ちょいと岩湧山
こちらも3月の話。
健康診断の結果が軒並み悪くなっていて、
もちろんコロナの影響大なのですが、
一番大きいなあと感じているのは、
自宅勤務となって、通勤がなくなったこと。
自分は人よりも良く歩く方で、ここ5年以上は、
平日でも平均1万歩以上で、
それに加えて週末は山歩きなどで5万、6万歩とかだったのが、
去年は年平均で5千を下回っていて、
その分新陳代謝がガクっと落ちてしまっているのが、
きっとかなり大きいのだ。
これはいかん!と、今年に入ってから、
積極的に歩いたり近場でいいので自転車でめぐるようにしている。
で、とある週末、たまには違うお山をと思って、
あまり日頃は足を向かない和泉葛城山系へ。
眺望の良い岩湧山へ、久々に。
ということで、昼から出動で、
南海電車でアプローチして、天見駅に降り立ったのが13:40。
帰りの滝畑からのバスが17:13(その次の最終19:08はそも除外)。
意外と距離があるので、
最初からそこそこのペースでいかないといけない。
駅を出て、旧R371を渡り、小さな集落を進みます。
さらに少し歩いたところが、砥石谷登山道の入り口。
ここからしばらくは舗装されたなだらかな道を、
小さな谷伝いに進んでいきます。
ある程度進んでいくと、まずまず急な階段が登場。
そこをえっちらおっちら上り詰め、
少し開けたところの鉄塔を過ぎると
ダイヤモンドトレイルの本線に合流します。
ダイトレは2017年に屯鶴峯から槇尾山までのフル52㎞を完歩しました。
ダイトレに入り、最初のうちは、
ゆるく上ったり下りたり、静かな森歩き。
じきに視界が開けて、鉄塔が見えてきます。
その先からがいよいよ本番。
延々と続く急な階段地獄が待ち受けます。
登れども登れども階段。
体力不足の体にはかなりキビシ~@@
本当にしんどいです。
どうにかこうにか一番の難所をクリアして、
ようやく三合目に到着。
さすがにちょっと休憩を入れました。
ここからは山の尾根伝いに平たんな道を水平移動です。
六合目のところで、山は二重稜線となり、
一本北側の尾根へと進みます。
五ツ辻までは斜面をなぞるようにして進みながら、
相変わらずの階段も。
そこからさらに、鈍いアップダウンを繰り返していきます。
北にある岩湧寺からのアプローチ道をいくつかクリアして
森を抜けると前方に茅場広がる山が見えてきました。
この最後の階段がなかなかどうして、
かなり骨が折れますが、
これを登ったところが岩湧山のテッペン。
ここは眺望が良くて、
この日はあいにくの曇天だったので、
あまり遠くまでは見渡せず。
ちょっと風もあって寒いし、バスの時間もあるので、
10分ほどで退散します。
すすきの原をゆっくりと降りていきます。
扇山の鉄塔からは、稜線の南側に回り込んで、
森を抜けていきます。
軽快にペースを上げて無事時間に間に合うように
滝畑まで降りてきました。
時間通りにバスで河内長野まで出て、そこから南海で帰宅。
見晴らしがいいこともあって、
ビギナー向けの山として紹介されることも多いのだけど、
いやいや、どうして、そこそこの距離、
そしてあの地獄階段は伊達じゃない。
でも確かにいいお山です。
【山行記録】
13:40南海天見駅⇒13:49流谷八幡神社⇒13:53砥石谷林道入口分岐⇒
14:20ダイトレ砥石谷道分岐⇒14:45岩湧山三合目⇒14:53岩湧山四合目⇒