記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

2018Gパトの夏 朝日2週目6日目 はっぴいばーすでー

さて、早いもので朝日小屋での2クール目もいよいよ最終日。

翌日には出発して再び白馬山荘へと赴いて1週間そこで任務をこなし、

最終下山に再びここに1泊します。

気が付けば、この山暮らしももうおしまいが近づいてきました。

入山までは、何にがどうなるか全く予想できませんでしたが、

素晴らしいパートナー、素晴らしい山の人達、

素晴らしい天気に恵まれ、

本当に楽しい山暮らしが続いています。

 

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この日も下界は雲海がびっしりと広がって、

上空はスッキリとした青空。

午前中は小屋の仕事に従事して、

おやつには誰かのお土産の上等なカステラ。

そのあと昼まではのんびり自由時間。

お別れも近いのでプレゼントにニマさんの似顔絵を描いたり。

 

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昼ご飯を食べて、

昼以降もこの日は小屋のお手伝いに忙しく。

夕方まで少し長い休憩があり、

仕事再開までにウネちゃんとギターの練習。

ちょうどこの日、小屋スタッフのYさんがお誕生日。

何かできないかと2人で思案した結果、

バースデーケーキはさすがに無理だけど、

その代わりにバースデーかき氷をプレゼントしよう!

ということになり、

前朝日の斜面に残っている雪渓まで登って行って、

掘り返して綺麗な氷を取ってくる。

 

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そのまま渡してもアレだし、

せっかくギターがあるのだから、

2人でお誕生日の歌を披露して、

ドッキリを仕掛けることに。

そのためにはもう一人協力者が必要なので、

ちょうど昼寝から起きてきたKさんに作戦を打ち明ける。

氷は黒蜜と抹茶きな粉があるので、それでデコレーション。

これで準備万端!!

休み明けのスタッフミーティングに

皆が集まってきたタイミングで

ウネちゃんと二人でギターを弾きながら、

ハッピバースデーYさん♪と氷とともに登場。

みんなびっくらぽんとなっていましたが、

一生の思い出に残る誕生日ですと言ってもらって、

サプライズ大成功!!

でも、動画撮りたいからもう一回出てきてと言われて、

2回目出てくるのはちょっと恥ずかしかった@@

氷はほかのスタッフの分もどっさりと採ってきたので、

みんなで黒蜜ときな粉をかけておやつにいただきました。

 

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この日は終日小屋のお手伝いに従事して終了。

晩は水餃子なべ。

食卓には「よもじい辛いのん」という謎のゲキ辛調味料があって

毎晩、誰かがヒーハー言っているのだが、

ほんのひとつまみで全身に電気が走る。

この晩もあちらこちらでヒーハーと猛威を振るっておりました笑

自分はあれこれスパイスは詳しいし、

辛いもの好きで色々食べていますが

これより辛い食べ物はなかなかないよっていうくらいの超危険物。

 

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晩ごはんを終えると、

ちょうどいいタイミングで夕暮れ。

あまりの光景にスタッフみんな飛び出す。

翌日、我々が発つのと同時に、

ガッパ隊の方々や休暇に出る人で下山する人もいて、

お別れに写真大会。

みんな大好きだぁ。

 

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ということで、いよいよ明日は、

再び白馬を目指します。 

 つづく・・・