記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

神戸ナイツ 「和酒BAR 醸し屋」「ぼでが」

金曜日は神戸にて呑み。
かのあっちょが長らくの流浪の旅を終えて、関西勤務に復帰。
ただ今研修中で神戸に1か月缶詰らしく、珍しく神戸呑みで結集す。
仕事終わりということもあり、結局20時集合。
花金(もはや死語?)ということもあり、すでに出遅れていたが、
やはりうまい酒をじっくりやりたいなあということで、
1軒目は地下にある「和酒BAR 醸し屋」からスタート。


↓和酒BAR 醸し屋


お店はカウンター6席とテーブル2卓だけの小バコで、
女将がお一人で切り盛りされています。
うっすらと懐メロがかかり、なんともまったりとした心地よい空間。
カウンター横並びでまずは付出しをアテにたちまちビールから。
それぞれ近況方向に花が咲きます。


↓付出し


それから日本酒にスイッチ。
20種類ほど常備されていて全国津々浦々バランスの良いラインナップ。
まずはひやおろし黒龍からスタート。
途中、テーブルが空いたのでそちらへ移動させていただき、
酒も話もヒートアップ。
いやいやあっちょ=ヤクル党の同志とばかり思っていたのに、
いつのまにやら、よりにもよって虎党に寝返りが発覚。馬鹿野郎!
途中で、お決まりのガンダムファイトとなると、
急に後ろのテーブルの人が身を乗り出してきて「今ガンダムって言った?ガンダム話?」と
すごい勢いで食いついてきた。
東京からの出張という同世代の人は、自分のお連れさんを完全に置いてきぼりにして
こちらの輪に加わり、アツくガンダム愛を語っておられました。
さすがのヒートアップに女将さんも「まあまあ」とたしなめられておられましたが、
いきなりの飛び込みで超ビビリましたが、なかなかおもろかったです。
なかなか小さくて家庭的な空間で、女将さんは気配りも話の機転も聞いて、
ええお店でした。


黒龍


↓佐久乃花


2軒目はその向かいのビルの2Fにある「ぼでが」さんへ。
ここも女性のスタッフが切り盛りしている小さな小料理屋さん。
雑居ビルの2Fとちょっと入りづらいところですが、
店内はものすごくきれいで明るく好感が持てます。
ここは関西では珍しく大好きな秋田のお酒「新政酒造」さん推しのお店のようで、
佐藤卯兵衛、NO.6、亜麻猫、エクリュなどヨダレ物のラインナップ。
お料理も、女性ならではの優しい味付けのおばんさいがウマシ!
本当に神戸で日本酒楽しむなら間違いのないお店でした。


↓新政NO.6(X-type


↓新政 エクリュ


↓鍋島&稲村屋


帰りがけ、思わず荷物を忘れたまま店を出てきてしまい、
女将さんが慌ててダッシュで持ってきてくれました。
かたじけない!
ということで、終電で帰宅。
トメは京都、わたくしは大阪、あっちょは神戸と三都出そろいまして、
また酒場めぐりがヒートアップしそうです。
ほな、つぎは京都にて!


↓よき酒じゃった