記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

酒場探訪記 南森にて 「ニコノトナリ」「糀コメノハナ」

所要の帰りに南森に寄り道。
この間はじめて行って雰囲気が気に入った「ニコノトナリ」さんで軽く一杯。
まずは大好きな安芸虎があったので迷うことなく。
グビグビ、プハア〜@@@
蒸し蒸し暑い時期に、キーンと冷えたほん甘な酒が染み渡る。
アテは定番のザーサイ奴っこ。
丸々一丁あるので、一品だけでいけちゃう。
続いては見慣れないお酒をということで
お初の「荷札酒」なるものを。
新潟は加茂錦というとこのお酒だそうで、若い杜氏さんの意欲作だそう。
グビグビ。
ちょうどいいサイズの空間、付かず離れずの女性スタッフの振る舞い、
落ち着いた雰囲気がとても気に入っている。
ただ難をつければ、そのスタッフにスケベ丸出しで絡む常連がいて、
時々それを台無しにしちゃってるのが残念。
品よくやれば粋なのにねえ。


↓ニコノトナリ


↓まずは安芸虎 夏純吟


↓ザーサイ奴っこ


↓荷札酒(新潟・加茂錦)


続いて近所に、都島の酒店・酒高蔵が
2号店をオープンさせたということで行ってみます。
地酒はもちろん、糀をつかった肴が自慢という「糀-コメノハナ」さんです。
入ってすぐに業務用冷蔵庫がどーんとお出迎え。
ざっと目視すると、鍋島とか山間とか、三芳菊とか
なかなかエッヂの効いたラインナップが飛び込んできます。
注文は卓上の紙に記入するスタイル。
とりあえず一杯目は甘口の鍋島で。
グビグビ。上品な甘さと後口のクリアさが流石。
アテは〆サバを注文。
ただ切り身が並んでいるのではなく、薬味がきれいにしつらえてあり、
刻みわさびと、糀味噌がついてくる。
二杯目はこれまた新顔をということで滋賀は湖南の「北島」を。
自宅で飲んでいる「浪乃音」でおいしかった山田錦のお父さんである
滋賀県産米の渡船をほとんど磨かずに8割磨きで仕上げた酒。
なかなかに濃厚なボディーで野趣あふれるお酒でした。
一杯が390円、490円の2段階で手ごろで、珍しいラインナップなので使えそうだ。
ただ、角打ちとは銘打っているけど、ちょっと上から目線というか、
ええ店感をぷんぷん醸し出しているのがちょっとなあ。
酒はもっと構えて呑むんじゃなく、ざっくばらんで呑みたいものです。


↓糀-コメノハナ


↓壮観な冷蔵庫。あくまで角打ちなので購入も可


↓常時30種類ほどの地酒がラインナップ


↓〆サバと北島