記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

京さんぽ

で、日曜日。
前夜のお酒の影響で朝は全滅。
このところ暇を見つけては自宅リフォームにいそしんでいたのだが、
この日は、テーブルと洗濯機がいっぺんに届く。
テーブルが業者の手違いで品番違いのものが来たので
もっかい持ってきてもらわないといけないが、
部屋が見違えるように居心地のいい空間にパワーアップしました。
それを済ませて家族でもっさんランチ。


で、ふと衝撃的な事実を思い出す。
今月1mmも走ってない!おおう!
今月はヨルのこともあったり、他の分野で忙しくしていたこともあったが
さすがにこれはマズかろうということで、無理矢理にも出動します。
時間はすでに14:30。晩御飯までにはなんとか帰宅したいので、
ジャスト100kmで、どこかいいところはないかなと思案した結果、
京都までピストンすることにします。2日続けての京都〜。
ということで、大急ぎで支度をして出動。
3月の遠征に向けて感覚を取り戻すのがメインなので、
今日はのんびり淀川CRではなく、あえて交通量の多い幹線道路を利用していきます。
城北公園通りをペース高目で入ります。
ひさしぶりの実走で、走り出しは体がすこぶる鈍い。
ペダルを漕ぐ足にもうまくパワーが伝わらず重い。
やはりブランク開け過ぎるといかんねえ。
トラフィックに対する感覚はそれほど鈍っている様子はなし。
太子橋あたりまで重ダルい感じで来たが、
そこからトライアルでパナソニック・ストレートでかっ飛ばす。
大日を過ぎ、府道13号を北上しつづけ、
仁和寺あたりでようやく走りがしっくりくるようになる。
そのまま枚方に40分ほどで到着。
河川敷は見事なお天気で遠くまで見渡せ、遠く比良山系が雪化粧している様子まではっきり。
ええ天気で、出動して正解でした。


↓晴れ晴れとした関西医大にて。遠くに比良山系の雪模様


引き続き、トラフィック対応で府道13号をトレースし、御幸橋に到達。
そこから何人かのローディーさんをパスしながら桂川CRに入ると、
急にアゲインストの風がびゅうびゅうと強くなる。
低い姿勢を保って、ペースダウンを最小に抑え込み、踏むだけ踏んで久我橋まで。
思った以上に風に削られてしまいました。
そこから、ちょっとのんびりとブレイクしながら西高瀬川沿いに北上。
千本通りでJRラインまで。
大宮通で反対側へとくぐり、七条通りのサンクスでトイレ休憩&補給品購入。
で、全く予期していなかったが、つい半日前にしこたま呑んだリド再び。


↓2日連続のリド


リドをスルーして、ごにょごにょ五条大橋までたどり着いたら、
ごった返す人ごみを慎重に切り抜けて、川端通りで一気に三条まで上がる。
三条通に入って東に進み、わずかに上り基調。
蹴上から日ノ岡まで緩く上りスタート。これを山科側には下らず、
本日の目的地・東山の山上を目指すため九条山の信号を右に折れます。


↓東山DWの蹴上側の入り口


東山ドライブウェイに入り、三条通を陸橋でまたぐと、九十九折れ区間
斜度はそれほど厳しいものではなく、ダラダラと続く上りを1.5kmほど。
ここもトライアルなのでちょっとばかしエンジンをふかせて上ります。
左手には山科の街並みをチラチラ見ながら、右へ左へぐるぐる。
しばらくして平坦となり、標識に従って将軍塚の方へ右折。
そこから少しうねうねと鈍い上りをあがり、ドンツキの駐車場に到達。
将軍塚大日堂は改装工事で入れないようだったので、駐車場横の展望台へ。


↓この分岐を右折


↓東山展望台


↓大阪側を望む。中央の流れが鴨川、その奥の山が八幡


ここは、京都市内をほぼ一望できる人気の展望スポット。
かっ飛ばしてきたので日没に無事間に合いました。
西日がなかなか強くて携帯カメラでは捉えきれていないが、
右手から、北山の山並みから、その奥愛宕山まで続き、手前嵐山から西山山系、
そうしてその最奥に大阪はキタのビル群まで見える。
その手前に、鴨川と八幡山。盆地の中央には京都タワーの細いシルエット。
何か京都を全部手中に収めたような気分になれますな。さすが将軍塚。
日の入りまでは少し時間があるし、そうなる前に下山しないと寒さが厳しいので
補給を済ませたのち退散。
また夜練で夜景を見に来ましょうかね。


↓人気スポットの様子


ゆっくりと東山DWまで戻り、右折して東山山上を縦断します。
日陰区間の下りはそここそ冷えてきましたよ。
1kmほどダウンヒルをこなすと、R1の東山トンネルの上をまたぎ、
斎場の入り口からR1合流。
合流してすぐに、渋谷通へとエスケープします。


↓五条側の入り口


ひたすら細い道を下っていき、東大路通で左折。
幅広の道を路線バスと格闘しながら進む。
東福寺で鉄道と鴨川を一挙にまたぎ、九条通
走りやすい油小路通で左折して、路肩レーンを疾走していきます。
時間的になかなか車道側は渋滞をしているが、
左折レーンがら空きなので慎重に注視しつつ40kmペースで。
当初は毎度のごとく往路と復路は違うルートで帰るつもりで、
このまま第2京阪のアップダウンでトレーニングの予定だったが
晩御飯の時間が迫っているので、最速ルートに切り替える。
宇治川を渡らずに、デルタ方面へ右折し、裏道を伝って府道124号に入る。
京阪電車とランデブーしながら納所まで。この区間少しアゲインストが強かった。
そこから桂川CRに復帰し、えっさほっさ南下していきます。
御幸橋につくころにはトワイライトで、暗くなってきました。


いつもならこれくらい暗くなれば安全策で府道13号でいくのだが、
ここは暗闇への順応もしておきたいので、あえて外灯ゼロのCRに下ります。
2つのテールライトを調整してできるだけ前方を照らしながら進む。
この時間帯は妙な小動物たちがいきなり飛び出してきたりするので注意しながら
できるだけペースを維持していく。
暗いといっても樟葉あたりまでは周囲の灯もあって何の問題もなし。
ゴルフ場横をいい気分で闇を切り裂いていきます。
牧野あたりからは木立の間を抜ける道となり、暗さが本格化します。
と、同時に非常に寒い!
ちょっとご近所をさんぽということで、
ロングの時と違ってウェアリングを薄めにしてきたのが失敗でした@@
しかし、こうやって勝手知ったるところできちんと暗さと寒さに順応しておかないと、
見知らぬ土地の暗闇ほど心細いものはないので、ちょうどいいタイミングでした。
途中から道はクネクネと蛇行をするのだが、どこも真っ暗で前方がわかりにくい!


↓真っ暗の淀川CR


そうして、19時ごろに関西医大前のファミマに到着。
補給はどら焼き1個だけだったこともあり、ここでハンガー気味だったので、
イートインでさっと補給します。
ひさびさの実走で色々チェックをしてきて、
それほどどこも鈍っていなかったので安堵したのだが、
1点だけ、ケツがどうにも痛いのよ。こればっかりはやはりサボると厳しいようですな。
しっかり腹を満たし、暖を取ったら、リスタート。
裏道を使ってR1に出て、大日からは同じルートを進んでどうにか夕飯に間に合う。
日曜日の昼下がりにちょうどいいおさんぽでした。


走行距離:102.74km
TOTAL:857.03km