言うのは15km先の伊予三島で最近恒例の温泉タイムを目論んでいるのだが、
入館時間が23:00までだったか、0:00だったかがうる覚え
現在の時間が22:00を過ぎたところで、23:00だとギリギリなのだ。
(結局0:00入館時間、1:00閉店だった)
そこで、痛む左足に鞭を打って、少しずつペースを上げていく。
幸い道はド平坦で交通量もなく走りやすい。
もっとペースを上げたいのだが、疲労困憊で、左膝の痛みが邪魔をする。
人気のない海岸通りを黙々と進んでいく。
大きな病院のところで、県道13号はR11方面へ吸い込まれるように右手へと進んでいくので、
そこを左折して海岸沿いの道へと進路を取る。
江之元大橋のきついのぼりをくりっと上って下る。
左手、沿岸部に大きな運動公園が広がり、そこから道が広くなる。
そこを過ぎていよいよR11が合流してくる地点にお目当ての「三島乃湯」を発見。
22:45!間に合った〜。これでどっぷり風呂に浸かれる〜。やった〜!


↓三島乃湯


他の飲食店とセットになった広大な駐車場があるのだが、
まとまった時間安心して駐輪できそうなところがない…
色々めぐっていい場所を探したりすると、秘密の場所を発見。
フロントに行って事情を話すと、そこにおいても構わないよと了解をもらい
ようやく安心して館内へ。
入館料550円+バスタオル100円+浴衣着レンタル100円を支払って、
いざいざ脱衣所へ。
汗と雨とが混ざったヌルヌルの衣服を脱いだ時の解放感!
ん〜たまらん!蘇る!
喜び勇んで浴室へ飛び込み、頭と体を洗ってさっぱりしたら湯船へドボン!
風呂のありがたみをじっくりと味わう。
あああ、極楽じゃ。
冷えに冷え切った体に新鮮で温かな血が通っていく〜。
そうしてひとしきり温まったら、ジェット風呂で凝り固まった個所に圧をかけて、
全身をゆっくりと凝りほぐす。
そして全身がひとしきり満足に浸ると今度は睡魔が襲ってきます。
そこで一旦浴槽を出て部屋着に着替えてフロントのリクライニングで寝落ち。
気付いたら時刻は0:00!
ああ、もう一度お風呂に入ろうか心底迷ったが、
そのまま長居をしてしまうとこの脚の状態では
ターゲットタイムである5:00高松はギリギリの可能性があるので、
拒む体を無理やり言い聞かせて出動の準備。
〆はやっぱり腰に手を当ててコーヒー牛乳!


↓湯上りはやっぱりコーヒー牛乳っしょ!


寒さの厳しい中飛び出し、0:15リスタート。
高松港まで残り80km。普通に行けば4:00にはたどり着けるはず。
遅くても5:00にはたどり着いて、6:00初のフェリーに余裕をもって間に合いたい。
脚の具合は風呂に入って多少改善されたが、根本的な回復は当然望めない。
寒空の中しばらく走れば痛みがどれくらいひどくなっていくのか。
とにかく時間的な余裕があるし、道も何度も走ったことがある道で加減はわかっている。
早くたどり着いたところで意味がないので、
致命的なトラブルやロスを回避する走り方にシフトする。
大王製紙の巨大な工場群をくぐりぬけ、川之江を通過していく。
そこからしばらく海沿いを走っていくと、ようやく香川県県境。
時刻は0:45。


香川県突入!


昼間は結構混雑して走りづらいR11だが、さすがに交通量は少なく走りやすい。
三豊市に入ると寒さが一層厳しくなる。
淡々とド平坦の暗い道を進んでいたのだが、
やはり左ひざの具合が徐々に悪くなり、思うようにペースが出せなくなってくる。
そういえば風呂にははいったが飯を食べるのを忘れていた。
脚も一旦休ませたいし、ということでいつものミニストップで休憩。
カップヌードルカレーとおにぎり、それからここでレッドブル注入。
リスタートして、再びR11を静かにトレースしていく。
徐々に上り基調となり、ついに最後の本格的な上り鳥坂にとりつく。
膝をかばってダンシングは封印し、インナーローで淡々とシッティング。
痛みはとにかく我慢我慢。
真横を大型トレーラーが唸りながら駆け昇っていくので怖い。
どうにかこうにか鳥坂を攻略したのが2:30。残り約45km。


↓ラストの上り、鳥坂クリア!


この辺はなぜか大型車がひっきりなしなのだが、
上りはともかくも下りは怖いので後方を確認してからアタック。
ここはスピードの出る斜度のある下りで一か所大きなカーブがあり
そこが結構テクニカルなのだ。(特に夜間)
そこを無事に降り切ってようやく安堵する。
あとはもうひたすらR11を東へ東へと進む。
JRをくぐると道は幅広の幹線道路となり、快適に走れる。
ほとんど交通量のない大通りをマイペースに進む。
土器川を渡り、そのさき坂出ICのところは、
左側にICへの出入り口がもうけられていて昼間はちょっとナーバスなのだが
さすがにこの時間は問題なく通過。
その先であるが、いつもならR11トレースで金山をひと上りしていくのだが
ちょっともう一度本格的な上りは気力がなく、
迂回を決意して川津で左折する。
しばらく北上すると坂出駅に到着。
時刻は3:30。ちょっと駅前でおトイレを拝借し休憩。


すぐにリスタートして、しばらく線路沿いに東へ進む。
県道33号に入って、山間へと続いていく。
この辺から膝の痛みがたまらなくツラくなってくる。
あと20kmちょい、がんばってしのごう。
前方でさっき迂回したR11の高架が右手から伸びてきてそこをくぐる。
面倒な上りとトップ部分のトンネル通過を考えると、
ほとんど距離も伸びないのでこの迂回路は使えるなあ。
そのまま鈍く上り基調の県道33号をひた走る。
府中からグイっと道は左へとカーブし、
少し斜度が上がったと思ったら、R11を再びくぐる。
ここでR11に復帰してもよかったのだが、
そのまま県道33号でも高松にアプローチできるようなので、
新ルート開拓で直進する。
五色台〜太平山と続く山塊の東のへりを行く道のようで、
JR線とランデブーしながら軽く下り基調で直線的に進む。
下り基調のはずなのだが、向かい風が少しあるのと、
もうペダルを踏んでいけるような体力と膝の余裕がなく、
惰性で進んでいくような感じ。
この頃になると集中力が切れてきたのと同時に、
寒さを非常に感じるようになって、
オーラスのところで非常に厳しい状態に陥る。
こういう状態で見知らぬ道で状況が分からないと、メドも付けられず、
もう後20km足らずのはずなのに非常に不安になってくる。
とにかく寒さが辛すぎて辛すぎてどうにも我慢ならなくなる。
どこでもいいから一刻も早く休みたいのに、
この道は道沿いに全くコンビニもマクドも丼屋やもなく、
どうにもこうにも焦りと絶望感だけが漂ってきた。
朦朧と危険な状態で走り続けていると、遠くにブルーの灯りが!
あああ、ローソンだ。ローソンだよ。ありがたや〜。
ふらっふらの状況で店に飛び込むと、なんとイートイン付き!
ああ、ラッキーすぎる!
カフェオレを購入ししばし温まる。
ここで寝落ちしてしまうとちょっと怖いので、気だけはしっかり保ち、
貼るカイロを2枚購入して、腹と腰の二か所にセッティング。
それらが温まるまで店内でゆっくりと休息する。


短いながら一旦ブレイクを入れたことで、どうにか落ち着きを取り戻し、
リスタートをして、県道33号に復帰し。
道が大きく右側へカーブしたら香西を通過し、香東川を渡る。
川を渡ったらいよいよ高松市街の中心部に入ってくる。
県庁を通過し、中新町で左折してR11に入る。
北上するが、曲がりどころを間違えて築港までオーバーラン
そのまま沿岸沿いをなぞって、瀬戸大橋通りへとリカバーする。
あとはもうこの直線をひた走り、信号を左へ通れるだけです。
もう時間は十分間に合ったという安堵、
もう走らなくてもよいという安堵、
これから4時間どっぷり寝れるという安堵、
もうここまで走ったこととか、しまなみ海道のこととか忘れて、
とにかく終わったぞ!という安堵感だけ。
そうして5:00少し前にジャンボフェリー乗り場到着!
お疲れ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
取り急ぎ、カウンターに行ってチケットを購入。
まだ時間に余裕があることを確認して、一番近いセブイレに飛び込んで
祝杯のビールと脱水対策のポカリ、それから替えの下着類を購入。
そうして待合所に戻ってとりあえず清潔な下着に着替え。
そうして15分前になって案内が出され、いよいよフェリーへ乗り込みます。
さらば四国!また合う日まで!
つづく…