記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

山中酒の店

昨日は仕事帰りにちょっと寄り道。
大阪の酒屋さんの中でも革新的な試みをしていて、
一躍有名になっている大国町の「山中酒の店」に行ってまいりました。
同じ系列でやっている木津市場や天満にある居酒屋には
何度かお邪魔させていただいているが、ここに来るのは実は初めてです。
閉店間際に駆け込みで入店。


↓山中酒の店


なかなかおしゃれな店構え。
2Fに貯蔵庫があるのでお好きに見て回ってくださいということで早速。
階段を上がるとすぐに分厚い扉があり、
押してはいるとフロア全体が冷蔵庫となっておりひんやりとしております。
薄暗い照明の中、左右の棚に所狭しと全国各地の名酒がズラ〜!!
思わずテンションが上がってしまいます。
オンラインでも注文できるんだけど、
やっぱり実際にこうやって自分で見て、手に取って確かめて買う方がええね。
部屋はずーっと奥まで続き、さらに隣にも同じくらい大きな部屋が続いています。


↓宝の山♪


今日のお目当ては本当は平盃を買いに来たのだけど、
せっかくなので一本だけ吟味して買うことにします。
大好きな「南」「花巴」「秋鹿」「貴」「東洋美人」「磐城壽」「奥能登の白菊」
などなどなど!!
本当に目移りしてしまいます。
ああ、楽しい♪
まさに大人のパラダイス。
15分ほど隅々まで物色。
購入した平盃が「七本槍」のものなので、
お酒もそれにしようとほぼ決めかけた時に、
棚の隅っこにふと目が留まりました。
そこにはわずか3本だけ青森は弘前の名酒「豊盃」が!
関西ではめったにお目にかかれない名酒に思わず飛びついて即決してしまいました。


↓豊盃(純米吟醸)と七本槍の平盃


帰宅後、まずは平盃を試します。
お酒は次女誕生を祝うためのものなのでしばらくはお預け。
ということで、まだちょびっと残っている安芸虎さんを注ぎます。
いつも晩酌の時はコップ酒を使っているのだけど、
平盃のほうがクイクイと干しては、注ぎ、またひと呑みということで
リズムが生まれて結構酔いにくくてよいです。


最近は酒場ではなく、気になる酒屋をちょいちょいめぐっていますが
酒屋さんによって流通経路や、蔵元とのつながりが全然違うので
ラインナップはもちろん、お酒に対する考え方にも個性がそれぞれあって面白い。