26年目の1.17
昨日は26年目の1.17でした。
毎年参加している三宮の東遊園地で行われる「1.17のつどい」。
随分迷いましたが、今年も参加してきました。
他のことはさておき、こればっかりは…
コロナ禍の影響で、今年は竹灯籠の数もぐっと減ってしまい、
逆に紙による燈籠で震災直後のスローガンでもあった「がんばろう」の文字。
張りつめた冬の空気の中、だれ一人喋り声を出すことなく、
静かに、ただ静かに、5:46を迎え、黙とう。
今年は日曜日ということで、
初めて長女も一緒に参加しました。
彼女にとっては、当然生まれる前の出来事、
教科書に載っている歴史の出来事でしかありません。
彼女を含め、子供たちの世代、次の世代に、
震災の記憶を引き継いでいくこと、
防災への意識を学ぶ機会を与えること、
26年もの歳月がそれを必要とさせます。
知識として知るだけではなく、
実際の場所に立ち、その空気や思いに触れ、
実感として学ぶことをしてほしかったのです。
毎年は、深夜に出発をして、5:46の東遊園地を目指す
追悼ウォークをしていますが、
今年は長女も一緒ということで、
夜通し歩くことは色々リスクが高いので取りやめ、
1.17のつどいを終えた後に、昼間の神戸の街を歩いて、
阪急西宮北口駅を目指して歩き、無事完走しました。
それについてはまた追って。
今年の1.17は毎年とは迎え方が違ったので、
思い出深いものとなりました。