記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

特訓!

久々に自転車ネタを。
といっても、今回の主役はわたくしではなく、娘さん。
小学生に入っていまだコマあり自転車しか乗れない娘。
同級生はすでに自分たちの自転車を乗り回していて、
こらいかんということで、コマなし自転車に挑戦である。
自分が子供のころはひたすら親のスパルタンな指導と根性論で
どうにかマスターしたような記憶があるが、
今日ではちゃんと自転車の乗り方を教えてくれる教室があるらしい。
いろいろ調べると堺でシマノの方々がご指導してくれる教室があり、
無料で、しかもほとんどの子が1日でマスターして帰るという。
さすがに大人気で数か月前から予約をしなければならず、
ようやく日曜日に行ってきました。


出発直前までモーレツな雨で雨天決行とはいえ本当にできるのかと
半ばあきらめモードだったのだが、とりあえず行くだけ行ってみようと出発。
すると天王寺阪和線に乗り換えるころには日差しも出て、一安心。
9:20に無事集合場所の自転車ひろばに到着。


大仙公園・自転車ひろば


↓自転車博物館サイクルセンター・自転車乗り方教室


まずは、体に合ったサイズの自転車とヘルメットを選んでもらい、
それからDVDで簡単なレクチャーをしていよいよ練習場へ。
気合十分の娘さんですが、なにぶん運動能力は全然センスないし、
なにより石橋を叩いて叩いても渡らないような超慎重派なので、
コマなし挑戦はかなり難航が予想されます。
まあ今回は完全に乗れなくても、その恐怖心だけでも払拭できれば。
とにかくまずはがんばってみましょう!


↓いざ!


ペダルを外した状態の自転車を押し歩きして
まずは広場の中央のグラウンドへ向かいます。
広場は少し傾斜があって、まずは下り基調へ向かって
足けりで勢いをつけて、車体を安定させてゴールまで進む練習。
うまい子はあっという間に乗りこなして、
すぐペダルありの練習にステップアップするが
難しい子は何度も何度も反復練習。
シマノのおっちゃんらも結構スパルタで、みんな真剣に取り組んでいます。
中には厳しすぎて泣いて脱走する子もいましたが、
安全に直結することなのであれくらいビシっとやってもらわないと。
それにしてもわずかな距離とはいえ、子供らの進む自転車について
何度も走って戻って、しかも炎天下の中、
リタイヤされたボランティアのオッチャンら
心臓発作でもなりはしないかと思うくらいハードワークをこなされて頭が下がります。


↓ガンバレ!


30分練習して10分休憩のサイクルで、途中お昼9:30〜15:30までみっちり。
娘も休憩に戻ってくるたびに大量の汗、真っ赤な顔でハードさがよくわかります。
でも絶対乗れるようになりたいし、楽しいといいながら練習に戻っていきます。
最初のペダルなしの練習も何とか午後にはクリアし、
それからペダルありの状態でひたすら特訓。
中央の広場の外周をぐるぐると自力で回れるようになると最終的にご卒業となる。
途中からおっちゃんらがつきっきりでサポートしながら、
外周を試しに回らせてっもらったが、残念ながら卒業まではいけず。
とりあえずペダルありまでは来れたので、仕上げはお父ちゃんと特訓だ!