記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

中之島ホーム酒場

金曜日。
仕事終わりにTさんと、京阪電車中之島駅の酒イベントにいってきました。
京阪中之島駅は、普段はほとんど利用客がおらず閑古鳥が鳴いておりまして、
以前は特急始発のホームとして利用されていた3番ホームを有効利用しようという狙い。
ちなみに中之島線は、いずれUSJまで延伸するという壮大な最終目標があり、
そうすると、USJと京都という二大観光地を直結することができ、
大幅な競争力アップが狙えるのです。
USJ付近に京阪関連のホテル・施設が多いのはそのため。


話を元に戻すと、おけいはんは、言わずと知れた酒の町・伏見とも縁が深く、
大津線で毎年冬に運行されるおでん電車など、
酒にまつわるイベントのノウハウに長けているということで、
今回「中之島ホーム酒場」なるイベントを仕掛けた次第。
お酒イベントですから、車で来場する人はなく、
ついでに中之島線も利用してもらえますし、
企画考えた人はすごいなあと思いますが、
安全第一の運輸業界で、
お酒を扱うというのはヘタするとコンプライアンスなどを気にして、
没になりそうなところを、企画を通しちゃうところがさすがおけいはん
ひらパーの数々の斬新な仕掛けからみてもわかるように、
アグレッシブで面白い会社だと思います。


中之島ホーム酒場


18時前に会場に到着すると、すでにすごい行列。
ホームには集客力に限界があるので、
入場制限がかけられていて20分ほど待ちます。
専用の入り口から、地下溝の先端に独立島となっている3番ホームへと降ります。
すると、たくさんのお客さんでごった返した猥雑な空間が広がってます。
階段下のブースで1000円分のチケットを購入しいざいざ。


↓3番ホーム


↓隣は通常運行


ホームには会議用の長机や、ビールケースでこしらえた宴会机が並べられ、
すでに多くの人が宴で盛り上がっております。
一方停車している電車は、車両ごとに出店がされていて、
ビール、お酒(キンシ正宗さんでした)、色々なアテを売っております。
とりあえずものすごい人が右へ左へと行き交っていて、
場所取りに苦労しながら、開いている立ち飲みブースを確保。
それから酒とアテをゲットして乾杯。


↓おでん電車


↓お座敷電車


↓居酒屋仕様


なんだか満員電車に押し込められているような感じで正直落ち着きません@@
それと通勤仕様の電車でビール飲んでいるとえも言えぬ罪悪感を感じて、
それはそれで不思議な感覚で面白い。
お酒のイベントというより、おけいはんの学祭に紛れ込んだという感じで、
そういうユルユルな感じが心地よかったりします。
もう少しゆとりがあればなあとは思いますが、
まさかこれほどの反響があると京阪側も思ってなかったような気がします。
でも正直おもしろかったです。またぜひ定期的にやってください。
2人とも1000円分で、ビール2杯でさくっと〆。


↓満員電車でビール


↓ご満悦