記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

いだてんロゴ製作

ツイッターのヘッダー画像を先日の北穂の写真に変えた時に、

そういえば、プロフィール画像

去年のアンサンブルズ東京のままだったと気づく。

あのチキンを被って演奏する一枚は、

大のお気に入りなんだけど、

変更することにしました。

 

で、せっかく坊主になったいい機会なので、

それをうまく再利用?しようと思い立ち、

衣装もせっかく作ったし、

もういっちょ四三さんで。

あの、インパクト大の横尾忠則作のロゴを再現してみることに。

それがこちら。

 

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まずは撮影です。

奥さんにカメラをお願いして、

1ポーズ1ポーズごとに撮っていきます。

そのために、姿勢や表情、

手や足の向きなど細かく考察をして、

その通りにするのですが、これがなかなか難しい。

一見してデザインを見ると自然な動きのようでいて、

これはダイナミックな動きを表現するために、

極めてデフォルメされた動きで、

おそらく、歌舞伎の所作なども

ポーズに取り入れられているのだと思いますが

その姿勢のままキープするのがとっても大変!!

表情も、いわゆる”歌舞く(かぶく)”必要があって、

まゆ毛を上げたり下げたり、色々しましたが、

これはもう、鍛錬された歌舞伎役者だからこそ、

勘九郎さんだからこそできるものなのだなあと実感。

奥さんに細かく指示を受けながら調整して、

どうにか撮影を終える頃には汗だく&筋肉痛です@@@

 

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とにかく何枚も何枚も撮影をし、本物と見比べて、

使えそうな候補を少しずつ絞って、

最終的に採用の写真をチョイスして補正作業。

 

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自分はアナログ人間なので、

あまりデジタル技術は駆使できないし、

そんなソフトもないので、

ちまちまとハサミで切り抜いて、

それを並べで、上にしたり下にしたりしてオブジェを作る。

実は繋がってそうで繋がってなかったり。

撮影の際にやはり本物と比べて誤差が出るので、

うまくはまらないパズルのように

ああでもないこうでもないとして

どうにかそれらしくしましたが、

綺麗な縁に成型するのはやっぱり難しい…

このあたりもやっぱりプロフェッショナルのクオリティと

お遊びとは当然全然違います。

それでもパロディーにしてはまずまずの出来ではないかしらん?

 

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あとは、切り抜きのゴミ類を丁寧に消していって、

背景に色を付け、文字関連も作成して

がっちゃんこして完成です。

 

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もはや何のためにやってるのかよくわからないけど、

この多忙の中、2日も費やしてしまいました笑

まあこういう面白そうなこと、モノ作りが性分なのですな。