記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

トコトコ鎌倉さんぽ

会場を後に、ダッシュで三崎公園へ向かい、

どうにかバスに間に合って飛び乗ります。

興奮冷めやらぬ中、バスの中でよかったねよかったねと話をしていると

あっという間に三崎口駅に到着。

 

本当は三崎で宿を取りたかったのだけど、旅行を決めたのが直前だったのと、

クリスマス連休という事で、どこもかしこもいっぱいで取れず、

横浜辺りを見渡しても全然ホテルがなく、方々探して、

安いゲストハウスを鎌倉に発見したのでした。

なので、これからどんどこ乗り継いで鎌倉を目指します。

 

時刻はすでに21時を回っている。

チェックインの門限が23時で、おそらく間に合うだろうけど、

念のためにお宿に電話を入れる。

すると予想外に女の人の声で英語だったのでちょっとだけびっくりしつつ、

英語で事情を話して、1時間ほどで行くよと無事にお伝え。

最近のゲストハウスだとよくある。

 

久里浜に到着して少し歩き、JR線に乗り換え。

京急の方は賑わっているのにJRの駅前は昔ながらの寂れた終着駅でした。

この辺の土地勘も路線も疎いのだけど、

JR線はここを始発に東京湾をぐるりして千葉まで行けるんだ。

 

22:30頃に鎌倉に到着。鎌倉、いつぶりだろう?

ちょこちょこつまんではいたが、小腹が減ったので駅前のマクドで買い込んで、

目的の宿までトコトコ歩いて10分。

今回のお宿は「大町ジャンクション」さんです。

家族4人でポッキリ1万円で、ロフト付きの一部屋。

一人旅や山の前ノリで安いゲストハウスはよく利用するけど、

家族旅行では初めてで、特に小さな子供がいるので色々大丈夫かなあと思いましたが、

でっかいベッドがどーんとあり、一日遊び倒して、到着も遅かったので、

家族で川の字になってすぐにゆっくり寝ることができました。

 

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朝はゆっくり目におはよう。

清々しい朝です。

支度をして宿を出て駅前に向かうと、

途中に通称レンバイと呼ばれる農協直売市場があり、思わず飛び込みます。

今から一日観光して大阪まで帰るには重たいので手は出せなかったけど、

美味しそうなお野菜たちが色とりどりあって面白い。

やっぱり活気ある朝市は楽しい。

 

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野菜たちが並ぶ一角を外れるところにはカフェやベーカリー、

燻製屋さんなどもありましたが、我々がひきつけられたのは

干物の「ヨリドコロ」さん。

ちょうど干物を焼いている香ばしい匂いが漂っていて、試しにどうぞといただく。

お魚大好き家族にとってはたまらないご馳走!!

旨い!!

お店のお母さんも色々とおしゃべりをしてくれて、

思いがけずいっぱい買ってしまいましたが、楽しい買い物ができました。

 

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さて、朝のひと時を楽しんだら、その足でまずはお参り。

大通りを通って、階段を上って鶴岡八幡宮

 

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お参りが済んだら、あとは小町通りでいろいろとお土産を見て回ったり、

定番の鳩サブレを買ったり、女子のショッピングタイム。

3人ともウキウキしすぎ!!

 

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一旦、鎌倉駅に戻り、まだ時間があるので、

どうせなら子供たちにびっくりするものを見せたいと、

タクシーで高徳院のあたりまで。

せっかくの鎌倉なので、大仏さんを拝みにやってきました。

子ども達はその大きさにびっくりしてワーワー大騒ぎ。

 

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そこから江ノ電長谷駅へトコトコ歩きますが、

もうちょっとだけなら寄り道ができそう。

そのまま線路を渡って由比ヶ浜に。

少し風があって寒いけど、押し寄せる波にキャッキャと長女が遊び、

次女はそれをこわごわ見つめながら貝殻拾いをしたり、

思った以上に楽しんでくれました。

あまりに夢中で騒いでいたら、カラスが後方に置いていた荷物から

豆菓子を引っ張り出してつついているのに気づき、こら~!!!

 

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わずか3駅ながら、江ノ電に十数年ぶりに乗り、鎌倉まで戻ってきました。

晩にクリスマス会があるため、少し早いですがこれにて帰路につきます。

一旦大船に出て、そこから小田原まで。

 

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小田原からは新幹線ですが、ひかりorこだましか止まりません。

早く帰るなら名古屋で乗り換えが必要だけど、

そのためにたいそうな荷物と子供たちをやりくりして、

改めて席を確保しないといけない面倒を考えると、

ガラガラのこだまでの方が断然楽。

ということで、のんびりダラダラと帰阪。

 

いい旅だったなあ。

 

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