記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

Music Life 原田郁子sp

明日明後日はまた東京行。
心配なのは台風ダナ。帰阪できなかったらどうしよう…
とりあえず状況に任せるしかないけど、
本番に向けてがんばらなくては。
ということで、いくこちゃんSP。



【海からの風】
唄:原田郁子
作詞:いしいしんじ
作曲:オオヤユウスケ


家をゆらす 海からの風は
皿も 煙も わたしをもゆらす


どこかへ飛んでいっちゃいたいな


窓をあける 空を犬飛んでく
しっぽ逆立て 赤い布をくわえて


どこかへ飛んでいっちゃいたいな
どこへも飛んでいきたくはないな


家をゆらす 海からの風は
皿も 煙も わたしをもゆらす


どこかへ飛んでいっちゃいたいな
どこへも飛んでいきたくはないな


どこへも飛んでいきたくはないな


外国の旗
新聞紙
小魚のむれ
空き缶


派手なシーツ
三輪車
バーの看板
おばあさん



【バイタルサイン】
作詞:ミト/原田郁子
作曲:ミト


ぼくにも ゆずれないものが あるんだ


頼りないこの足取りで 確かな なにかを残してゆこう
そっとあなたには伝えたいから また ぼくは手を伸ばしてみる


ぬくもり つなぐ手


なんども 走って 転んで また走る
なんども くりかえす 立ちどまって すこし思う


あたらしい季節をゆく
たそがれが そっと肩をたたくから


この小さな息づかいも
遠い誰かにつながるように


懐かしい香りがした
忘れてたはずのことが 一瞬で


思い出す 呼び戻す 目が覚めて ハッとする
いまの気持ち この気持ち ゆずれないものを知る


不安と不安のその隙間に
何よりかえ難い 愛おしいくらし


そっと あなたには伝えたいから
また ぼくは手を伸ばしてみる


ぬくもりは胸の奥で生きてるから
おわらない ぼくはまだ歩いてるよ


刻むバイタルサイン



【re-folklore】
作詞:310
作曲:310


強い台風の去ってった夜に 
高いビルの上から 街を眺めてた
風はまだすこし 移り気で
去り際のタイミングをつかみ損ねてる
隣の住宅のネオンが 陽炎のように揺らいでた
こんな景色見たことない 見慣れていたのに


何かが変わってゆくような
そんな気がした あと少しで
何事もなく消えてゆく
6月6号 あと少しで あと少しで


終電車の 低いアナウンスが
いつもよりも 透き通って聞こえてる
このままではまたいつものように
ずっと空を ぼんやり眺めるだけ
少し瞼重くなって ゆっくり目を閉じてみる
遠くで君の声がした そろそろ行かなきゃ


気圧の谷を飛び越えた
そんな気がした あと少しで
気持ちがすっと軽くなる
そんな気分さ あと少しで あと少しで


何かが変わってゆくような
そんな気がした あと少しで
何事もなく消えてゆく
6月6号 あと少しで あと少しで


時計の針が2時を指す
気がつけばもう あと少しで
気持ちがすっと軽くなる
そんな気分さ あと少しで あと少しで


強い台風の去ってった夜に 
高いビルの上から 街を眺めてた
風はまだすこし 移り気で
去り際のタイミングをつかみ損ねてる
ラララ…