記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

酒場探訪記 天満ローディング 「でんえん」「ダイワ食堂 天五店」「酒の奥田」

久々の酒場ローディング。
年の瀬だからというよりも、とにかく役割が多すぎ。
余裕でフローしているこの頃は、なかなか酒場へ足もむけられない。
日々進化を続ける天満の酒場事情の流れの速さになかなかついていけないが、
ボチボチ開拓もしていきますヨ。


今回1軒目は天五をちょいと上がったところにある、焼鳥の「でんえん」さんへ。
ここは毎週火・水限定で、地鶏七輪焼き食べ放題があるのだ!
1人では盛り上がらないので奥さんと2人で行ってまいりました。
まずは、食べ放題の前に、鳥刺しの5種盛りいっときます。
あまり自分は生で食べるのはあんまりなじみがなかったのだが、
新鮮な地鶏の刺身うまいねえ。
特にハツ、もも、ズリは食感もええ感じ。


↓でんえん


↓刺身5種盛り880円


ある程度腹ごしらえをして、いよいよ食べ放題スタートします。
8種類の部位食べ放題で1300円!なんてコスパざんしょ。
初回は全種類を出していただき、一気の豪快に焼いていきますよ〜。
焼き網に目いっぱい肉が並べられているとなんかええよね〜。
ということで、次々にいただきます。
ひっぷ(ぼんじり)のプニプニ・コリコリした感触がたまりませんな。
パリパリに焼いた皮もええアテです。
そして鶏といえば何と言ってもせせり。最高じゃね〜。
途中から何を焼いていて、何を食ってるのかわからなくなってきましたな。
味付けは、特製タレ、塩、ポン酢の3種類の味を楽しめるのだがどれもグーよ。
奥さんは毎度のごとく「素材の味を楽しむには塩でしょ!」と塩三昧でしたが。
牛じゃないからヘルシーだしと、好みの部位を何度もお替りをして、
おそらく今までで一番鶏肉を食った日になりました。
さすがにお腹パンパン。ごちそうさん
メニューの増える2000円バージョンもあるが、8種類食べるのでもかなりです。
お得に食べて飲んで大マンジョク。


↓火・水限定焼き放題1300円なりよ


↓焼きまくり〜


お次は、2軒隣りにある「ダイワ食堂 天五店」。
この日はおなかペコペコでがっつり行きたかったので、
赤星に合わせるのはニンニクコンビ。
ここの砂ズリはマジ最高にウマイ。
この隠し包丁がものすごくいい仕事をしていて、
ズリのコリコリ感はそのままに非常に歯ごたえがソフト。食感がたまらない。
そして軽く振ってあるカレーパウダーのニクイ演出!
アテとしてこれほどカンペキなものがあるだろうか。
思わずビールも進みます。
そしてペペロン焼きそばもこのジャンクな感じがたまりませんわ〜。ニンニキ最高!
ビールがなくなったので、ここはチューハイレモンにスイッチ。
アテもなくなったので、ここで酒の音も大本命の紅しょうがの天ぷら投入!
揚げたてのホックホクで、しょうが自体に厚みがあって、
まるでレンコンのようにサックサク。
今まで食べた紅しょうがの中で一番いまかったかも。これは酒が進みます。
〆は当然、名物のラピュタを注文します!
ラピュタとはジャコトーストの目玉焼き乗っけのこと。
ちなみにこれがチーズ乗っけだとハイジ。
熱っ熱のトーストは間違いない!ジャコの風味と目玉焼きとの相性もバツグン。
ええ〆ですなあ。ということでごちそうさん
ここは酒場というより食堂なため、瓶ビールの単価が高いので(500なにがし)、
飲み主体でじゃんじゃんいくタイプにはちょっと厳しいかもだが
自分のように飯飲み派にとってはここはもうパラダイス♪


↓ダイワ食堂


↓赤星に合わせるのはペペロン焼きそば(380円)&砂ずりニンニク(380円)


↓紅しょうがの天ぷら(280円)


↓〆はラピュタ(350円)


さて、ラストは奥田さんです。
最近登板が多く、ソロ飲みは久々で、奥田さんからも足が遠のいている。
そんな奥田さんでの注文はどうしても定番に落ち着いてしまうのだが、
最近お気に入りの注文を編み出した。名付けて偽ラーメンセット。
まずはおでんの玉子をツユ多めで注文。
玉子を割ってダシにちょちょちょっと黄身をなじませる。
そこに、自家製煮豚を注文して、ダシごと玉子をドボンさせると、
麺抜きのラーメンセット完成。
この煮豚のつけダレが結構ウマイのだが(煮豚も柔くてウマイ)、
少々濃いのでおでんだしで薄めるとともに、煮玉子を作ってしまうという
カスタムメニューなのだ。
ビールでも当然いけるが、チューハイライムも合う。